ケガをしてから、
3日目の朝。
自分の治癒力を信頼する実験中。
朝、傷の状態はとても良くなっていた。
確実に傷口はしまってきているし、
腫れもどんどん引いている。
とっても嬉しい気持ちになった。
そして毎朝恒例の、
Lineでの仲間との申し送り。
パートナーのゆりさんと、
ゆい²にいる栄子さんと3人で、
感じていることを伝え合う。
僕は昨日からの嬉しい気持ちを、
みんなに伝えた。
するとゆりさんが、
「何か恐れを感じるんだけど、
怖がってることあるの??」
と伝えてくれた。
(敏感な我々には、他人の感情が伝わってくるのです。)
なんと!!ノーマークだ!!
びっくりした僕は、
自分の心の中を振り返った。
思い当たったのは二つ。
ひとつは、過去の出来事。
人生で一回だけ体を縫ったことがある。
幼稚園生の頃、
ゴンドラ型のブランコを友達と外から押していたら、
ずっこけてゴンドラの真下に入ってしまった。
そして巨大なゴンドラに往復ビンタ!!
めっちゃ痛くて、即病院。
頭が開いちゃって、針で縫ってもらったのだ。
でも記憶が定かではない。
何針縫ったかとか、全然覚えていない。
覚えているのは、
着ていたトレーナーが血で真っ赤に染まっていたのを、
治療後に見せてもらった衝撃だけ。
当時、
そのぐらい出血していたことにすら気づかなかったくらい、
気が動転していて、心が置いてけぼりになってしまっていたのだ。
怖かった!痛かった!泣きたかった!ドジが悔しかった!
そんな気持ちが、
蓋をされっぱなしだったのだ。
あー怖かった!!!!
(スッキリ笑)
もうひとつは、今怪我した後のこと。
無意識に、
包丁を怖がっている自分がいた。
まな板の上に包丁が置いてあることに、
ドキドキしていた。
また落ちてくるんじゃないかと、
ビビっている。
だからすぐにシンクに入れる。
(これはいいことだっ!)
そのくらい料理することに、
緊張している自分がいるのだと気づいた。
よくよくこちらも思い返してみれば、
子供の頃から包丁やカッターは怖かった。
鋭利な刃物に対する恐怖心が、
とても強くて、持つことをできるだけ避けていた。
だから料理も図工も苦手だった。
切るということに対する恐れが
深層心理にあるのだろう。
(前世からのやつだ!)
過去の大怪我と、今の包丁。
二つのことに対する無意識の恐れが、
怪我を通じて湧き出てきたことに、
気づくことができた。
そんな話を二人に伝えたら、
また心が軽くなって、
足の腫れがさらに引いていた。
今この瞬間の起きた事件は、
その一瞬だけのものじゃない。
その出来事に紐付く、
過去消化されていない感情を、
呼び覚ましてくれるのだ。
それはチャンスだ。
解決されていなかった想いを、
解消することができる。
またひとつ自分を軽く、
自由にしてくれるのだ。
だから、
ビビリも恐れも落胆も、
存分に感じてあげたらいいじゃないか!
そんなことに気づいた本日でございました。
今日も気づきに感謝です。
まるっ!!