こんばんは。
発達障がい人の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える
暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
今日は
「それだけが、僕の世界」
という映画を観ました。
https://www.netflix.com/title/80239962?s=i&trkid=13747225
とっても素敵な映画でした。
大嫌いだけど、大好き。
素直になりたいけど、素直になれない。
そういう拗ね癖が、
僕の中にもあります。
拗ねてしまうことには、
過去の傷が関係していて。
本当はこうして欲しかったのに、
伝えきれなかった。
してあげたかったことを、
させきれなかった。
そんな自分に対する後悔や罪悪感が、
人をこじらせてしまう。
映画の中で
とても印象的だったことの一つは、
主人公の1人が、
ボクシングを生業としているのですが、
彼の過去には、
暴力を振るう父から母を守れなかったという、
コンプレックスがあったのです。
守れなかったという気持ちから、
守れる人になろうという動機に繋がる。
でも結果的には守れなかった罪悪感ゆえに、
ボクシングもまた暴力につながってしまうジレンマ。
人の行動の裏には、
無意識の意図や動機がある。
自分が今やっていることが、
過去のどんな気持ちからきていて、
その気持ちをどうさせようとしているのか??
自分に対しても相手に対しても、
丁寧に見つめていくことの大切さを受け取りました。
そして、
素直じゃない人たちの心を解いていくのは、
圧倒的に素直な自閉症の青年の存在。
嫌なものは嫌、好きなものは好き。
もうめちゃくちゃ素直。
そんな彼の嘘偽りない、
はちゃめちゃな素直さが、
周りの心を動かしていく。
そしてそんな彼だからこそ、
喜びに対してもまっすぐで、
まっすぐにしたいことをするからこそ、
素晴らしい才能と輝きを放っている。
素直さは、
命を輝かせる魔法なのです。
あの素直さを観て、
あんなに素直にしたら周りにどう思われるだろう??とか、恥ずかしくてあそこまでできない!とか、
考えてしまうならば、
まだまだ自分よりも他人を優先している。
恥をこわがっている証拠🤣🤣🤣
発達障がいである自分にも、
自閉症の彼と同じ素直さが在るのだから。
後先考えない素直さも
大切に育もう。
素敵な映画に出会えて嬉しい。
今日も気づきに感謝です。
まるっ!!