こんばんは。
発達障がい人の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える
暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
今日は、
沖縄市のコザまで「自由な学校」という映画を観てきました。
「自由な学校」を追ったドキュメンタリー。
素敵な映画だった。
同時に僕にとっては、
Sangoに生きる今がまさに、
「自由な学校」だと改めて確認できた。
映画の中で、
「自由な学校」を卒業した子どもたちが、
公立教育や社会にギャップを感じ、葛藤する姿も映されていた。
先に自由を受け取ったからこそ、
外の世界とのギャップに挑戦する彼ら。
僕の場合は逆だ。
幼い頃から不自由な世界を生きてきて、苦しんだ上で、
いま自分を自由にしていく挑戦をしている。
どちらがいいという話ではなく、
どちらにも苦しみはあるし、
どちらにしても挑戦する必要があるのが、
生きるということ。
自分の中でハッとしたことが、
1つあった。
子どもの頃から、
「自由」を学べる場所があることは、
とても素晴らしいことだと思う。
しかし、僕自身を見つめてみたら、
「もう一度小学校時代に戻って、自由な学校に入り直したい。」
という気持ちは全くなかったのだ!!
自分で自分にびっくり!!笑
あの頃の不自由さがあったからこそ、
今僕は自由に向かう喜びを感じることができている。
いまSangoという、
「自由な大人の学校」をみんなで創り、育み合えていることを、
心から誇りに思えている自分がいる。
過去の苦しみもひっくるめて、
今の自分を肯定できているじゃん!!
めっちゃ嬉しい。
大人になってからの人生は長い。
その長い人生の間、
自由を学び続けられるなんて、
こんなに有難いことはない。
子供に願いを託してる場合じゃない。
大人である僕たち自身が、
自由に挑戦し、
自分の喜びに邁進していい。
その姿や波動が、
子供たちにも届くから。
いつでもどこでも自由な学校になれる。
何事もまずは自分ですね。
自分の今の豊かさを見つめることができた、
とても有難い映画でした。
心より感謝を込めて。
まるっ!!
(大人のふりした子どもたちの沼遊び笑)