あるがままに生きるために〜コミュニティSangoで暮らす日々のキロク〜

魂の成長を目的としたコミュニティ『Sango』の住人である大北のブログ。“祈りと喜びで育つ畑”「Sangoファーム中城」の園主でもあり、とっても敏感(HSP・エンパス)なアスぺ男子。沖縄の雄大な自然の中で、仲間と共にあるがままに生きる。そんな日々の暮らし・畑仕事の実験や気づきなどを綴っています。敏感男子、ただいま地球に適応中٩( 'ω' )و

松ぼっくり石投げ事件

こんばんは。

エンパス男子の大北です。

 

沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、

安心の中で喜びを分かち合える、

そんな暮らしの場を仲間とともに育んでおります。

 

その中で、Sangoファーム中城という畑の園主をしており、

薬や肥料を使わず、水やりもせず、祈りと喜びで畑を営む日々。

 

先日、Sangoスタッフのせいじさんのブログを読みまして。

poohpoohsan.hatenablog.com

 

誰かの気づきに触れると、

その光で僕の過去が照らし出されて。

 

自分の小学校時代のある思い出が、

急に心の奥底から浮上してきたのです。

 

それは小学1年生の秋。

 

学校の校庭に大きな松の木がありまして。

僕はそこの木にある松ぼっくりに心を奪われたのです。

 

なんとしてでも松ぼっくりを拾いたい。

そんな思いで、

落ちている松ぼっくりを友達の拾いまくります。

 

でも、

落ちている松ぼっくりは割れたりかけたりして、

あまり美しくありません。

 

それにあっという間に

綺麗なものは拾い上げてしまいました。

 

もっと綺麗な松ぼっくりをたくさん手に入れたい。

そんな想いで、木の上を見つめる僕たち。

 

でも木に登ることは禁止されていたのです。

 

そこで僕たちが思いついたのは、

石を投げて松ぼっくりを落とすという作戦。

 

これが事件の始まりでした。

 

みんなで松ぼっくりめがけて、

石を投げまくった休憩時間。

 

その後、

僕は先生に呼び出されるのです。

 

そして先生から、

「あなたの投げた石が、

3年生の女の子に当たって怪我をしました。」

と告げられるのです。

 

まさかそんなことになるなんて!

子供ながらに衝撃を受けてしまいました。

 

そして存分にお叱りを受けたのち、

怪我をした女子のお宅まで、

母親と謝りに行くことになったのです。

 

授業後、

1人図書館で母親を待つ僕。

 

申し訳なさと、これから起こることへの不安とで、

心がとても冷たくなっていたことを覚えています。

 

そして親子で、

けがをした女子のご家族の元へゆき謝罪。

 

幸い相手家族がとても暖かく受け入れてくれたので、

ことなきを得ました。

 

これで一件落着かと思いきや、

このあと衝撃的な出来事が起こるのです。

 

 

謝罪した日から数日経ったのち、

僕は先生に再び呼び出され、

事件現場の松の木のところに連れてゆかれました。

 

そして先生から、

大北くんはどの位置から石を投げたの?」

と伝えられるのです。

 

いわゆる現場検証というやつですね。

(今更??というツッコミは当時は思いつきもせず笑)

 

そして自分が立っていた位置や投げた向きを

先生にお伝えしたら、

先生から思わぬ一言が返ってきたのです。

 

大北くんの投げた石じゃなかったかも」

 

えっ・・・!!!∑(゚Д゚)

 

流石の僕も耳を疑いました。

 

「えっ、じゃあ僕が謝りに行ったのはなんだったの??」

「どうして僕が犯人扱いされたの?」

「先に誰がどこから石を投げたのか調べたらよかったじゃん。」

 

いろんな気持ちが、

僕の中で駆け巡ります。

 

でも、

僕は何も伝えることができませんでした。

 

先生に反抗することが怖かったかもしれないし、

これ以上嫌な思いをしたくなかったからかもしれません。

 

"いい子"でいることを何より大事にしていた僕は、

「自分が傷つけたわけじゃなかった」という安堵だけを胸に、

その出来事を終わらせたのです。

 

 

そして今、

胸の奥から湧き出てきた様々な気持ち。

 

たくさんの気持ちを我慢して我慢して、

ここまできたのだと気づきました。

 

小1の頃は、

松ぼっくりを手に入れるために、

石を投げるアイデアを出してみんなを巻き込むくらい、

リーダーシップを発揮していた僕。

 

それが小2以降、

どんどん自分を小さくし、

自信を無くしていったわけでございますが、

 

その一つのきっかけとなった事件といっても、

過言ではないかもしれません。

 

自分より人を優先する自分。

自分を諦めて、言いたいことを言わない自分。

 

こんなとこからも始まっていたのです。

だからこそここで言わせてください。

 

ほんとはすっごくやだったんだぞー!!!

 

 

スッキリです笑

 

 

僕が僕を小さくする、縛る、

「あれはしちゃダメだ」「これはしちゃだめだ」

とルールに沿って生きようとする自分。

 

失敗を恐れる気持ち。

制約と束縛。

 

そんな自分の心の闇を発露させる、

計画通りの出来事だったのでございますね。

(締めがせいじさんをパクってる・・・!!笑)

 

今日も気づきに感謝です。

まるっ!!

 

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