こんばんは。
エンパス男子の大北です。
沖縄にあるコミュニティSangoの住人で、
“祈りと喜びで育つ畑”Sangoファーム中城の園主をしております。
携帯が故障中のため、
コンビニよりお送りしております笑
先日まで滞在していた中国人のウーファーのアンちゃん＆シーちゃん。
今までのウーファーさんたちとは、
ちょっと違ったところがあったのです。
Sangoファーム中城での宿泊は、
基本的にテント。
うちにあるテントをご自身で張って頂いて、
寝袋を使って寝て頂いております。
テント内にはマットと畳を敷いており、
普通にキャンプするよりもかなり快適にはなっているのですが、
いままでのウーファーさんたちは、
最初の何日かは、
「なかなか寝れない。」
という声が多かったのです。
次第に慣れてきて、
最後の方はよく寝れているようなのですが、
初日は寝付けないことがほとんどでした。
しかし・・・！！
今回の中国人ウーファーさんは、
初日からぐっすり寝ていたのです！！
しかも彼女らはテント初体験・・・！！
初めてにもかかわらず、
どうして彼女らだけすんなり寝れていたのか？？
僕はちょっと不思議に思っていました。
まぁでも、
「少し涼しくもなってきたから気温も関係してるのかなぁ～」
となんとなくスルーしていたのですが、
彼女らの滞在最終日に、
その理由を知ることができたのです。
その日は、
北部のやんばるにて、
仲間の新居のお掃除のお手伝いをみんなでしていました。
その帰り道。
夜も遅かったので車中にて、
滞在の感想を伝え合っていました。
そんな中シーちゃんが、
Sangoファーム中城に滞在の申し込みする時のことを
話してくれました。
「沖縄のホストさんを色々と調べていく中で、
写真もたくさんあって、
ここが素敵だなぁって思ったんです。」
その話を聞いて、僕は不思議に思いました。
「他のホストさんはちゃんとした部屋で
寝泊まりできるところがほとんどなのに、
どうしてわざわざテント泊のうちにしたの？」
すると彼女らは答えたのです。
「テント、楽しそう！！って思いました。」
「ワクワクしたんです！」
その答えに僕はハッとしました。
彼女らは初日から、
テント泊を楽しみにしていたのです。
テントが初めてとか、虫が苦手とか、
そんなことも関係なく、
テントで寝るということを、
心から受け入れていた。
だから全く抵抗なく、
テントで寝ることができたのだと、
僕は気づきました。
僕自身、
みんなにテントで寝てもらうことに対して、
いささかの遠慮がありました。
「テントしかなくて申し訳ない。」
そんな気持ちが心のどこかにありました。
しかし、彼女らの言葉を聞いて、
そんな考えを改めることにしました。
環境が物事を決めるのではなく、
心のあり方が物事を決めていく。
目の前で起こることに対して、
冒険心を持って、ワクワクできるか？
心から楽しんでいるか？
それは本人が選べること。
僕は僕で今の環境に対して、
できることを精一杯できている。
そしてその環境を受け入れて、
来てくれているウーファーさんたちが
すでにたくさんいる。
彼らがテント泊することに、
申し訳なさを感じる必要はないのです。
それよりも大切なのは、
受け入れて、共に生活を分かち合えることに
感謝することですね。
改めて自分のあり方を振り返る、
とてもいい気づきを、
彼女らはプレゼントしてくれました。
来てくれる人たちが、
たくさんのギフトを僕に運んでくれています。
感謝です。
まるっ！！
僕たちが生きるコミュニティSangoってこんなところ。
