こんばんは。
エンパス男子の大北です。
沖縄にあるコミュニティSangoの住人で、
“祈りと喜びで育つ畑”Sangoファーム中城の園主をしております。
Sangoファーム中城では去年の11月から月に一度、
スタッフ一同集まって畑作業をする作業日"畑ひとつむぎ手の日"を導入しておりまして、
昨日投稿したの芋掘りもその一環で行われました。
夏の間はこの作業日はお休みしていて、
久々にみんなが畑に集まったわけですが、
僕自身、
なんだか以前とは全然違う意識で、
作業を進めることができました。
というのも、
1年前この作業日が始まってからというもの、
月に一回のこの日はいつもとても緊張していました。
あの頃は、
僕が一人で畑の責任を背負い込んでいて、
そこに「手伝いに来てもらう」という感覚が、
とても強かったのです。
「本当は自分一人で進めていくこと。」という思い込みがあり、
その至らない部分を助けてるために、みんなが来てくれているのだ。
という意識だったのです。
だからみんなが来るたびに、
すごい身構えていました。
できるだけみんなの迷惑にならないように事前準備をし、
スムーズにやってもらえるように当日も気を配り、
作業自体はすごく進むのですが、
毎回終わるたびにどっと疲れが・・・!!笑
でも今回の芋掘りでは、
意識が全く違い、全然疲れも感じませんでした。
大きかったのは、
「一人でやらなきゃ」を手放したこと。
これまで僕が一人で責任を持ってやっていた(つもり)の畑が、
今年の7月から畑は2人体制に。
そのあたりから、
コミュニティSangoのメンバーそれぞれが担当している作業を、
今まで以上に協力しあって進める体制になって来ました。
畑のデッキの張り替えに、
うちのDIY女子たちが泊まり込みで手伝ってくれたり、
逆に東村の古民家の屋根改装工事を、
男手の僕が手伝いに行ったり。
メンバー1人1人が責任を抱え込むのではなく、
みんなで協力しあって進めていく。
ゆいまーる。
そんな機会が自然と増えていくうちに、
いつしか僕の畑に対する意識も、
「みんなのために一人でやっている畑」から
「みんなで協力しあって進めている畑」に変化していったのです。
だから今回の芋掘り、
全然緊張しませんでした。
当日の食事のことも今までは抱え込みがちでしたが、
今回はちゃんとお願いできて、
東村の方から仲間たちが、
ご飯や漬物などを持って来てくれました。
芋掘り作業中も、
それぞれの作業のことはみんなに委ねて、
僕も純粋に芋掘りを楽しめたし、
後片付けも、僕が何か指示しなくても、
協力しあって進めていける関係性が、
自然と出来上がっていたのです。
Sangoファーム中城が始まって以来、
この畑は僕の「やりたい!」で続いてきた畑だと、
勝手に僕は思い込んでいました。
でも実際はいつのまにか
「ゆいまーるする畑」に変化してきているのだと、
気づいた昨日でした。
みんなで一緒にやると、
なんでも楽しいし、あっという間。
「一人で頑張る」を手放し、
「みんなで生きる喜び」に気づく最近。
助け合うって嬉しいね。
今日も気づきに感謝です。
まるっ!!