あるがままに生きるために〜コミュニティSangoで暮らす日々のキロク〜

魂の成長を目的としたコミュニティ『Sango』の住人である大北のブログ。“祈りと喜びで育つ畑”「Sangoファーム中城」の園主でもあり、とっても敏感(HSP・エンパス)なアスぺ男子。沖縄の雄大な自然の中で、仲間と共にあるがままに生きる。そんな日々の暮らし・畑仕事の実験や気づきなどを綴っています。敏感男子、ただいま地球に適応中٩( 'ω' )و

【アスぺ】障がいを認識するか?囚われるか? 〜僕たちは成長するために地球(ここ)にいる〜

こんばんは。

エンパス男子の大北です。

 

沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、

安心の中で喜びを分かち合える、

そんな暮らしの場を仲間とともに育んでおります。

 

その中で、Sangoファーム中城という畑の園主をしており、

薬や肥料を使わず、水やりもせず、祈りと喜びで畑を営む日々。

 

自分自身にアスペルガー的な気質が大いにあるという、

自覚がある僕。

 

自分の気質に対する理解を深め、受け入れてきたからこそ

「障がいだっていいじゃない!」と言える喜びと自由があるのです。

 

naturalhspman.hatenadiary.jp

 

がしかし、

何事もやっぱりバランスが大事で。

 

「障がいだっていいじゃない!」

行きすぎるとまた違った話になってくるわけでございます。

 

今日はそんな気づきのお話。

 

障がいに囚われすぎ??

今日までSangoに滞在してくれた男性が昨晩、

彼の滞在中の最後の申し送りで

こんな感じのことを伝えてくれました。

 

「ここは他にはないとても素敵なコミュニティだと感じました。

でも、障がいに囚われすぎているんじゃないかなぁとも思いました。」

 

障がいに囚われすぎている?

 

障がい(=気質)を認識する=受け入れることが、

自分を自由にしていく上でとても大切だと思っている僕たち。

 

それが囚われてるってどういうことなんだろう??

 

彼が伝えてくれた意見が何か大切なことな気がして、

とても気になって、

今朝彼に直接尋ねてみたのです。

 

「囚われすぎている気がするってどんな時に感じたのか?

もう少し詳しく教えて欲しいです。」

と。

 

いろんな意見を交わす中で彼は、

「僕も認識することはとても大切だと思っている。

でも、やっぱり囚われているような気がして。」

とあらためて伝えてくれました。

 

そんな言葉を聞くうちに、

「あー!!

囚われるってこういうことかも!!」

と気づきに至ることがありました。

 

障がいに甘え、自分をダメにする。

障がいに囚われているということは、

「障がいがあるから〇〇できません。」

と自分の可能性を諦めてしまう感覚に近いような気がします。

 

でも、

障がいがあるから物事を諦めるっていうのは、

障がいを受け入れることとはまた違う話で。

 

マリオカートというレースゲームに例えるとしましょう。

マリオカートのキャラクターはそれぞれ、

いろんな特性を持っています。

 

僕がスピード重視のヨッシーを使う。

 

そんでもってレース中、

パワー重視のドンキーにどんどんぶつかりに行って、

パワー負けして吹っ飛ばされ、レースに負ける。

 

そんな時に僕が、

ヨッシーじゃレースに勝てないよ!」

とか言っちゃうとしたら、

 

「いやいや!諦めるの早いよ。

そもそも、ヨッシーでパワー勝負するのはおかしいよ。

スピードと小回りでドンキーと差をつけなよ!」

とツッコミが入るでしょう。

 

"障がいに囚われる。"

は、きっとこの状態のことを指しているのです。

 

「障がいというキャラクター(=特性)があるから、

うまくいきっこないよ!」

とすぐに諦めちまうわけです。

 

障がいがある人は、

何かの物事をやる時に人と同じ方法でうまくいかないだけ。

 

自分が何が得意で何が苦手か。

をちゃんと把握して、対処していけば、

案外いろんな物事がうまくこなせるはず。

 

でも、

障がいを理由にやらない。挑戦しない。サボる。

障がいに甘えてしまっているのだとしたら、

自分の可能性に自ら蓋をしてしまっている。

 

それは、

「障がいを認識している」を通り越して、

「障がいに囚われすぎて、自分をダメにしてしまっている。」状態に、

はまってしまっているわけです。

 

どこかそんな空気感が、

僕たちの中にあったことを、

彼は感じ取ったのかもしれません。

 

僕たちは成長するためにここにいる。

でもSangoは、

霊的成長を実験実践するためのコミュニティ。

 

自分自身を諦めている場合ではないわけで、

成長するために僕たちはここにいるのです。

 

例えば僕は、

"強い"男性が元々とっても苦手です。

 

僕自身の中に幼い頃から育まれた男性性に対する劣等感から、

強い男性を前にするとビビって萎縮する癖が強かったです。

 

今日まで滞在してくれたその男性も、

僕からするとドンピシャな”強い”男性で。

 

喋るのにもめっさドキドキしておりました。

 

今までの僕だったら、

「囚われすぎている」という発言が気になったとしても、

翌朝改めて尋ねるなんてことはできなかった。

 

障がいを理由にサボって、

何事もなかったように彼を見送っていたことでしょう。

 

でも様々な人とのお出会いの中で、

少しずつ少しずつ”強い”男性を乗り越えることができて、

 

目を合わせるところから始まり、

笑顔を向ける、ビビってるんですと伝える、

正直を伝える、笑いを取る、顎で使う笑などなど、

 

一歩一歩ステップアップを重ね、

今日は気になったことを素直に尋ねる自分になれました。

 

この一歩一歩の積み重ねが、

自分に対する成長。

 

障がいを理解し、

障がいに適応し、障がいを超えていく。

 

その歩みなのだと理解します。

 

成長スピードはスーパー日進月歩ですが、

確実に成長してきた歩みもある。

 

同時にサボり癖もある我々だから、

そういう部分が出ちゃってたのかもしれませぬ笑

 

自分に甘えすぎず、

成長を喜び、訓練訓練!

 

来ていただく方々が、

運んでくれる風と気づきが本当にありがたい。

 

今日も気づきに感謝です。

まるっ!!

 

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