あるがままに生きるために〜コミュニティSangoで暮らす日々のキロク〜

魂の成長を目的としたコミュニティ『Sango』の住人である大北のブログ。“祈りと喜びで育つ畑”「Sangoファーム中城」の園主でもあり、とっても敏感(HSP・エンパス)なアスぺ男子。沖縄の雄大な自然の中で、仲間と共にあるがままに生きる。そんな日々の暮らし・畑仕事の実験や気づきなどを綴っています。敏感男子、ただいま地球に適応中٩( 'ω' )و

冒険するために必要なこと

約2ヶ月間、

19歳の青年と生活を共にし、

様々な気づきをもらった。

 

その中の一つがこちら!

naturalhspman.hatenadiary.jp

 勝手に責任をしょいこみすぎて、

イライラしちゃった僕がいたのです!

 

今日はその後日談。

 

責任を手放したら、

どんなことが起こったのか・・・?

というお話。

 

彼の自由を許してみた

前回投稿までの僕は、

19歳青年に口うるさく何かを言う、

小姑みたいな男だった笑

 

「おかし食べすぎやで」

とか

「ちゃんとせなあかんで」

とか

 

ついつい彼の素行に対して、

口出しをしてしまったいたのです。

 

するとどうだろう?

 

彼はなんだかどんどん塞ぎ込んで、

いってしまったのです。

 

いつもボーっと物思いに耽っている。

何をやるにも、おぼつかない。

完全に壁にぶちあった状態になっていた。

 

 

なんだか不自由を感じているようでした。

 

それもそのはず。

ここは東村の片田舎。

 

歩いて行ける範囲には、

コンビニもレジャー施設もない。

 

しかも

歳が10以上離れた人たちとの共同生活。

 

遊び盛りの10代若者にとっては、

窮屈に感じる部分もあるのだろう。

 

そんな風に感じた僕は、

彼を連れて沖縄中部の、

Sangoファーム中城に行くことを決めたのです。

 

そして小姑な自分を手放し、

彼の自由を許してみたのです。

 

自由を謳歌する

沖縄中部中城村

ここはシティなのです!

(村とか言ってるけど、都会だYO)

 

だって、

コンビニあるし、

イオンもあるし、

歩いて行けるところにスーパーもある!!

 

東村にはその全てがない!

(東村は本当にのどかで素晴らしい村なのです。)

 

そこで彼は、

いろんな自由を謳歌しておりました。

 

畑仕事に疲れたら、

歩いてスーパーに行って、

なんか買う。

 

一緒に移動するときは、

コンビニでお菓子買う。

 

彼が大好きな料理も任せたので、

好きなものを作る。

 

どんどん彼がしたいことに

オッケーを出してゆきました。

 

するとどうでしょう。

 

彼はどんどん明るくなってゆくのです。

キラキラし始めるのです。

 

1階でシャワーを浴びてる時なんて、

シャワー室の中で大熱唱です。

 

もう筒抜けです。

2階に何歌ってるかまで

丸聞こえです。

 

そんなことは御構い無しに、

熱く歌い、楽しそうです。

 

こんなに喜びを表現してる彼を

初めて見たのです。

 

したいことができるって、

喜びなんだなぁと改めて感じました。

 

いざ、冒険!

中城滞在を終えて、東村のSangoのお山に帰る道中。

 

彼が僕に言ったのです。

「最後にコンビニに寄ってもらってもいいですか?」

 

コンビニのない田舎に帰る前に、

最後のひと時を過ごしたいと彼も考えたのでしょう。

 

覚悟を決めた男の、

最後の一服といった感じで、

 

お菓子とアイスを買って食べてました笑

(特別なものを買うわけではない笑)

 

そしてお山に帰って、

再び共同生活を開始した彼。

 

また窮屈だと落ち込んでいくのかと思いきや・・・

 

なんとなんと、

これまでで一番自発的に、

いろんなことにチャレンジするようになったのです。

 

もうその勢いがすごいです。

 

料理も大工も掃除洗濯も、

何もかもが積極的で、

どんどん新しいことを吸収してゆきます。

 

生まれ変わったかのようです。

 

自分が成長することを喜び、

初めてのことに挑戦するという冒険を

楽しんでいる彼がそこにはいました。

 

冒険するために必要なこと

冒険するために必要なこと。

 

それは自由という名の

安心でした。

 

「したいことをしてもいい」と

自分に許可を出すこと。

 

自分はここにいていい。

自分はここで

やりたいことをやってもいい。

 

そんな風に自分を許せた時、

そのぐらいその環境にいる自分に安心できた時、

 

「自分を成長させたい!」

「やったことないことをしてみたい!」

という冒険心が生まれてくる。

 

そんなことを彼は僕に教えてくれました。

 

還る場所があるから、

安心できる場所があるから、

人は冒険できるのですね。

 

大切なのは自分に対して、

安心していいという許可

をすること。

 

今囲まれた環境が、

安心できる仲間・友人がいて、

助けてって言える人もいて、

安心できる場所なんだって、

自分に教えてあげること。

 

世界は僕たちが思ってるよりも

ずっとずっと暖かいのです。

 

不安から生まれるものは不安でしかない。

 

まずは安心から、

自分の喜びを広げてゆくのです。

 

今日も気づきに感謝。

 

気づかせてくれた19歳青年に

感謝でございます。

 

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そんな19歳青年との旅立ちまでの日々を

Sangoのブログにてまとめました。

よければそちらも是非〜!!

 

sango-okinawa.hatenablog.com