こんばんは。
エンパス男子の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える、
そんな暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
その中で、Sangoファーム中城という畑の園主をしており、
薬や肥料を使わず、水やりもせず、祈りと喜びで畑を営む日々。
「中学校以降の勉強なんて必要ないと思いますよ。」
その一言にハッとさせられたのです。
先日もご紹介したこちらの動画にて、
本田先生が笑いながら放ったパワーワード。
(親子供関係なく、この動画は成長や発達に関心のある全人類が見るべきだと思う。)
聞いた瞬間に、
車内で思わず吹き出してしまいました。
増えてきた最近。
彼らと関わることがとても楽しく、
彼らが自由に成長することがとても嬉しい日々です。
でもその中で、
ずっと気になっていたことがあって。
それが、
僕がちゃんと中高大を出たということ。
割と真面目に中高に通い、
割とがっつりと勉強し、
割としっかりといい大学に入った僕。
それは僕にとっては、
とても大変なことでもあったし、
後からとても苦労もしました。
だからこそ、
目の前で今関わる子ども達は自由に生きたらいい。
しなきゃいけないという義務感からではなく、
やりたい!という好奇心を通じて成長したらいい。
そんな想いがずっとあったのです。
がしかし、
同時にそれは真面目にいい子で子ども時代を過ごした僕が
やったことのないことであったため、
子供が自由に生きた先の未来に確信が持ちきれない自分もいたのです。
そんな僕の10%ほどの不安を一掃してくれたのが、
「中学校以降の勉強なんて必要ないと思いますよ。」
という本田先生の一言!!
むしろ真面目に勉強について行こうとした発達障がいの子供より、
特別支援学級で自分なりのペースで実生活に役立つことを身につけた子供の方が、
大人になってからの方が幸福度が高いという結果も出ているようで。
なんという後押しなのでしょう!
と、びっくらこんでございます。
思い返してみれば、
たしかに中学校以降の勉強で学んだことよりも、
23歳で沖縄に来てから学んだことの方が、
圧倒的にはるかに今の生き方に役立っている。
生きるために必要なこと。
掃除、洗濯、料理、片付け、人とのコミュニケーション、
大工、手仕事、段取り力などなど、
それらは全て、
座学ではなく、暮らしの中での実践から身につけたこと。
思い返してみたら、
算数や国語ですらそんな感じで。
子供の頃から算数や計算はとても苦手でしたが、
大人になってから計算はめちゃ早くなりました。
(発達障害の知能テストでも心理士さんに一番びっくりされてた)
計算が早くなったのは、大好きなお金の計算を、
お金を使うたびにしてきたから。
レジでお金を払うたびに、
「どうすればキリのいいお釣りが返ってくるか?」
を毎回考える。
守銭奴ゆえに、
いくら儲かるのか?とか、
割と頭の中でパチパチ計算してる。
お金を計算することについては、
毎日発生すること。
それは子ども時代の問題集解いてた数の、
比ではないはず。
国語についても、
僕が漢字を最も勉強したのは、
テレビゲームと漫画と読書から。
(漢字を勉強するだけが国語とは言わないけどね)
特にテレビゲームに関しては、
幼稚園の頃から年がら年中やっていたから、
最初は分からなかった難しい漢字も、
いつのまにやらサラサラと読めるようになっていました。
本も漫画も、
読みたいものを読んでいるうちに、
どんどん上がる国語力。
思い返してみれば、
結果的に一番自然に能力を身につけていたのは、
したいことをしている時だったのです。
もちろん、
それで中学高校レベルの問題が、
スラスラ解けるようになったかというと、
それはまた別の話かもしれないけれど、
生きていく上で必要な能力については、
十分に賄えている。
勉強をしようとしなくても、
したいことをしている中で、
身についているものがたくさんある。
実践して、失敗して、学んで、
再チャレンジ。
その繰り返しを育んでいくことが、
結果として豊かさや適応力につながっていく。
勉強しなきゃを育むことより、
したいことをやっていい!失敗していい!
を育んだほうが、
よっぽど生きていく糧になると感じる今です。
勉強なんてしなくていい。
その強い後押しをもらえて、
とても嬉しい日でございました。
今日も気づきに感謝です。
まるっ!
(今日は一年最後の振り返り記事も挙がるらしいよ!)