憧れは止められない。
それが一見正しくなくても、
どんなリスクを背負ってても、
憧れてしまったものは、
止めることができないのです。
『メイド・イン・アビス』というアニメの、
映画を見て、そんなメッセージを受け取りました。
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世界で唯一、謎が解き明かされていない大穴。
その最深部にある、
一度入ってしまえば、もう帰ってくることができない、
奈落の底。
その景色を見たい！
という憧れに突き動かされ、
冒険に出る少年少女の物語。
もう同じ場所には帰ってこれない。
そう分かっていても、
先に進みたい！！
まだ見ぬ喜びを知りたい。
そんな想いは、
理屈ではないのです。
思い出したのは、
新入社員時代、
会社を辞める時のこと。
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仕事は順調、
人間関係も良好になってきた。
にもかかわらず、
「会社を辞めたい！！」
ある日、
そんな衝動に駆られ、
会社を辞めることを決心したのです。
そしてその日の夜、
父に電話しました。
「会社を辞めることにした。」
と伝えたのです。
父は驚き、こう返しました。
「辞めた後はどうするんだ？」
と。
そして僕は答えたのです。
「何も考えていない！」
（笑）
父は反対しました。
「どうして今なんだ？」
「先のことが決まってから、やめたらどうだ？」
生まれて初めて、
父と口論しました。
そして僕の口から最後に出た言葉は、
「今やめたいって心が叫んでるから、
とにかくやめたいんだ！！」
でした。
その言葉を聞き、
「お前は母さんとそっくりだな笑」と言い、
父は受け入れてくれました。
憧れは理屈ではないのです。
この先に、
まだ見ぬ新しい世界がある。
もっとワクワクさせてくれる何かがある。
そう思ってしまったら、
今いる場所に留まるなんて、
退屈で、できっこないのです。
（今振り返ってみると、そんな風に伝えればよかった笑）
本当は、
人にはそれぞれの“奈落の底”があり、
そこにまだ見ぬ光があり、
その光を目指して生きている。
だから、
同じ場所で同じことばかりしているのには、
飽きてしまう。
ログポーズのログが貯まったら、
次の世界へ行きたいのです。
ラフテルを目指しているのです。
（ワンピースで例えてみた！！）
僕にとってもそれは同じで、
会社を辞めた時だけでなく、
今もずっと冒険中。
だからこそ、
同じ場所に留まらなくていい。
時期が来たら、
次の冒険へ出たらいい。
誰になんと言われようと、
しがらみも制度も安定も関係なく、
「今、ワクワクする方へ。」
憧れは止められない。
そんな気持ちを再確認できた、
映画でございました。
今日も気づきに感謝です。
まるっ！！
