あるがままに生きるために〜コミュニティSangoで暮らす日々のキロク〜

魂の成長を目的としたコミュニティ『Sango』の住人である大北のブログ。“祈りと喜びで育つ畑”「Sangoファーム中城」の園主でもあり、とっても敏感(HSP・エンパス)なアスぺ男子。沖縄の雄大な自然の中で、仲間と共にあるがままに生きる。そんな日々の暮らし・畑仕事の実験や気づきなどを綴っています。敏感男子、ただいま地球に適応中٩( 'ω' )و

命と向き合ってきた

こんばんは。

発達障がい人の大北です。

 

沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、

安心の中で喜びを分かち合える

暮らしの場を仲間とともに育んでおります。

 

今日から2日間、

全体ミーティング。

 

今日は1日中、

朝から晩まで建築の話。

 

みんなの意見を待つこと。

耳を傾けること。促すこと。

 

これが僕はまだまだだ。

 

誰かが伝えてはじめた意見も、

ちょっと言葉が詰まったり、

足りなかったりした瞬間も、

 

勝手に解釈して、

「これってこういうこと?」

「〇〇って言いたいんだよね。」

って先取りして言ってしまう。

 

良かれと思ってやっていることが、

相手の伝える意欲を削いでしまう。

 

人の意見を待って。

耳を傾けて聴いてみると、

「そんなふうに考えていたんだ!」

と驚く瞬間があった。

 

「これでいいよね」と進もうとしていた案とは、

全然違う意見だった。

 

人の意見の良し悪しは関係ない。

その人の「したいこと」に耳を傾ける。

 

その人のしたいことができるのか?

をすぐにジャッジして、

「それは無理だよ」とか言わない。

 

本当にできるのか?

現場まで足を運んで、実際に測量して、

確認するまで一緒にやる。

 

目で見ないとわからないことがある。

 

その案がフィットしなかったとしても、

そこから新しいアイデアが生まれることもある。

 

今日の話の広がりは、

耳を傾けたことから始まった。

 

勝手に判断しない。

粘り強く意見を聴く。

 

大事だ。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

また別の話。

 

断食を引き受けるかどうかという話について、

最初躊躇してしまう僕がいた。

 

命と向き合う、命を引き受けることへの躊躇。

 

100%できると思えないと、

できるにならない僕の癖。

 

先にできない理由を考えてしまう。

 

「自分には他にやることがあるから。」

「今の自分じゃ足りないから。」

そうやって自分を引かせてしまう。

 

でも今日は、

引こうとする自分を止める僕がいた。

 

やりたい。手をあげたい。

命と向き合いたい。

そんな自分の意思を感じた。

 

命と向き合うことは、

ここ最近ずーっとやってきてる。

 

ウーファーさんを何人も受け入れてきた。

 

誰が受け入れられなくなったとしても、

自分が受け入れる。

 

そう決めて、

約半年間やり続けた。

 

その肯定感が、

今の僕を後押ししてる。

 

関わらせてもらえた分だけ、

確かに強くなっている。

 

だから改めて、

「僕にも引き受けさせてください」と、

伝えることができた。

 

後出しだったのが惜しい!!悔しい!!

相変わらずの課題だね。

 

モコさんにも伝えてもらったけれど、

よくよく振り返ってみれば、

命と向き合ってきたことは、

ウーファーさんだけの話じゃない。

 

家族とも向き合ってきたし、

ゆりさんともSangoの仲間とも、

向き合ってきたね。

 

やれてきた自分を、

見つけるだけ。

 

やってきたことを、

やるだけ。

 

3・11前の、

満月に向かう夜。

 

もうその時が迫ってる。

 

今こそ、

"もう一段高い自分を掴み取る"

ですね。

 

今日も気づきに感謝です。

まるっ!

 

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性なるものについて

こんばんは。

発達障がい人の大北です。

 

沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、

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本日は、

メンタルクリニックの受診日。

 

 

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(前回はこちら)

 

今回は心理士さんと、

自分の性に関するお話をしました。

 

先日、女の子の服を買って、

とても嬉しかったということを、

お伝えしたのです。

 

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そこから、

幼少期の母親との関係についての話へと、

話が広がってゆき、

心理士さんと性自認について深掘りしてゆきました。

 

心理士さん曰く、

大北さんはLGBTQ+にあたるところのQ。
クィアもしくはクエッショニングではないかと感じました。」

と伝えていただいたのです。

 

さらにそこから、

性自認については、

生得的な場合と、後天的な場合があると僕は考えています。

大北さんの場合は後天的な要素が強いのかもしれませんね。」

と心理士さんに伝えていただいたのです。

 

心理士さんと会話する中で見えてきたことは、

母との関係。

 

「母が僕を"男"として育てることを、

無意識のうちに避けていたのではないか。」

ということ。

 

母自身に男性に対する苦手意識があったことを、

僕は大人になってから母の手記を通じて知りました。

 

でも本当は幼少時分から、

母の男に対する苦手意識を受け取っていたのかもしれません。

 

"男"になっていくことは、

母に望まれないこと。

 

同時に、

"女"になっていくことも

社会から望まれない。

 

だから僕は、

「自分の性をどう扱えばいいのか?」

わからなくなってしまった過去があったのだと、

理解することができました。

 

心理士さんとの会話をつうじて、

自分の苦しみを理解できたことは嬉しかったです。

 

でも同時に、

心がざわざわと落ち着かなくなる自分がいました。

 

心理士さんとの時間が終了に近づいてきた時、

「最後に何か気になることはありますか?」と問われ、

自分の心のざわつきを正直に伝えました。

 

女物の服を買えて、

女の子でありたい自分を受け入れることができて、

喜んでいたけれど、

 

もしそれが、

母親との関係から後天的に生まれた

女性性だったのだとしたら、

 

母との関係が違ってたら、

自分は男性だとなってくできていたかもしれないのだろうか?

 

自分が女性でありたいと思う気持ちは、

母との間で生まれた傷でしかなくて、

嘘なんだろうか??

 

おととい、

「女の子でいいんだ。」と受け入れたばかりだったので、

 

後天的に生まれた性自認だと伝えられたことで、

自分の気持ちを脅かされた気がして、

不安になった自分がいたのです。

 

その気持ちを正直にお伝えしました。

 

すると心理士さんは、

「色々とお伝えして、混乱させてしまったかもしれません。

生得的か後天的か。過去がどうであったかも、

重要ではないと僕は考えています。」

 

「大切なのは、

大北さんがどう在りたいか

だと僕は思います。」

 

と伝えてくれました。

 

その言葉にまた、

後押しをもらいました。

 

"今日は女の子でいたい。

でも明日は男の子かもしれない。"

 

そんな自分でいいんだ。

 

大切なことは、

過去の苦しみも超えて、周囲の評価も超えて、

自分が自分を受け入れる勇気。

 

性は、

グラデーションのあるものだと捉えるといい。

 

www.city.yachiyo.chiba.jp

 

そんな言葉にも出会いました。

 

0か100ではなく、

40のときもあれば、60の時もある。

 

人によっては、

そうではないかもしれないけれど、

 

今の僕にとっては、

それがいい。

 

自分が自分を受け入れられることが、

何より大切。

 

とても嬉しい気づきを

いただいた今日でした。

 

感謝です。

まるっ!!

 

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(こんな自分に出会えて嬉しい😊)

 

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今日のぼくは女の子

こんばんは。

発達障がい人の大北です。

 

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今日は朝から元気がでず、

モコさんから、

「嫉妬がたくさん聞こえてくるよ。」

と伝えていただきました。

 

その言葉をきっかけに、

どんどん感情が溢れ出してきて、

 

人の自由を羨ましがる気持ちに、

気づいたのです。

 

自分が自由になることを許せない。

 

どんな自由を許せないかを、

見つめてゆくと出会ったのは、

性に対する自由。

 

僕はトランスジェンダー

女の子でありたい気持ちがとても強いです。

 

でも同時に、身体的にも精神的にも、

男子であろうとする自分もいます。

 

結果的に、

男子にもなれず、女子にもなれない。

 

そんなジレンマを抱える自分が、

奥深くにいたことに、

気づかせてもらいました。

 

気づいたところで、

行動編。

 

今日は予定を変更して、

女物の服を買い出しに行くことに!!

 

自分に女であってもいい、

という許可を出すためのチャレンジ。

 

今回は、

ブラウスとストッキングを、

買いに行くことになりました。

 

早速イオンに行きまして、

モコさんにいい感じの服を見繕ってもらって。
(ものの10分で買い物終了笑)

 

こんなブラウスを買いました!!

かわいい!!

 

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イオンで購入して、

早速お店のトイレでお着替え笑

 

こちらのブラウスの上から、

ゆりさんに譲ってもらったカーディガンを羽織って、

まりえさんからもらったパンツスカートを履き、

めちゃ可愛いコーデになって大満足。

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(実際に来ている写真撮るの忘れた!!)

 

朝はあれだけ気持ちが落ちていたのに、

心も体も軽くて、すごいウキウキ気分。

 

パンツヒラヒラ、

カーディガンゆるゆる、

ブラウスの質感も柔らかく。

 

着る服が変わると同時に、

心もどんどん柔らかくなっていく。

 

今日はその格好で色々な人と出会いましたが、

みんなが、

「可愛い!」「とっても似合ってる。」

「今度は僕にもコーデさせてほしい!」

と色々伝えてくれて、

その暖かい反応もとても嬉しかったです。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

0か100かで考えてしまうところが、

僕の気質としてあります。

 

自分が男か女か、

白黒はっきり決められないことに、

ずっとわじわじしていました。

 

決めていない自分をダメにしているから、

周りの人にも伝えられない。

隠れてこそこそ女の子する。

 

結局のところ、

自分で自分の性を受け入れられないという、

ジレンマの中にずっといました。

 

でも、

1つの選択にとらわれる必要なんてなかった。

もっと自由な自分を許していい。

 

"男でも女でもないどっちつかず"

ではなく、

"男でもあり女でもある自由"

が本当のところ。

 

あらゆる人間が、

男性性と女性性を持っている。

 

だから僕も、

男の子な日もあれば、女の子な日もある。

 

今日の僕はおんなのこ。

明日は明日の風が吹く

それでいい。

 

 

また1つ自分を許せた嬉しい1日。

 

僕という多様性を、

当然のように暖かく受け入れてくれる仲間たちとともに、

生きることができていること。

 

ありがたいです。

 

感謝を込めて。

まるっ!!

 

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聴いてる、嗅いでる、感じてる。ならばどうする?

こんばんは。

発達障がい人の大北です。

 

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実家から沖縄に帰ってきて、
まず驚いたことは、

朝目が覚めた時、無意識のうちに、

自分の布団の匂いを嗅いでる自分がいたこと。

 

あまり香りのしない嗅ぎ慣れた匂い。

その匂いにとても安心している自分がいました。

 

実家では、

色々な匂いがしました。

 

芳香剤の匂い、ご飯の匂い、

嗅ぎ慣れない布団の匂い。

 

特に芳香剤の匂いがもうダメで、

父に「僕のいる間だけどこかにやってほしい。」

とお願いしたほどでした。

 

常に何かの匂いがある。

という状況は僕にとってはなかなかのストレスで、

無意識のうちに嗅覚を麻痺させていたのです。

 

だからこそ、

東村に戻ってきてから、

やたらと鼻で匂いを嗅ぐ。

 

「匂いがない。」という安心を、

取り戻すことに必死でした笑

 

前実家にいるときは、

ここまで鼻がおかしくはならなかった。

 

そのくらい、

感覚が敏感になってきている今なのです。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

音に対してもとても敏感です。

 

ガチャガチャ音がする場所に、

長くはいられません。

 

話しているときに、

いろんな音が聞こえると集中できなくなります。

 

特に人の話し声。

ちょっとしたこそこそ話でも耳に入ると、

途端に集中力が落ち始めます。

 

音には常に感情が乗っかっていて、

音を出している人の気持ちまで、

ダイレクトに受け取ってしまうので、

とても大変。

 

だから最近、

ヘッドフォンを買いました。

 

(ゆりさんとお揃い☺️)

 

ゆりさんが使っているものを、

試しに使わせてもらってすごく良かったので、

思い切って買いました。

 

音楽を流さなくても、

ヘッドフォンをつけるだけで安心します。

 

ノイズキャンセリング機能が、

周囲の物音をだいぶカットしてくれます。

 

おかげさまで目の前の物事や会話に、

集中しやすくなりました。

 

そして同時に、

ヘッドフォンを外したときに聞こえる音の数にびっくり。

 

「こんなにもたくさんの音を耳で感じていたのか!」と、

とても驚きました。

 

どんどん敏感になっている自分を、

守る術も必要であると実感する今です。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そして、

五感を超えて、受け取っているものもあります。

 

波動。

 

言葉を聴いたり、表情を見たりしなくても、

その場にいるだけで、その場から離れていても、

伝わってくる様々な感情があります。

 

ここ最近は、

外国からのウーファーさんも含め様々な人の出入りがあり、

かつ僕達スタッフも様々なプログラムなどに動いていたので、

 

言葉にならない波動のぶつかりも、

なかなかたくさんありました。

 

そんなこともキャッチしていたのですが、

大切なのはそこから。

 

「だとしたら、どうする?」

という行動編。

 

今回は、色々なことに気づいていたものの、

行動には繋げられませんでした。

 

今朝、

モコさんが僕と同じようなことを受け取っていて、

見事に行動編を伝えてくださいました。

 

"社長"であるからには、

課題をただ感じる、気づく、見つけるだけでは足りない。

 

その課題を改善するために、

どう行動するのか?

 

自分が動くのか?周りを巻き込むのか?

人に相談したり、

気になっていることを伝えたり。

 

アクションしてこそ、

道は拓けていくもの。

 

タイミングをずーっと待っていては、

結局流れてしまう。

 

他に気づいた誰かに、

させてしまうことになる。

 

感じた今、即行動が大事ですね。

 

今日も大切な気づきをいただきました。

感謝の1日でした。

 

まるっ!

 

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(感じた課題をどう行動に移すか、夜遅くまで話し合い。楽しかったー!🥰)

 

 

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祖母に発達障害を伝えてみた

こんばんは。

発達障がい人の大北です。

 

沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、

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久しぶりのブログ更新。

 

なかなか日々を忙しく過ごしてしまい、

毎日バタンキューだったので、

やっとこさ落ち着いております。

 

本日書くのは、

先日の帰省の旅の続きのお話。

 

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里帰り初日は、

父に発達障害のことを伝えることができました。

 

そして2日目。

父と共に、祖父の納骨のために京都へ。

 

親子二人で電車旅。

 

道中も、

自分の障害のことを色々と話しました。

 

満員電車では人酔いすることや、

炭酸水を飲まないと落ち着かないことなど。

 

1つ1つの症状を説明してゆきます。

 

すると父の方からも、

僕の気質について質問してくれるようにもなって。

 

雪が降っててとても寒かったので、

「暖かいコーヒーを飲みたい」と伝え、

コンビニでコーヒーを買ったら、

 

「それも障害的な気質なのか?」と尋ねられ、

「いや、寒いだけ笑」と答える僕。

 

関心を持ってもらえることはとても有難いです。

 

そして祖父の納骨先である大谷本廟へ。

 

 

そこで母の弟である叔父さん家族と、

約10年ぶりのご対面。

 

いとこの双子ちゃんは、

いつの間にか社会人に(笑

その急激な変化に何を喋ればいいのやら。。。笑

 

人見知りが盛大に発動し、

そわそわしながら納骨を終えました笑

 

叔父さん家族とは、

夕方に行われる親族の集まりまで、

しばし別行動。

 

(母方の祖父の納骨後は、母と父方の祖父の納骨先である知恩院へもお参りしました)

 

そして僕と父は、

父方の祖母の家へ。

 

ここで僕の中で1つの想いが。

 

それは、

"祖母に発達障害のことを伝えるか否か。。。"

ということ。

 

伝えたらびっくりさせちゃうかなぁとか、

どんな反応が返ってくるんだろうとか、

色々と考え、結局伝えるかどうか決めきれず、

祖母のお家へ到着。

 

昼食を食べながら、

祖母と世間話をしながら1時間経過(笑

 

祖母との再会も3年ぶりですが、

変わらず祖母が暖かく僕を受け入れてくれていることに安心し、

勇気を出して、発達障害のことをお伝えしました。

 

ずっと祖母には言えずにいたけれど、

社会人になってから壁にぶち当たり、

生きづらさを感じていたこと。

 

「あなたは発達障害だよ。」と伝えられ、

最初は受け入れるのに抵抗したけれど、

徐々に受け入れていったこと。

 

1年半前に意を決してメンタルクリニックを受診し、

正式に診断をもらい、障害者手帳を持ったこと。

障害者年金の受給も視野に入れていること。

 

自分の今と、

これまでの経緯を伝えました。

 

祖母は88歳。

発達障害なんてハの字もない時代から、

ずっと生きてきた人。

 

これだけ世代の離れた人に伝わるのだろうか?

と僕は勝手にドキドキしていました。

 

すると祖母からは、

予想外の返事が。

 

祖母は

「自分でそれに気づけるってすごいね。」

と伝えてくれたのです。

 

想像の斜め上をいく答えに驚きました。

 

話を聞いていくと、祖母もその人生の中で、

障害について色々と感じることや考えがあり、

発達障害というものについても、

元々理解があったのだと知りました。

 

「この年代の人だからわかってもらえない」

というのも僕が決めつけた思い込みでした。

 

同時に、

祖母の歩んできた道や人生観についても、

初めて聞くことができとても嬉しかったです。

 

自分を理解するということと、

家族を理解するということは、

とても深いつながりがある。

 

自分の血縁との交流をつうじて、

同じ遺伝子を持つ僕自身についても

新たな発見がありました。

 

何より、

祖母に受け入れてもらえたということで、

僕の安心がより深まり、嬉しかったです。

 

旅はもう少し続く。

 

今日も気づきに感謝です。

まるっ!!

 

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心に呼吸を

こんばんは。

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実家への帰省を終えて、

沖縄へ帰ってきて丸2日たちました。

 

 

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帰省の話は他にも書きたいことがあるのですが、

書く時間がありません笑

 

昨日は時差ぼけみたいな形で少しぼーっとしておりました。

 

帰省の前はキャンプに行っており、

かれこれ約1週間ほどSangoを離れていたので、

 

帰ってきてからのリズムがつかめず、

何をしていいのかもいまいちわからず、

ピントが合っておりませんでした。

 

しかし昨晩、

お山の本館にネズミさん侵入事件があり。

 

今日は早朝からネズミさんを追い出すため、
家中の荷物を外に出して、

ネズミさんを捜索するお祭り騒ぎ笑

(結局ネズミさんは見つからず。どこへ消えた!?)

 

急にギアチェンジが起こり、

めまぐるしいスピードアップ。

 

さらに新しい案件がどんどんやってきて笑

日常が帰ってまいりました笑

 

「帰って早々大人気だね笑」なんて言われながら、

あちらこちらで話し合い。

 

急にリズムが早くなると、

「やらなきゃ!」という気持ちが強くなり、

話し合いする中でも顔も声も一気に硬くなる。

 

ふっとそんな自分に気がつきました。

 

真面目な話しかできなくなる。

笑顔じゃなくなる。

冗談が言えなくなる。

 

そんな時は要注意!!笑

 

そんな自分を俯瞰して、

気づくことができる瞬間がありました。

 

意識するのは、

父に発達障害を伝えてから生まれた、

お腹周りの緩み。

 

丹田がゆるっと広がっていく感覚。

 

緊張し、こわばってる自分に気づいたら、

その感覚に立ち返る。

 

心に呼吸で間を与える。

 

急がなきゃいけない気がしているだけ。

焦っているだけだから。

 

緩む感覚が、

以前より深くなっています。

 

 

心が落ち着いていると、

視野も広くなる。

 

周りの人の言動に対して、

「どうしてそうするんだろう?」

を内観し、理解に至ることが、

今日は多かった。

 

「どうしてそうするんだろう?」

を理解する訓練は、

海外からくるウーファーさんたちのおかげで、

とても鍛えられている。

 

言葉だけで十分に通じ合えない。

説明しきれない。

 

だからこそ、言葉以外の感覚から、

相手の気持ちを受け取る練習になっている。

 

その結果、日本人同士、スタッフ同士でも、

言葉以外の部分で、

相手の気持ちを受け取れる幅が増えてきている。

 

そのことが嬉しい今日でした。

 

すべては自分から。

緩みと余裕。空間が大切。

 

心に呼吸を与えよう。

 

今日も気づきに感謝です。

まるっ!!

 

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父に発達障害のことを伝えました

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昨年光に還った祖父の納骨のため、

実家に帰省しました。

 

3年半ぶりの里帰り。

 

帰る道中、

昔乗り慣れた路線の電車に乗り、

外の景色を眺めてみると、

街並みにそこまでの変化はなく。

 

変わっていないことに、

安心を覚える僕がいました。

 

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(三ノ宮)


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(何年たっても行列。551の蓬莱。あるとき〜!)

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(実家です)

 

今回の旅の目的はもう一つありまして。

 

それが、

父に「自分が発達障害と診断された現状」を伝えること。

 

 

naturalhspman.hatenadiary.jp

(この話の続きです。結局妹は仕事で帰ってこれず!

家族3人で集まれる日は一体いつになるのか・・・!?笑)

 

何年も前には、

父に「僕はアスペルガーです。」と伝えたことが一度ありました。

その当時は自称アスペルガー

 

しかし、

"1年半前から心療内科に通い始め、

正式に発達障害と診断を受け、障害者手帳を持っている。"

という現状については、

実はまったく報告していませんでした。

 

心のどこかで、

そんな自分を伝えることを、

無意識に恐れていたのです。

 

でも、

「迷惑かけないように」

「早く自立しなきゃ」と無理をして、

意地張れば張るほどに空回りしてきたことこそが、

今までの僕のやらかしで。

 

意地を張っている時の自分は、

胸にぽっかり空いた穴に、

一生懸命砂を埋め続けている感覚。

 

埋めても埋めても埋まらない、

欠けた自分という穴。

 

時にうまく何かを為せて、

穴が埋まったように見えた時があっても、

 

また何か失敗するたびに、

穴が開いていく。

 

穴を埋めるために頑張るのではなく、

穴があることを認めよう。

 

とにかく「できない」を父親に伝えること。

 

自分の足りなさを一番見せたくなかった人。

でも等身大の自分を一番受け入れてもらいたかった人。

 

それが僕にとっては父親でした。

 

その父親に勇気を出して、

自分の今を伝えました。

 

発達障害と診断されたこと。

障害者手帳を持つこと。

パニック発作があること。

他の場所での就業が困難であること。

ずっと見栄を張ってきたこと。

今の暮らしを成り立たせるだけで精一杯であること。

 

そして、

借金のこと。

 

 

僕は返済する必要がある奨学金とは別に、

父親に対して200万円近い借金がありました。

 

東京で会社勤めを辞めてから、

心も体も不安定になり、

困ったたびに借りてきたお金。

 

振り返ってみると、

父親の愛情を確かめるために、

自分で自分を困らせ、

父にヘルプを出していたように思います。

 

早く自立しないとという気持ちと、

自立できない自分も愛してほしいという気持ち。

 

矛盾した二つの気持ちを行ったり来たり。

 

借りたお金を完済することを日本語で償還、

英語ではリデンプションというそうです。

 

リデンプションという言葉は、

贖罪という意味を同時に持っているそうです。

 

借金と罪意識は根っこでつながっている。

 

どれだけ頑張っても、

父からの借金を返せずにおりまして。

 

そのことも、

父に対する罪意識となっていました。

 

その罪意識がさらに、

僕を「ちゃんとしなきゃ」に駆り立てていたのがこれまで。

 

でも僕にはもう、

「ちゃんとしなきゃ」は無理だ。

 

 

父に頭を下げて伝えました。

「ごめん。おとんからの借金、

ギブアップさせてください。」

 

すると父は、

「そんなのもう全然いいよ。」

と即答してくれました。

 

「もう無理しなくていいし、

いい格好しなくていい。

とにかく今の暮らしの足元を、

大切にしてくれたらそれでいい。」

 

そのように伝えてくれました。

 

 

涙ちょちょぎれです。

 

発達障害についても理解を示してくれて、

どんなことに困っているのかを、

いろいろと聞いてくれたり、僕からも伝えたり。

 

今まで全然伝えられなかった自分の弱さを、

今回は本当に色々と伝えることができました。

 

奨学金のことや今後のことについても。

初めて親に"相談"ができたような気がします。

 

 

 

色々話し終わったら、

体の内側がとっても緩み、

心が楽になりました。

 

あったかい感覚。

 

父親の度量の広さが、

本当にありがたかったです。

 

 

さっきLINEで、

「今回はありがとう。」

とお伝えしたら、

 

LINEでも

「無理したり、いい格好しないで、

まずは淡々と暮らしてください。」

とお返事いただきました笑

 

本当親に対して、

無理したりいい格好しかしてこなかったんだろうなぁ笑

そして全部お見通しだったんだろうなぁ。。。笑

 

父親は心配してるというより、

むしろ今の方が安心している感じでした。

 

大丈夫といってる間は、

大丈夫じゃない。

 

できるもできないも、

等身大が見えてこそ、

本当の安心につながる。

 

とても大きなな愛を受け取れた帰省でした。

 

光に還ったおじいちゃんに感謝ですね。

ありがとう。

 

まるっ。

 

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