こんばんは。
発達障がい人の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える
暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
昨日、
こちらの映画を見てきました。
ゆっくりじんわりどんどんと響いてくる、
とても考えさせられる素晴らしい映画でした。
こちらもテーマは劣等感ですね。
幽霊族が霊の象徴であり、
人間が肉の象徴である。
というところがまたすごくいい。
感じたことはこちらにまとめました。
<stand fmからはこちら>
<Spotifyからはこちら>
上の配信では、
触れなかったのですが、
もう1つ気付かされたことがあって。
映画を見終わった後、
ゆりさんとの帰りの車中にて。
何かの話から、
"子を残して死ぬ"
ということについての話になりました。
その時に僕の口から不意に、
「子供を残して去ることは寂しいかもしれないけれど、
命を賭して子を守れたという愛を体現できたとしたら、
それはある意味で喜びだよね。」
という言葉が出てきました。
するとゆりさんは、
「それはあなただからこそ言える言葉だね。」
と伝えてくれてハッとしたのです。
僕の母は、僕が20歳の時に、
病気で天に還りましたが、
最後の最後まで僕と妹への愛を伝えてくれていました。
天に還る間際に、
「僕たちにどんな風に生きて欲しいとかあるの?」
と母に聴いたら、
「あなたたちの好きに生きたらいいのよ。」
と伝えてくれました。
命尽きるときまで、
愛を表現してくれた母がいた。
母が他界した寂しさはとても大きいものだけれど、
母の”愛”を受け取れたことは、
僕にとってかけがえのないものだったんだ。
そのことを改めて気付かされた、
ゆりさんとの会話でした。
母の死については、
僕の中で様々な感情が渦巻いていました。
悲しみ、怒り、失望、寂しさ、罪悪感。。。
1つ1つの感情に気づき手放してゆく旅が、
長くありました。
感情はなくなるものではないから、
これからも旅は続くでしょう。
でも、
様々な感情を手放すに連れて、
母の愛を素直に受け取れるようになってきている自分がいる。
そのことがとても嬉しいです。
そして今も僕は生き、生かされている。
有難い。
今日も与えられた1日に感謝を込めて。
まるっ!