あるがままに生きるために〜コミュニティSangoで暮らす日々のキロク〜

魂の成長を目的としたコミュニティ『Sango』の住人である大北のブログ。“祈りと喜びで育つ畑”「Sangoファーム中城」の園主でもあり、とっても敏感(HSP・エンパス)なアスぺ男子。沖縄の雄大な自然の中で、仲間と共にあるがままに生きる。そんな日々の暮らし・畑仕事の実験や気づきなどを綴っています。敏感男子、ただいま地球に適応中٩( 'ω' )و

冬至の日の大きな解放。 〜僕がしたいことに成果を求めてしまう理由〜

こんばんは。

エンパス男子の大北です。

 

沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、

安心の中で喜びを分かち合える、

そんな暮らしの場を仲間とともに育んでおります。

 

その中で、Sangoファーム中城という畑の園主をしており、

薬や肥料を使わず、水やりもせず、祈りと喜びで畑を営む日々。

 

昨日から東村に来ておりまして、

今日の夕食はお山で仲間たちみんなと頂きました。

 

そして夕食後の申し送り。

みんなの前で、自分が激落ちしたことや、

その理由をお伝えすることができました。

 

普段は東村の仲間やお山から離れて、

中城で畑をしている僕。

 

どこかで、

対抗意識が生まれていたのです。

 

東村のみんなはすごく頑張っていて、

循環しているように見える。

 

だから僕も負けてはいられない!

 

そうやって肩肘張って、

稼ぎをあげることや、認めてもらうことに

執着しているところがありました。

 

結果としてがむしゃらに頑張ることに頑張りすぎて、

あれもこれもやりすぎて、

 

自分のしたいことよりも、

人に必要とされることに意識がいきすぎて。。。

 

 

したいことであるはずだし、できているはずなのに、

何をしているのかよくわからなくなる。

 

そんな整理のつかなさも無意識にありまして。

 

その中でもやってくる、いろんな依頼や要望。

必要とされている気がして嬉しくなり、

その依頼にどんどん答えようとする僕。

 

一生懸命にやっている間は気づかなかったけれど、

ブレーキをかけてくれる仲間のおかげで

ふとした瞬間に爆発し激落ち!!笑

 

 

重なるのは小中高時代のこと。

 

鍵っ子だった僕。

長男の僕は妹と5歳離れていることもあり、

家族とは別の単独行動をとることが多かったのです。

 

例えば、

家族がお出かけしている間も、

お家でゲーム。

 

自分がしたいことができていることは嬉しい。

でもどこかで、

家族と分離していることへの不安もありました。

 

家族に自由を許されていることが嬉しいはずが、

家族に何も求められないと、

必要とされていないような気がしてくる。

 

1人でしたいことをすることを選んだのは自分のはずなのに、

「家族に必要とされていないんだ。」と拗ねる。恐れる。反抗する。

 

その場合に起こる反応は二つ。

 

一つ目は、

自分のしていることで成果を出そうと躍起になること。

 

家族の意向に沿わず、

自分のしたいことを優先していることについては、

そのことで家族に認めてもらえるように、

余計に頑張ろうとするのです。

 

具体的には、

小学校時代の合唱や、

中高時代の弓道

 

これらは、

親の意に沿わず、自分の「したい!」を押し切って始めたこと。

 

でも親の意に沿わないことをしていることが不安な僕は、

躍起になって一生懸命頑張ります。

 

躍起になっているから緊張してます。

緊張してるから、なかなか上達しません。

 

結果として、

親を振り向かせるような成果は

あまり出せませんでした。

 

二つ目は、

自分のしたいを諦めて、周りの意向に合わせること。

 

このことについての大きな経験は、

大学受験時代。

 

当時僕は一橋大学という東京の大学を第一志望にしていたのですが、

不合格だったのです。

(自分のしたい!はやはり叶わない笑)

 

どうしても一橋大学に行きたくて、

(というか一人暮らしがしたくて)

もう浪人を覚悟していたのですが、

不覚にも後期試験で大阪大学に合格してしまうのです。

 

僕は合格するなんて思っていなかったし、

自宅から通える大学になんて行く気がありませんでした。

 

しかし、

僕が浪人しようとしていることが親族一同に伝わったようで、

方々から電話がかかってくるではありませんか。

 

その電話の内容はひとえに、

大阪大学に行ったほうがいい」

というものでした。

 

当時の僕はそれがとてもショックで。

 

もちろん親族の気持ちもわかります。

なぜなら母が白血病にもかかわらず、

無理して入院を延期して、僕の受験のサポートをしていたから。

 

これ以上母に無理をさせたら、

命に差し障る。

 

その懸念もあり、

僕の浪人に反対したのだと理解できます。

 

そしてもちろん僕も、

そんな母の状況や気持ちを痛いほど理解していました。

 

だからこそ結果的には、

大阪大学に行くことを決心したのです。

 

今振り返ってみたら、

この選択をして本当に良かった。

後悔はありません。

 

でも同時にこの経験は僕に、

「自分のやりたいことは応援してもらえないんだ。」

という刷り込みを決定的に植え付けたのです。

 

 

一つ目の反応である、

自分のしたいことで、

親に認めてもらおうと躍起になる気持ち。

 

二つ目の反応である、

自分のしたいことは、

周りに応援してもらえないという拗ねと諦め。

 

この二つが見事に投影されたのが、

今の激落ちなのです。

 

「自分が畑でしたいことは、

仲間から必要とされていないのではないか?」

という不安。

 

それがゆえに、

成果を求め、がむしゃらに頑張ろうとする気持ち。

 

結果として、

したいことをしているはずなのに、

周りの顔色を伺い、必要とされることに飛びつき、

認められるためにひた走り、

 

自分の中心を見失ってしまっていたわけですYo!!

 

 

そんな一連の激落ちを、

仲間たちの前で素直に共有することができました。

 

みんながただただ聴いてくれたことが、

とても嬉しく、安心することができました。

 

また一つ自分の過去に気づき、

解放してあげることができました。

 

山上りのガイド、人生初のお話会、

芋掘りなどの畑イベント、子供達との関わりなどなど

 

畑をするだけにとどまらず、

様々な展開を進めてきた最近。

 

そこから感じたこと、気づいたこと、進化したことが、

たくさんありました。

 

自分でも気づかぬうちに、

自分がとても変化しているのです。

 

改めて自分のど真ん中を見つめ、

再構築して進む時ですね。

 

冬至という節目のタイミングで、

とても嬉しい気づきをいただきました。

 

支えてくれる皆さまと宇宙と畑とお山に、

心から感謝。

 

またパワーアップしてやっていきまっしょい!

まるっ!!!

 

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