こんばんは。
エンパス男子の大北です。
沖縄にあるコミュニティSangoの住人で、
“祈りと喜びで育つ畑”Sangoファーム中城の園主をしております。
最近は炭素について探求しています。
炭素は、
生き物の体を構成する、なくてはならないもの。
空気中では二酸化炭素という気体として漂っており、
炭素として自らの血肉に変えて、酸素を出す。
植物にとっては、
二酸化炭素は成長のために必要なものであり、
植物のおかげで、
二酸化炭素は酸素に変換され、
空気が綺麗になり、土地が潤い、
僕たちが今後もこの星で生きていく上で、
植物たちの存在はとても重要で、なくてはならないのです。
そして農業とは、
植物から恵みをいただくもの。
ならば農業をしていることが、
二酸化炭素の減少や地球環境への貢献になっているのか？
そんなことを探求している中で、
Netflixにて、
『キス・ザ・グラウンド 〜大地が救う地球の未来〜』というドキュメンタリーを見ました。
地球の再生において、
大地の役割がいかに重要であるか
ということを教えてくれるドキュメンタリー。
とても学び深き映画でした。
そしてこの映画の中で、
ある行為を行なっているために、
農業こそが地球温暖化に大きく影響を与えているということが、
語られれているのです！！
その行為こそが、
「耕す」ということ。
鍬で土を耕す。牛馬の力を借りて耕す。
トラクターで土を耕転する。
ユンボで天地返しする。
昔より当たり前に行われていた、
「耕す」という行為。
実は大地を弱らせ、環境破壊につながっているというのです。
実は、
土の中では微生物が、
植物が取り込んだ炭素を受け取り、
土の中で固定化している。
土は炭素の貯蔵庫になっているわけです。
そこを耕すことによって、
土の中で固定化されていた炭素が噴出。
二酸化炭素として空気中に漂ってしまっているわけです！！
確かにとっても実感があります。
Sangoファーム中城では、
今までトラクターを使って、
土を耕してきました。
でも、トラクターで耕した後って、
ものすごく疲れてクラクラするのです。
別に力仕事なんて全然なくて、
ただ乗っているだけなのに。
トラクターで土を耕している最中も、
眠くなる時が多々ありました。
土を耕すことによって、
出てくる「何か」を、
ずっと感じていました。
あの瞬間、
ガスが出てきていたわけです！！
二酸化炭素が噴出して、
酸素が薄くなっていたのです。
とっても納得。
耕せば耕すほどに、
空気中に二酸化炭素が発生している。
温暖化につながっている。
今年は特に強く感じるのですが、
沖縄の気候、どんどん変わってきています。
雨の降り方がどんどん極端になっていて、
ながーく晴れが続き、たまに一気に雨が降る。
ちょこちょこ降る雨は、パラパラと少しだけ。
耕したばかりの土は、
乾いていることが多いです。
大地がどんどん乾いてきている。
ということをキャッチします。
農業が広がり、耕す面積が増えるほどに、
大地が乾いていく。
そんな望まぬ循環を招いているのかもしれません。
だから今年は、
「耕さない！」という実験も始めてゆきます。
今回耕し、立ち上げた畝で、
ずっとやっていくという実験。
「耕した畑」と「耕さない畑」の違いを
探求する一年です。
畑を営むということが、
ただの食料確保や、生活手段にとどまらず、
地球を豊かにすることにつながっていくように。
自然と共に成長し会える関係性を育んでいくために、
探求はまだまだ続きます。
今日も気づきに感謝です。
まるっ！！
🌿お知らせ🌿
・こんな僕たちのコミュニティ、よければ遊びに来てください。
・メンバーが民宿もやっております。あすぺのお宿（笑
だからこそ育まれるくつろぎ空間と、体に優しく美味しいお食事。
ぐっすり寝れます（笑 オススメです。
