畑仕事をはじめて7年たつけど、
ずっと農業系の本を読むのが苦手だった。
いろんな本を読んでみようとしましたが、
全然頭に入ってこない!!
「植える前には肥料をどのくらい入れて、
本葉○枚の時に〇〇して、
花が咲き始めて○週間したら○○する。」
とか書いてあるのが、全然読めない。
無理!細かすぎる!!笑
自然農に関わる本も何冊か読んだけど、
どれもこれもワクワクすることができなかった。
やり方を何もかも決められていくような感じがして、
窮屈で仕方がなかった。
知識は、
誰かが研究してくれたお陰でわかったこと。
でもそれが未来に渡って、
ずっと普遍的なことばかりじゃない。
むしろわかっていないことの方が、
まだまだたくさんあるはずだ。
本を書く人は探求の最前線に立っていて、
自分の発見を伝えてくれている。
本に書いてあることを実践するということは、
誰かのフォロワーになっているに過ぎない。
それは真似事であって、冒険というのは難しい。
ある時から、
本を読むことをぱったりとやめた。
ただただ感覚で畑と向き合うようになった。
やり方なんて気にしないから、
失敗もたくさんした。
枯れちゃった植物さんもたくさんある。
でも、
自然とありのまま向き合っていくことで、
自分の中に経験が積み重なっていった。
人の知識を介さない、
自然と自分の間で生まれた言葉や気づきが、
最近どんどん増えている。
経験を重ねる中、
僕の中でみえてきた世界がある。
自然と互いに喜び合い、
一緒に豊かになってゆける関わり合い。
探求し続け、喜びを育み、
実現したい世界がある。
そんな世界が自分の中に生まれたのは、
誰かの知識に依存しなかったから。
本を読むのをやめてから、
畑が急に自由になった。
自分で創造するということは、
とても嬉しく楽しいことなのだ。
そして最近面白いことに、
他の人の知識も活かしてみたくなっている。
今わかっている世界を理解すれば、
自分の世界をもっと深く探求できる。
誰かの真似事をしたいわけじゃない。
ただ野菜を収穫したいわけじゃない。
この遊びを通じて、
新しい創造と発見の喜びを味わい尽くしたいのだ!
まだまだ冒険は続く。
今日も気づきに感謝です。
まるっ!!