こんばんは。
エンパス男子の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える、
そんな暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
その中で、Sangoファーム中城という畑の園主をしており、
薬や肥料を使わず、水やりもせず、祈りと喜びで畑を営む日々。
先日、『４分の１の奇跡』という映画を観ました。
（2月14日まで無料で観れたのです！滑り込みで観てました。現在は1650円でオンデマンド配信やっております）
とてもとても素晴らしい映画でした。
自分は自分のままでいい。
障害に、病気に生まれてきてよかった。
そう伝えてくれる子どもたちの力強さに、
心震えました。
今この瞬間のきらめき。
その全てが意味のあること。
生きているだけで僕たちは、
役割を果たしているのです。
日々向き合っている、
畑についても同じこと。
そこに生きる植物たちにも、
その野菜を食べにくる虫たちにも意味がある。
最近読んでいる、
『野人エッセイすⅡ』という本が、
僕の理解をさらに深めてくれています。
（こちらは1です。おすすめです。）
協生農法という農法を提唱・実践している、
野人さんの本。
地球の森羅万象の原理を捉え、
とてもわかりやすく解説してくれる、
なかなかぶっ飛んだ本です。
その中に、
キャベツと青虫の役割の記述がありました。
全ての植物たちは、
土を浄化する役割を果たしている。
土に不要なものを根から吸い取り、
茎や葉っぱ、実にもっていく。
その不要なものを食べる役割を果たしているのが、
短命な虫たち。
不要なものを食べ、
体内で浄化し、うんちを出す。
そのうんちこそが、
純粋な土の栄養となり、
植物たちを育んでいる。
キャベツの葉っぱが大きく球状となっているのは、
青虫たちが葉っぱを食べ、出してくれたウンチというエネルギー資源を
夜露や雨を活用して効率よく根っこに付近に落とすため。
そして、
その青虫を食べに来る鳥たちがするウンチ。
そのウンチは、
虫のウンチの何十倍のエネルギーとなって、
土に還っていく。
だから本来キャベツたちは、
人間が何も肥料を加えずとも、
虫や鳥や微生物との共生関係の中で生きられる。
生きているだけでそれぞれが役割を果たし、
自然はただあるがままに、
完璧な循環を為している。
自然界は絶妙なバランスのもとにあり、
本来虫も鳥も植物たちもほどほどを知っているのです。
ゆえに、
キャベツが跡形もなく虫たちに食べられてしまうとしたら、
それだけ土に不純物が多いということ。
バランスを失ってしまっているということ。
だから土を浄化するために、
キャベツは不純物を吸収して大きくなり、
そして虫たちはせっせと働き、その不純物を跡形もなく食べ、
土に必要なエネルギーを返すのです。
つまりは、
食べられる野菜たちも、そこに集まる虫たちも、
この宇宙にとって必要であり、必然。
植物たちは、
食べられることで役割を果たしているのです。
あるがままで完璧。
僕たち人間も同じで、
本来のバランスを取り戻すために、
必要な出来事が起こっている。
目の前で起こる様々なハプニングも、
それに伴って浮上する怒りや悲しみなどの感情も、
浄化するために起こっている。
僕たちが喜びに向かっていくために、
この宇宙が統合に向かっていくために起こっている。
全てが必然なのです。
だから、
ただ生きて、ただ歩んでいるだけで、
もう十分素晴らしいのです。
自分の世界を畑に見る僕にとっては、
野菜たちが虫に食べられることもまた、
土の中にある僕たちの悲しみや怒りなどの感情を、
吸い上げ、浄化してくれているのだと理解します。
全ては一に向かっていくために、
必要なプロセス。
だからこそ、今生きていることに感謝。
今日も笑って歩めていることにありがとうですね。
気づきを与えていただき、
感謝です。
まるっ！！
・こんな僕たちが集まるコミュニティがこちら。
・メンバーが民宿もやっております。アスぺなお宿（笑
だからこそ育まれるくつろぎ空間と、体に優しく美味しいお食事。
ぐっすり寝れます（笑 オススメです。
・宮城にも仲間たちが安心安全な学びの場を創っています。
イベント情報はこちらから。
familyyaaninjumiyagi.hatenablog.com
