僕の癖の一つに、
「期待」というものがある。
(遺伝子易経でいうと、42番)
なんども向き合ってきたテーマの一つ。
(期待にまつわる記事、結構あった!笑)
期待は僕を、
今この瞬間から引き剥がす。
「うまくいくんじゃないか??」という期待も、
「ダメかもしれない」という期待も、
どちらも未来ばかり見ている。
また、
期待は物事を2極化する。
期待通りにいけば成功。
期待通りにいかなければ失敗。
物事をマルかバツかで振り分け、
結果的に未来の失敗を恐れる。
期待は、
この世界を小さく捉えてしまっているのだ。
自分のちっぽけな頭の中の、
「うまくいった!」でしか物事を捉えていない。
世界は本来、その全てが完全で、
大きな流れの中にある。
そして今この瞬間に起こっている出来事は、
必要だから起こっている。
全部が最善で、
今この瞬間に大きなギフトがある。
だから、
ほんとは失敗なんてない。
全部が宝物。
(失敗という恐れを手放すこと、日々訓練中!!)
僕たちは、
精巧に組み合わされたこの世界の
歯車の一つなのだ。
タネが虫に食べられる
今年は、
畑で自家採種に励んでいる。
しかし一つ問題が。
タネが虫に食べられてしまうのです!
せっかく葉野菜も根野菜も、
タネがつくまで楽しみに待っていたのに・・・!
タネがつくまではとっても順調だったのに・・・!!
なかなかショックを受けた僕。
「タネを保護するためにネットをかけようか??」
ひじょーに悩んだ!!
でも、
自分を見つめてみて、気づいた。
これもまた期待なんだ。
タネの自家採種に対して、
「タネを残す必要がある!」
という使命感を無意識に持ってしまっていた。
「このご時世だから。
何が起こるかわからないから。
タネがあったほうがいい。」
そんな期待があったのだ。
そこには、
先行きに対する不安がはらんでいる。
今この瞬間、
花が咲き、タネが実る。
その喜びから離れていた。
タネが食べられることもまた、
大きな流れの一部だ。
虫がタネを食べることにも、
大きなギフトがあり、
必要だから起こっているのだ。
去年、
葉野菜が虫さんにむしゃむしゃ食べられた時、
最初はとっても困惑した。
でもあるとき、
「食べられてもいい。」
と受け入れた。
心の底から受け入れた。
その瞬間、
世界がとっても広がった。
食べてもいいと思えた時、
食べられていない葉っぱを見つけた。
美しい一株を発見し、感動できた。
「ない」を受け入れ、「ある」を見つけた。
それから、
葉野菜が食べられることが、
徐々に減ってきている。
目の前に起こる出来事に反応しすぎない。
それでもいいと、
ありのままを受け入れる。
そこから変わる世界があるのだ。
そのことを思い出し、
タネをネットで保護することをやめた。
そしたら次の日、
全くタネが食べられていない苗を発見!笑
この世界は本当に奥深い。
そして、
そんな大きな大きな世界の、
僕たちは一部なのだ。
だから今を信頼し、存分に楽しむべし。
今日も気づきに感謝です。
まるっ!!