こんばんは。
エンパス男子の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える、
そんな暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
最初からやり直したいと思うのは、
終わらせ方を知らないから。
そんなことに気づいた今日。
何かを新しく始める時、
最初は意気揚々と始められるもの。
でも、
その始まりは波を生み出し、
周囲に波紋を広げてゆく。
そして、
様々な物事が起こり、自分に返ってきます。
決していいことばかりではなく、
不都合なこともたくさんある。
不都合なことを解決しようと、
一生懸命頑張るけれど、
何をやっても裏目に出てしまう。
なにをやってもうまくいかないから、
無力感に陥り、「自分なんていない方がいいんだ」って思って、
逃げ出す。ひきこもる。うつになる。
そんな時、
「もうやめたい」「なかったことにしたい」
「最初からもう一度やり直したい」ってよく思う。
でも、
本当はやり直したいわけじゃない。
終わらせ方を知らなかっただけなのです。
人生に絶望して、お先真っ暗な気持ちで、
「もう死にたい」って思う。
そんな時は、
とことん逃げ出して、拒絶して、
泣いて、ぶつけて、吐き出して、
自分の弱さにとことん素直になる。
とことんまでそれをやってカラッカラになると、
なんだかすっきりして、
逃げ出したい気持ちがいつのまにか終わってる。
不思議と前に向こうって思える。
もう一度チャレンジしようって思えるようになるのです。
そして再チャレンジ。
始めたことが終わるまで、
何度でも何度でも再チャレンジ。
始めたことは、
自分のために終わらせる必要がある。
たとえ始めたきっかけが、
周りのために仕方なくだったとしても、
波紋が広がり、
全然自分と関係ないところで起こった問題もあったとしても、
始めることを選んだ自分がいるのであれば、
終わらせる必要がある。
そうしないと、
自分が前に進めない。
大人たちの都合に巻き込まれ、
運命に翻弄され続けたシンジくんが、
すべての責任を引き受けて自分の足で歩む姿に、
たくさんの勇気と感動をもらいました。
彼は終わらせ方に気づいたから、
やり直すのではなく、終わらせることを選んだ。
本当はやり直したいんじゃない。
ちゃんと終わらせたかったんです。
どんな問題も乗り越えられる。
終わらせることができる。
終わらせて初めて、
新しい一歩が踏み出せる。
20年以上続いた物語の完結に、
責任を引き受ける大切さを教えていただきました。
すごいよ、庵野さん。
ありがとう、
今日の日の感動に感謝を込めて。
まるっ!!