あるがままに生きるために〜コミュニティSangoで暮らす日々のキロク〜

魂の成長を目的としたコミュニティ『Sango』の住人である大北のブログ。“祈りと喜びで育つ畑”「Sangoファーム中城」の園主でもあり、とっても敏感(HSP・エンパス)なアスぺ男子。沖縄の雄大な自然の中で、仲間と共にあるがままに生きる。そんな日々の暮らし・畑仕事の実験や気づきなどを綴っています。敏感男子、ただいま地球に適応中٩( 'ω' )و

救世主では救われない

こんばんは。

エンパス男子の大北です。

 

沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、

安心の中で喜びを分かち合える、

そんな暮らしの場を仲間とともに育んでおります。

 

その中で、Sangoファーム中城という畑の園主をしており、

薬や肥料を使わず、水やりもせず、祈りと喜びで畑を営む日々。

 

誰かに救われたいという気持ち。

それがとても強い僕でした。

 

僕にとっての最初の救世主は「母」でした。

 

自分を絶対的に愛してくれる存在。

 

母のことが大好きで、

母に喜んでもらいたいという気持ちから、

自分の選択肢を決めてきました。

 

そんな僕にとって、

20歳で母が光に還ったことは、

天地がひっくり返るような事件。

 

自分を救ってくれる人を失った僕は、

無意識のうちに別の救世主を探していました。

 

そのタイミングで出会ったのが、

自己啓発の世界。

 

就活セミナーで自己啓発と出会ったことをきっかけに、

いろんな人を「救世主」と崇め奉り、

その人たちについていきました。

 

ついていく人を転々と渡り歩き、

結果的に沖縄に至るわけです笑

 

そして沖縄に来て、

過去を振り返ってみて思うのは、

 

救世主では救われないのだということ。

 

「誰かに救われたい。」

今でもその気持ちは心の何処かにあって、

その気持ちが強くなる時によく依存が起こります。

 

そして、

その依存から生まれるのは「甘え」と「頑張りすぎ」。

 

「甘え」とは、

「きっと誰かが僕に気づいてくれるだろう。」

という気持ち。

 

自分を見つけてくれること、

自分の気持ちに気づいてくれること、

を待つばかりで

自分からは全然動かない。

 

誰かに救ってもらってばかりで、

自分は成長していない。

 

「頑張りすぎ」は、

自分を救ってくれるあの人に尽くしたいという気持ち。

 

あの人のおかげで自分がある。

あの人がいないと自分はダメになってしまう。

だから見放されるのが怖い。

 

それゆえに、

必要以上に相手に尽くしすぎてしまう。

 

そして自分は疲れ果て、

結局のところ自分をすくいあげる余力がない。

 

誰かに救いを求め続けている時、

結局のところ僕は、

この二つの気持ちを行ったり来たりしていました。

 

しかし、

何度もなんども行ったり来たりしているうちに、

自分の見える景色があまり変わっていないことに

気づき始めたのです。

 

同じ状況にばかり陥るし、

目の前の人に同じことばっかり言わせている。

 

相手も自分も疲弊させている。

 

何よりも自分自身に対する肯定感が、

全然育まれていない!!

 

外に頼ってばかりいるから、

「自分でなんとかできる!」

「自分の力で物事を動かせる!」

という気概が全く産まれてこなかったのです。

 

結局のところ、

救いを求めるがゆえの「甘え」も「頑張りすぎ」も、

自分のために動けていない。

自分を成長させることに繋がってはいないのです。

 

そのことに気づいてからは、

少しずついろんなことに自らチャレンジするようになってきました。

 

挑戦する前はビクビクで、

もう逃げ出したい気持ち満点だけど、

 

でも勇気を出して飛び込んでみたら、

そのぶん「自分でできた!」という経験が増えて、

「自分でできる」という肯定感を確実に育むことができています。

 

いまでも依存する気持ちはたまに現れますが、

そんな自分に気づき、

「依存したままじゃ何も変わらない!」と、

自分を発奮させている日々です。

 

自分を救い、成長させるのは、

結局のところ自分だけ。

 

自分の弱さを受け入れ、乗り越えて、

一歩一歩、共に歩んでいきまっしょい。

 

今日も気づきに感謝です。

まるっ!!

 

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