僕の遺伝子には、
「争い」という心の闇があります。
(遺伝子易経の話。6番。)
この遺伝子には、
「交渉術」という才能が秘められているそうです。
そしてこの遺伝子は、
僕の遺伝子の「引き寄せ」のポジションに位置しています。
(この辺の話はわからなくても大丈夫!話したいことはここからだから!)
つまり僕は、
「人と争ってしまう」の癖を生じやすい人間関係や環境を、
引き寄せてしまう星の下に生まれてきているのです。
一見すると温和に見える僕ですが、
(ホントか??笑)
実は結構人とぶつかってしまいます。
アスペルガーで、
「こう!と決めたらこう!」な僕。
意見の違う人を受け入れることがとても苦手。
納得できずぶつかってしまうことが多々あります。
すぐにヒートアップしちゃうんです。
とても論理的に物事を考えるところがあり、
感情的になってくると、
徹底的に相手の意見を潰そうと躍起になります。
「どうしたら相手の意見を論破できるか?」
を考え続けてやみません。
大学時代、弓道部の幹部をしていた頃は、
他の幹部の意見を徹底的に論破し続けました。
グシャッって音が聞こえるくらい、
潰してきました。
そんなおそるべき闇を持っている僕は、
どこに行っても争いを繰り広げてきたわけです。
もちろんSangoでの話し合いになると、
感情的になると、すぐ相手にぶつかりにいってました。
しかしそんな僕も、
最近少しずつ変化が見えてきています。
自分の意見を押し通すだけでなく、
様々な技を使うようになってきたのです。
例えば先日、あるお誘いに誘われた時、
その時間はSangoのミーティングの予定が入っていたため、
お断りしようとしたのです。
すると相手から、
「君たちは自分のやりたいことを大切に、それぞれの自由を尊重してるんだろう?
だったら話し合いも断ったらいいじゃない。」
と引き止められたのです。
相手もなかなかやり手です(笑
前の自分だったら、
戸惑ってしまうか、自分のやりたいことを邪魔する相手に、
イライラし始める場面。
しかし僕はとっさに、
「普段それぞれやりたいことを大切にしながら生活してるからこそ、
たまに集まるミーティングが大切なんですよ〜!
そうじゃないと障害な僕たちは足並み揃わなくてパニックしちゃいますから」
と笑顔で伝えることができたのです。
自分の要望を通すのに、
頑なに強く主張するだけでは、
ぶつかってばかり。
相手にも願いや主張があるのです。
だからこそ、
相手の意見を受け入れ、理解しながら、
時に謝り、時に笑顔で、時にさりげなく、時に腰を低く、
時に躱して、時に事実を伝え、
ありとあらゆる技を使って、
自分を伝えていくことが大切だと、
理解できてきている今があります。
「交渉術」という才能の花が、
開きはじめている今なのです。
そして、
この交渉術という才能が花開くためには、
「争い」が必要不可欠でした。
たくさんぶつかって、感情的になって、
自分の感情に飲み込まれて、傷ついてきたからこそ、
ただただぶつかることの不毛さが、
少しずつ理解できてきたのです。
そしてそれだけ争う機会を引き寄せることができたから、
交渉する技術を少しずつ身に付けることができている今です。
つまり、
才能が花開くためには、
闇を経験する必要があるのです。
闇の中にこそ光の萌芽がある。
闇が存在する意味を、
理解することができた今日です。
しかし、まだまだ未熟。
今日も争う癖を発揮し、感情的になってしまいました(笑
毎日実験、毎日訓練ですね。
なんども闇を経験することで、
自分の光を育んでゆきます。
今日も気づきに感謝です。
まるっ!