こんばんは。
エンパス男子の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える、
そんな暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
その中で、Sangoファーム中城という畑の園主をしており、
薬や肥料を使わず、水やりもせず、祈りと喜びで畑を営む日々。
１人で酒と喧嘩したって勝てるわきゃないんだから
アプリでちょこちょこ読んでいる、
『健康で文化的な最低限度の生活』という漫画の一節。
アルコール依存症のテーマを扱った回で、
自助会に参加した経験者が語る言葉。
アルコールに限らず、
僕たちは多かれ少なかれ色んなものに依存していて。
甘いものだったり、スマホだったり、
ゲームだったり、人だったり。
それらは、
意志の力だけで解決することは、
結構難しい。
変えるべきは意志ではなく、
環境なのかもしれない。
中１男子の畑滞在最終日。
一週間の振り返りにて、
「畑が嫌いでないことがわかった」
「ゲームはしたかったけど、
しなくておかしくなる程じゃないってわかった。」
と伝えてくれた。
そんな彼の言葉が、
僕の心に深く深く浸透していっている。
畑は広大で、愛があり、
たくさんの人を許し、解放する。
その中にあれば、
人は自然と心を開いていく。
彼の心もまた、
どんどん解放されてゆき、
最初は３０分で根をあげた畑作業も、
最終日はなんだかんだ
2,3時間くらい自然とできていた。
ゲームしたいはずっと言っていたけれど、
できないことにイライラは伝わってこなかった。
東村で会った時は、
できないことにあれだけイライラしていたのに。
畑という自然のまっただ中に、
自分の身を飛び込ませたことが、
彼の心のドアを、
２つも３つも開けることにつながった。
ただ場所を変えただけじゃない。
慣れ親しんだ「家」という場所を離れ、
「暮らし」そのものを変えたこと。
「してもらうこと」が当たり前だった暮らしから、
「一緒に営み、育む」暮らしへ。
生活の根本を変えることは、
人にすごい変化をもたらすのだ。
変える必要のあるのは、
意志ではなく、暮らし。
そして暮らしを変えるために必要なのが、
一歩踏み出すと決める意志。
なかなか大変だった部分もありましたが、
とても学び多き共同生活でございました。
またの機会が楽しみ！！
今日も気づきに感謝です。
まるっ！！
（久々の晴れっ！！）
