あるがままに生きるために〜コミュニティSangoで暮らす日々のキロク〜

魂の成長を目的としたコミュニティ『Sango』の住人である大北のブログ。“祈りと喜びで育つ畑”「Sangoファーム中城」の園主でもあり、とっても敏感(HSP・エンパス)なアスぺ男子。沖縄の雄大な自然の中で、仲間と共にあるがままに生きる。そんな日々の暮らし・畑仕事の実験や気づきなどを綴っています。敏感男子、ただいま地球に適応中٩( 'ω' )و

やり遂げることへの憧れに気づく

こんばんは。

エンパス男子の大北です。

 

沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、

安心の中で喜びを分かち合える、

そんな暮らしの場を仲間とともに育んでおります。

 

その中で、Sangoファーム中城という畑の園主をしており、

薬や肥料を使わず、水やりもせず、祈りと喜びで畑を営む日々。

 

最近、

畑のあり方に変化が起こっております。

 

自給自足や野菜の栽培、

できるならば出荷までを、

メインとしていたこれまでの畑。

 

しかし最近は、

「暮らしを遊ぶ」「体験を分かち合う」ことが、

だいぶ中心となってきているのです。

 

(明後日です!)

 

僕自身のモチベーションも、

生産・販売することよりも、

体験すること、共有することに完全に向かっております。

 

とても楽しいし、やる気も出てくるのです。

 

がしかし・・・!!

 

一方で、

そんな変化を"残念"に感じている自分も、

本日見つけたのです!!

 

その残念とは、

「やり遂げられなかった」という気持ち。

 

僕自身の中で、

「野菜を生産する農家になる」

ことを達成できなかった残念があったのです。

 

それは明らかに、

今の自分のモチベーションと噛み合わない気持ち。

 

生産する農家になるよりも、

暮らしを遊び、体験を広げることに、

明らかに喜びが向いている今がある。

 

にもかかわらず、

頭の片隅に「できなかった」残念があるのです。

 

"飽きた"

という気持ちを許せなかった自分がいたのです。

 

ある意味、

生産する農家になることについては、

沖縄に来て最初の3年間で満足した僕もいました。

 

畑のお師匠に雇ってもらって、

一緒に野菜を出荷販売し続けた3年間。

 

あの時でもう十二分にやりきって、

満足してしまったのです。

 

にもかかわらず、

できなかった残念が残っているとしたら、

そこにあるのは初志貫徹できなかったという気持ち。

 

やると決めたことをやり続けて、

一つの形にして、結果を残す。

 

農業でいうとしたら、

独り立ちして、一から生産して、やり続けて、

自立していくというあり方。

 

一つのことを貫き通す(ように見える)人に対して、

とても強い憧れと劣等感がある僕がいるのです。

 

 

この気持ちは、

中高大学とやり続けた弓道に対する気持ちと

リンクしていました。

 

運動音痴にもかかわらず、

「文化部はなんかカッコ悪いから」と言う理由で

どうしても"運動部"に所属したくて、入部した弓道部。

 

弓道ならば、中学生からの経験者も少なく、

みんな同じラインでスタートできるだろう!

という安易な気持ちで始めたものでした。

 

実際やってみると、

これが結構楽しくて。

 

結果として気がつけば、

中学・高校・大学と9年間やり続けたのです。

 

がしかし、

運動音痴は運動音痴で笑

 

中高大学を通じて、

レギュラーにはなれず、

大した成績を残すことができなかった。

 

そのことがとても悔いに残っていたのです。

 

だから、

一つのことをやり続けて、結果を出している人に対して、

ものすごい劣等感や悔しさがあったのです。

 

その気持ちを、

畑に対しても投影していたのです。

 

しかし改めて振り返ってみて気づきます。

 

まず、

これだけ飽きっぽい僕が、

9年間もやり続けたことがすごい!!笑

 

やり続けることを見つけられていることが、

奇跡的なことだと感じるわけです。

 

 

そしてもう一つ気づいたこと。

 

それは、

自分がダメにしていた飽きっぽさの中に、

僕の才能の本質があるのではないか?

ということ。

 

とても飽きっぽく、

移り気でADHDである僕。

 

だからこそSangoに来てから、

畑だけでなく、大工や料理など、

いろんなことを経験することができ、

 

結果として、

あれだけ不器用で運動音痴だった僕が、

自分でも信じられないくらいに、

器用に色々こなせるようになっております。

 

一方で変化が怖く、

一つのことをやり続けてしまう、

自閉的な傾向も同時に持ち合わせています。

 

弓道をやっていた頃は、

新しいことにチャレンジすることが怖くて、

一つのことに固守していました。

 

弓の引き方一つにしても、

自分のこれまでの型を壊すことが怖くて、

新しい技術を指導してもらってもなかなか受け入れられず、

結局自分の慣れ親しんだスタイルに戻してしまってばかりでした。

 

弓道だけをしていたあの頃は、

今ほどの器用さと肯定感を持つことはできませんでした。

 

一つにやり続ける力もある。

がしかし、

それだけでは僕の肯定感は発揮されなくて。

 

僕に必要だったのは、

一つのことにこだわることだけではなく、

自分の移り気を許すこと。

 

恐れを超えて、

モチベーションの向く方向に、

柔軟に自分を向かわせてあげる訓練を、

 

Sangoでしてきたことで、

自分を成長させることができた。

 

移り気さを活かすことが、

僕の才能を活かすことにつながるのだと、

改めて理解した本日。

 

よくよく考えてみれば

畑というテーマで活動をする。

 

その軸自体は、

10年間変わっていません。

 

その中で、

一つのことをやり続けることにこだわる表現をするのか、

 

自分のやりたい!に合わせて、

自分も畑も変化させていく表現をするのか?

 

自分が本当にしたいこと、

自分を活かした形で表現をすること。

 

道は一つじゃない。

飽きてもいい。

もっと自分に素直でいい。

 

そんなことに気づくことができた本日でございました。

 

今日も気づきに感謝です。

 

まるっ!!

 

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