こんばんは。
発達障がい人の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える
暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
今日は朝、
現在研修でSangoに滞在中のSさんから、
「昨日の話について質問したい」と伝えてもらって、
SさんとスタッフのKさんと1時間ほど話をした。
("昨日の話"はこちらです)
よくよく思い返せば、
昨日の話で、僕は冒頭に1つ"びっくり"を感じていて、
その感情を整理できていなかった。
整理できていないままに、
伝えあった昨日の気持ちが、
今日のSさんとの話につながった。
回収できていない感情は、
また目の前に現象として現れる。
その気持ちが光に還るまで、
何度もなんども目の前に現れる。
だからだろうか。
最近は、自分の気持ちが納得いくこと、
気持ちを通すことを大切にしている僕がいる。
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今日も大工作業にて、
ハプニングが色々あった笑
(ハプニングが日常であり、順調。それがSangoの日々笑)
そのうちひとつが、
足場板カビていた事件!
おととい購入した足場板に、
ヤスリで磨きをかけている人たちが、
板にカビが出ていることを見つけたのだ。
「板ってカビたまま売られるものなの??」
経験の浅い素人の僕は、
その材木の状態にハテナが浮かび、
材木屋さんに電話した。
すると、
「カビがついていること自体はどうしてもよくあること。」
とのお返事だった。
大手の業者さんは、
カビなどあまり気にせず購入するらしい。
そして、
「でも交換も可能ですよ。
次の日曜だったら配達して交換してもいいですよ。」
とも伝えてもらった。
こちらでも木材のカビについて、
色々と調べてみた。
カビ自体が、
木を腐らすことはないんだって!!
カビについての知見が広がる。
さてこの状況をどうするか??
見えてきた選択肢は3つ。
①自分たちでカビを除去する。
(アルコールや次亜塩素酸で除去できるらしい)
②日曜日に新しい足場板と交換してもらう。
③今日足場板を持って行って、交換してもらう。
(片道約1時間半、足場板を返しにいく笑)
ガソリン代など考えた時に、
ぱっと見、一番コストがかかるのは③だった。
でも僕が選んだのは③だった。
①と②は、
自分の気持ちにストップをかけてしまうと感じた。
気持ちが止まるということは、
流れが止まるということ。
流れること、
それはお金に換え難いことだと、
僕は受け取った。
もこさんによく伝えてもらう、
「損して得をとる。」
はこのことにも通じると感じた。
だから僕は、
午後急遽中部まで出発することを決めたのだ。
木材を返しにいくにあたっても、
選択肢は色々あった。
すでにヤスリで磨いたものは返さず、そのまま使う。
カビのひどいものだけもう一度選別して返す。
といった選択肢もあった。
でもごちゃごちゃ考えたり、
ケチケチしてるエネルギーがもったいないと感じた。
だから、
全部まるっと交換してもらうことにした。
ここは思い切ってリセット!!!
というわけで車を走らせ、
終業間際の材木店へ。
いつもお世話になっている社長さんと、
色々とお話しした。
話を聞けば聞くほどに、
やっぱりカビはあるものなんだなって、
納得することができた。
致命的な不備ではなく、
買う側がどうしたいかの好みの範疇だなぁと感じた。
それでもやっぱり交換してもらいたいから、
交換してもらうことにした。
たくさん無理を聞いてもらって、
丁寧に説明してくれて、よくしてもらって、
心から感謝なのです。
はたから見ると、
わざわざ行かなくてもいい回り道だったかもしれないけれど、
納得したい僕の気持ちを納得させることができた。
帰り道、雨の中高速をトラックで走っていると、
なんだか無性に嬉しさが込み上げてきた。
音楽を聴きながら帰っていたけれど、
音楽が煩わしく感じるほどに、
胸の奥から湧き出る喜びが大きかった。
音を止めて、静かに呼吸して、
喜びを感じた。
心が、体が、生きている。
活きることを観ている。
あんなに"死"しか見ていなかった僕が、
生きていることの喜びを感じれている。
とても幸せなことだなぁ。
自分の納得のいく選択をできた1日。
気持ちを通すことで、
大切なものを受け取れた今日でした。
気づきに感謝です。
まるっ!!
(夜はソーラーランタンで静かに過ごすのが最近のお気に入り)