最近のブームは、
(幼稚園の頃の夢はガンダムのパイロットでした😆時代が追いつかなかったね!!笑)
一度ハマったら、一気に見続けてしまうアスペな僕ですが、
ギリギリ理性を保ち、少しずつ見ているなう。
ちなみに、東京で会社員を辞めた時は、
路頭に迷い、コードギアス全50話を3日間ぶっ通しで観ておりました。
ええ、絶賛引きこもりでした。
そんな僕も、沖縄にきてから、
といった自分の特質を理解し、
随分と自分らしく生きれるようになってきた今があります。
(最近は訳あってちょっとアスペルガー推しです。)
そんな僕ちん、
なんと先日のブログ投稿後、
ママさんをしている友人から相談があったのです!!
前回記事はこちら!
相談内容はこんな感じ。
「今年から小学生の息子が軽度のアスペルガーと診断されました。
保育園の先生からは口頭指示を受けることが
弱い傾向があり、小学校上がると心配です。と言われました。
大北さんはどんな感じの小学校生活を送っていて、
もし、その時親がサポート出来るとしたらどんな事だと思いますか??」
こんな大事なことを
正直に相談してもらえるなんて、
とても嬉しい限りなのです。
僕がアスペルガーを自覚したのは、20代後半。
小学校時代はアスペの自覚は一切なく、
自分はいい子だと思い込んでいました。
(自分の鼻をよくほじる癖については、いい子ではないと恥じらっておりました笑
おならもバレないようにすかしっぺ。恥意識の強い子でした笑)
そして僕は子どもがいるわけでもない・・・!!
そんな僕がこの質問に答えることができるのか??
ドキドキする気持ちもありましたが、
せっかくいただいた質問なので、
僕なりに真剣に、
この問いを見つめてみたのです。
僕も口頭指示が弱かった!!
この相談を受けて、
気づいたことがあります。
僕も子どもの頃から口頭指示が弱かったのです!
これは嬉しい発見。
今でもそうですが、
僕は言葉で説明されたものをイメージすることが、
とても苦手です。
特に戸惑うのは、大工の話になった時。
僕たちは、自分たちで自分のお家を作っているのですが、
その設計について話し合う時に、
仲間が伝えてくれるアイデアが、
口頭ではあまり理解できないのです(泣
絵で書いてくれたり、
イメージに近いものを写真で見せてくれて、
やっと理解できるということが多々あります。
「(未知のものを)想像する。」ということが苦手なのですね。
一方で「(過去のことを)記憶する。」ことは得意です。
何月何日に誰が来た。とか
あの出来事があった。とか
ちょっと気持ち悪いぐらいに覚えています。
そんな僕、
学校や塾の授業を受けるのは
とても大変だったことを思い出しました。
基本的には黒板を丸写しする時間。
先生の言ったことを理解できず、
チンプンカンプン。
宿題をやる時に、自学自習して、
後から理解することがたくさんありました。
じゃあプリントを使った授業がいいのかといえば、
そうでもなく、
穴埋めのプリントで授業された時は、
穴を埋めることにしか興味がなく、
逆に先生の話を全然聞かない始末(笑
授業中によく寝てたのも、
サボりたかったからではなく、
理解できなかったからだったんだ!
授業が頭に入らない僕は、
人と比べて頭が悪く、勉強ができないと思ってたけど、
そうじゃなくて、
アスペルガーという特質ゆえに、
口で説明されたことが想像できなかったんだ!!
この相談のお陰様で、
そんな嬉しい発見をしたのです。
障害・癖は治るものではないけれど、
そんな風に自分の特質を発見・理解していくと、
だんだんと適応できるようになってくるのです。
有難や、有難や。
安心できる場所
じゃあアスペルガーという特質を持った子を、
親がサポートできることってなんなのだろう?
冒頭で言ったように、
僕には子供がいない。
なおかつ僕は専門家でもなんでもない。
ただ自分がアスペルガーであるだけ。
なので、あくまで一個人としての見解ですが、
自分自身の体験と、
Sangoを訪れたアスペな方々と生活した経験から
感じる大切なこと。
それは
「安心できる場所」
があるということ。
アスペルガーって一つの個性だし、
才能だと僕は思うのです。
だって見て、これ!!
相談してくれたママさんの息子が
ブロックで作ったんだって!
(他にも色々作ってました!)
小学校入る前に、
こんなものが作れちゃうなんて。
天才じゃないか!!
アスペルガーって特質だから、
天才的にできることもあるし、
逆に苦手なこともある。
普通じゃないから、
周りと比較しちゃったりして、
すごく大変だったりするのだと思います。
だからこそ、
子どもが、
「どんな自分でもいいんだ。どんな自分でも愛されている。」
と思える、
ホッと安心できる環境がお家にあることが、
一番大切だと、
僕は個人の経験から思うのです。
今、うちに19歳の青年が来て、
一緒に生活していますが、
料理も何もしたことなくて、
自信がなく、何をするにもビビってた彼が、
1週間ここで過ごすうちに、
安心を知り、
今では進んで料理に挑戦して、
びっくりするくらい美味しいご飯を作り、
大工仕事を初体験したすぐ後に、
「自分で家を建てたい!」と言えるくらい、
(その急展開に僕もびっくり笑)
前向きに自分の個性を表現しています。
創造性は安心の中で育つ。
安心できる場所があるからこそ、
自分のありのままを受け入れ、外の世界にチャレンジし、
個性を自由に表現できるようになると
確信しているなうなのです。
このシリーズに安心の大切さがとっても書かれております。
オススメです〜!
fod.fujitv.co.jpこのドラマも一見の価値ありです!第7話だけ見ても最高です。
子供はメッセンジャー
もう一つの大切なこと。
それは
子どもは親の鑑である
ということ。
子どもにアスペルガーな傾向があるってことは、
親にも大なり小なり、似た特質があると思うのです。
(なんたって日本人の2割がアスペルガー傾向アリですから!)
だから、
子どもを理解していくことを通じて、
親もまた自分を理解し、
自分に優しくなってゆけるのです。
そういった意味で、
子どもは親に愛を伝えるメッセンジャーですね😆
どんな出会いにも意味がある。
アスペルガーという特質のある子を持った親もまた、
自分を許すために
その子と出会うことを選んだのと、
僕は思います。
改めて、
様々な子どもに出会って来ますが、
彼らはみんな純粋で、
天使そのもの😍
アスペルガーなどの特質の存在が、
もっと広く理解され、
彼らの才能がのびのびと翼を広げ、
自分の苦手を笑い飛ばせるようになる。
そんな環境が、
世界にどんどん広がるといいなぁと思う、
今日この頃です。
相談してもらえて、
とっても嬉しかったです。
気づきを頂けた今日に感謝なのです。
アスペ男子、芋掘りワークショップやります!
親子での参加も可能なので、よければ是非〜!!
〜追記〜
このブログ投稿後、
相談してくれた友人が 自分のFacebookで、
息子がアスペルガーであることを、
公表していました。
きっととても勇気の要ることだったと思うのです。
お母さんってすごい。
いつだって子どもの幸せにすごく真剣で、
子どものために自分が変わろうとする。
その勇気と力強さに、
また感動をいただきました。
感謝感謝です。