あるがままに生きるために〜コミュニティSangoで暮らす日々のキロク〜

魂の成長を目的としたコミュニティ『Sango』の住人である大北のブログ。“祈りと喜びで育つ畑”「Sangoファーム中城」の園主でもあり、とっても敏感(HSP・エンパス)なアスぺ男子。沖縄の雄大な自然の中で、仲間と共にあるがままに生きる。そんな日々の暮らし・畑仕事の実験や気づきなどを綴っています。敏感男子、ただいま地球に適応中٩( 'ω' )و

【パートナー】パニックは「症状」であって「本質」ではない。

こんばんは。

エンパス男子の大北です。

 

沖縄にあるコミュニティSangoの住人で、

“祈りと喜びで育つ畑”Sangoファーム中城の園主をしております。

 

 

今日は自分たちの気質に関する気づきのお話。

 

僕とパートナーのゆりさんは、

どちらもアスペルガーな気質をかなり強く持っているのですが、

 

その顕著な表現の一つが、

「パニック!!」

 

あまり信じてもらえませんが、

たまにすっごいパニックを起こすのです。

 

naturalhspman.hatenadiary.jp

 

僕は普段は、

”ものすっごい人当たりがいい”という得意技で、

いい人ヅラをしているため、

 

Sangoの仲間たちのように、

一緒にいる時間が長い人しか、

僕たちのパニックっぷりは知りません。

 

以前はパニックをしてる自分を「ダメ」だと思っていたし、

 

ゆりさんがパニックしていると、

自分がそうさせてしまったのだと罪悪感を感じ、

一緒にパニックを起こすことが多かったです。

 

でも最近は、

パニックを冷静に受け止められるようになってきました。

 

パニックは「症状」であって、

「本質」ではないということが腑に落ちてきたのです。

 

たとえば、

最近起こったある出来事。

 

夜中、

ゆりさんから一本の電話がかかって来ました。

 

こんな夜中にどうしたんだろう??

と思って出てみたら、

 

開口一番、

「私なんていなくていいんでしょ。」

と言うのです。

(いきなり言われると、結構ビビるよ笑)

 

以前の僕なら、急な出来事にびっくりして、

「自分が何をしでかしてしまったのだろう」と自分の罪を探し始め、

「なんと自分は罪深い人なのだろう」と一緒になって落ち込んでゆきます。

 

しかし、

この日は一味違いました。

 

「どうしたの?何かあったの〜??」

と笑って聞くことができたわけです。

(笑顔、重要!)

 

なぜなら、

僕はもう知っているのです。

 

これが単なる「発作」だということを!

 

 アスペの一時的な「症状」であって、

その人の「本質」ではない。

 

 雨が降っても、

いつかは太陽が見えてくる。

 

そう思えているから、

冷静で在れました。 

 

笑顔でゆりさんに問いかけ、

ゆりさんがパニックとなったきっかけを聞き、

またそれが笑えて、

「安心」をゆりさんに伝えることができたのです。

 

するとゆりさんも段々と落ち着いてきて、

いつのまにかパニックが収まって、

ぼくたちに平和が訪れました笑

 

 

今まで僕はゆりさんのパニックを、

「あの穏やかなゆりさんを怒らせている!!」

と捉えていたところがあります。

 

そして、

怒らせてしまったことにパニックし、

”いい子でない自分”を責めはじめ、

地の底まで落ちてしまうわけです。

(幼い頃から培われた僕のお家芸です笑)

 

でも、この漫画に出会って、

意識が大きく変わりました。

 

 (1、2巻をお試しで読んだだけですがすごいよかった!

ゆりさん曰く、7巻くらいからかなりヘビーになるらしい笑

今回のゆりさんのパニックの引き金にもなった漫画笑)

 

 

あすぺるゆりさんはただ怒っているわけじゃない。

パニックという「発作」が起きているのだ。

 

この違いは大きいのです・・・!!

 

自論ですが、

「怒り」には「対象」が必要な気がします。

 

「誰かのせいで怒る。」

「何かに怒りを感じる。」

(もちろんその対象は自分自身にもなりうる。)

 

だからその対象に原因があって、

「謝らせる」とか「やめさせる」とか、

その対象を変える必要性を感じるわけです。

 

しかし、

「発作」は違います。

 

「発作」は症状であり、

それが起こるのに必要なのは「きっかけ」です。

 

何かの出来事がトリガーとなって、

発作が発動するけれど、

それは本人自身の「症状」。

(僕が相手のトリガーになっていること自体は謙虚に受け止める必要ありです。)

 

症状であるから一時的なわけで、

対象を変える必要はない。

 

必要なのは、

「そのきっかけが何か?」を理解すること。

そして、

本人が落ち着いて「発作」に取り組める安心な環境。

 

だから相手を理解する姿勢と、

笑って安心を伝えることが、

大切になるのだと気づいて、

あの日はゆりさんと接することができました。

 

 

パニックは、

一時的な「症状」であって、「本質」ではない。

(もっと言えば、怒りや悲しみも「症状」と捉えられますね。)

 

きっかけを紐解いていけば、

かならず裡なる平和は現れるのです。

 

 

人とのやりとりで起こるお互いの感情的な反応も、

「症状」や「病気」だと思えたら、

献身的で穏やかな対処ができていけますね。

 

日々訓練、実践でございます。

 

今日も気づきに感謝です。

まるっ!!

 

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