こんばんは。
エンパス男子の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える、
そんな暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
その中で、Sangoファーム中城という畑の園主をしており、
薬や肥料を使わず、水やりもせず、祈りと喜びで畑を営む日々。
どうしたら人とうまくコミュニケーションを取れるだろう?
もっと言葉が伝わるにはどうしたらいい?
相手のことを理解するために必要なことって??
コミュニティで生きてきて、はや6年。
同じものを目指して歩み、共同生活を営む中で、
コミュニケーションは欠かせないもの。
コミュニケーションにおけるデコボコが激しい僕は、
うまく伝わらなくて悲しくなったり、
相手のことを理解できなくてイライラしたり、
結構たくさん悩んできました。
その度に色々なアドバイスを聞いたり、
何とか相手を納得させるような情報を集めてみたり、
色々とやってみるけれどなかなかうまくいかず!
の日々が長かったでございます。
しかし気がつけば最近、
聴く姿勢も伝えることも、なんだか随分変化してきて、
相手と繋がっている、
ちゃんとお互いに歩み寄ることができている、
と感じるコミュニケーションが増えてきている感じがするのです。
何か決め手があったわけではありません。
このコツをおさえているからうまくいく!
とかいうものがあるわけでもありません。
でも、
いつの間にかできてきているのです。
強いていうなら、
自分の中から出てくる音が変わりました。
自分から相手に伝える時、
ちゃんと言葉が相手に届く音。
相手が伝えてくれている言葉を受け取る時、
ちゃんと相手を受け取る相槌の音。
自分の中から出てくる音が、
この世界にとてもよく響く音になってきている。
そんな感覚があるのです。
別に発声方法を変えたわけでも、
「おでの声を響かせたろう!」と思っているわけでもありません。
強いていうなら、
落ち着いている時。
自分の内側が感情的に波立たず穏やかな時に、
自分の内の深い部分から音が紡がれている感覚があります。
つまりは、
穏やかになってきているということ。
じゃあ穏やかになるためにどうしたか?
と自分に問うても、
やっぱりすごい方法論があるわけではなくて。
あるのは「経験」だけ。
苦しみもがいて、あがいた自分をさらけ出して弦にのせる。そうやって私達は生きた音を奏でる。
今日見たアニメ、「4月は君の嘘」で言ってました。
右も左もわからずぶつかって、
たくさん泣いて、へこんで、怒って、絞り出して。
そうやって苦しんだ経験をたくさんさせてもらえたから、
体にしみついた経験が、
僕の言葉を生きた音に変えている。
言葉は光。
音は波動。
波動は常に内から発せられる周波数。
どんな波動に光をのせて伝えるのか?
内側の内側。
奥底から出てくる周波数は、
コントロールしようがないし、嘘がつけない。
方法論でも、データでも、
どうしようもないのです。
だから僕らは結局のところ、
経験するしかないのです。
知性は知識を巧みに操る能力のことですが、知識は理解とは全く異なります。ここでいう理解は単なる思考活動のみならず、その全存在をもってする経験を指します。知性において劣っていたとしても、己という存在の核心にある多くの深遠な真実を理解することは可能です。
遺伝子易経62番 心の闇「知性」より
知識だけではどうしようもないことが、
経験を通じて理解に変わるのです。
結局のところ体当たり人生。
ただ机に座って、本を読み、
知識ばかりを集めるのではなく、
コミュニティの中で、人と向き合い、ぶつかり合い、
リアルに揉まれ合う経験を通じて、
僕の内側は進化・成長することができている。
そう思うとやっぱり、
こうしてコミュニティで生きられている今は、
とてもありがたいと感じる今です。
今日も気づきに感謝です。
まるっ!!