こんばんは。
エンパス男子の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える、
そんな暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
その中で、Sangoファーム中城という畑の園主をしており、
薬や肥料を使わず、水やりもせず、祈りと喜びで畑を営む日々。
今日は、
畑をいつも手伝ってくれる大切な仲間Aさんのお話会。
今年、ADHDや自閉症スペクトラムであると診断されたAさん。
その経験を伝え、人を勇気づけるという、
Aさんの夢の大きな一歩。
とっても素敵な会でした!!!
アスペルガーについて、
僕が全然知らなかった脳との関連の話や、
Aさん自身の人生の歩みをたくさん伝えてくれました。
「話すのが苦手」っていつも言ってたAさんでしたが、
全然嘘やないかーい!!とツッコミを入れたくなるほど、
伝えるのめっちゃ上手!
なにより、等身大そのまんまのAさんが、
自分の「やりたい!」を実現させている喜びのエネルギーで
伝えてくれていることがすごく響くし感動。
みんなでのシェアの時には思わず涙してしまいました。
改めて気づかされたことは、
障害を本気で受け入れている人はすごい!
ということ。
半年間ずっとAさんと一緒に畑をさせていただく中で感じたことですが、
AさんはADHDを本気受け入れた日から、
どんどん軽やかに、すごいスピードで成長していっているのです。
自分を本気で受け入れることで、人は変わる。
”受け入れている風”と”心から受け入れている”の間には、
すごく大きな違いがあるのです。
「僕ってADHDみたいに、忘れっぽいんですよねー」
と
「僕ADHDだから、忘れてしまうことがよくあるんです。」
では、
全然言葉の意味が違うのです。
前者には無意識のうちに”自己否定”があるのです。
笑ってごまかしていても、
「忘れっぽい自分じゃダメだ。なんとかしなきゃいけない。」
と自分を卑下しているのです。
それはプライドであり、脅迫。
「自分はできる人のはずなのに。」
「普通でいなきゃいけない。」
そんな自分に対する圧力があるから、
自分の気質を認めているようで認めていない。
だから実はとても苦しいのです。
一方、
後者はありのままの自分を肯定できている。
ADHDであるという自分を真摯に受け入れ、
それを正直に伝えることができている。
だから自分に対する脅迫がない。
ゆえに安心の中でのびのびと生きることができるのです。
僕自身、
最近やっと本気で自分のADHDを自覚することができました。
だから物があちらこちらによく散らかります。
なかなか片付けすることができません。
置き忘れも多々!!
でも、
今までは「片付けることが苦手なんだよなぁ〜」
くらいの受け止め方しかしていませんでした。
だから、
「そんな自分じゃダメだから、
なんとか片付けられるようにならないと!」
と自分に圧をかけ、
散らかしたものを見るたびに、
無意識に自己嫌悪に陥っていたのです。
でも最近、
「僕ADHDなんや!」と本気で理解するようになりました。
すると自分の意識に変化が起こり出しているのです。
ものを散らかしているのを見ても、
「これが僕だ笑」と自分を認識できるようになったのです。
1個のことに集中できず、あちらこちらに気が散るし、
じっと座ってることができないし、
なんかめっちゃ物忘れする。
そのことを自分の気質だと肯定できて、
また一つとても気が楽になりました。
肯定した先にこそ、進化がある。
今日のAさんはその姿を体現してくれていました。
その勇気に感動です。
発達障害の方で、
僕のとても大好きな吉濱ツトムさん。
彼のADHDに関する動画を、
最近めっちゃ見て勉強しているのですが、
彼の姿勢からも、
とても学びを受けました。