あるがままに生きるために〜コミュニティSangoで暮らす日々のキロク〜

魂の成長を目的としたコミュニティ『Sango』の住人である大北のブログ。“祈りと喜びで育つ畑”「Sangoファーム中城」の園主でもあり、とっても敏感(HSP・エンパス)なアスぺ男子。沖縄の雄大な自然の中で、仲間と共にあるがままに生きる。そんな日々の暮らし・畑仕事の実験や気づきなどを綴っています。敏感男子、ただいま地球に適応中٩( 'ω' )و

【気づき】無気力も借金も愛を知るために必要なことだった

こんばんは。

エンパス男子の大北です。

 

沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、

安心の中で喜びを分かち合える、

そんな暮らしの場を仲間とともに育んでおります。

 

その中で、Sangoファーム中城という畑の園主をしており、

薬や肥料を使わず、水やりもせず、祈りと喜びで畑を営む日々。

 

人から愛されたいという気持ちは、

誰にだってあるもの。

 

自分に愛されるような価値はあるのか?

と自問自答し、

愛されるため、評価されるために行動する。

 

人は愛を求め彷徨う生き物。

(ドヤァッッッ!!!)

 

そして愛されていると理解することが、

大きな大きな安心につながる。

 

家族との関係では、

特に顕著。

 

誰しも家族から愛されたいと、

心の底から思っているし、

 

そのためにいい子を演じたり、

家族の期待に応えようとする。

 

でも本当は、

いい子でなくても、期待に応えられなくても、

無条件で愛されたいし、

ありのままの自分を受け入れて欲しい。

 

だからそのために、

人は無意識に大きな反抗に打って出る。

 

 

24歳の頃、

親の反対を押し切って会社を辞めた僕。

 

ずっと無意識にいい子を演じてきた自分が、

はじめて親と口論になった。

 

それから僕が自分に課したのは、

「親に認められる自分」になること。

 

会社を辞めても、ちゃんと立派に自立して、

親を安心させてやるんだ!

と息巻いて、がむしゃらに頑張ろうとした。

 

にもかかわらず、

僕を襲ったのは無気力!!

 

何もやる気が出ない。鬱になる。

「ちゃんとする」ことがどうしてもできない。

 

それに加えて、

僕は当時自己啓発借金まみれで、

かつ金銭管理能力がザルもザル(笑

(もはやバケツの底が抜けてる。)

 

心は動かず、体も動かず、

ストレスを解消するために浪費し、

結果として借金に首が回らなくなる。

 

結果として、

自立したいはずの僕が、

親に頭を下げて借金(笑

 

親の心配を積み立て預金(笑

 

沖縄に来てからもなかなかこのループは抜けず、

お金を借りるたびに自己肯定感もダダ下がり。

 

なんとかこの状況を脱せねば!

といつも自分に圧をかけてた。

 

それでもどーしても、どーしても、

お金が回らなくなる!

 

もう泥沼笑

 

 

そんな自分に終止符が打たれたのは、

約3年前。

 

Sangoが立ち上がってから3年くらい経った時のこと。

 

その頃はまだまだ自分を頑張らせてたけれど、

自己啓発借金も完済し、

なんとか自分でお金のやりくりができ始めていた。

 

しかし・・・!!

 

アルバイトからの帰りに、

寄り道したパン屋でうっかり事故!!

 

100%僕が悪い自損事故。

 

幸い両者ともにケガはなかったが、

相手の車には傷がついた。

 

その修理代は、

もちろん僕が負担することに。

 

いや、そんなお金ないっすよ!!笑

 

 

せっかく自分でやりくりでき始めていたのに、

それを鼻で笑うかのような出来事が起こる。

 

対応として、いろんな選択があったけれど、

一番抵抗があったのは「親からお金を借りること」。

 

それが嫌でこれまで頑張って来たのに、

ここで頭をさげるなんて・・・!!

 

でも、

さすがに僕も立ち止まった。

 

ここまで同じような状況が繰り返されるなんて、

絶対に何かある。

 

そして自分を内観して、

たどり着いた答え。

 

これは親への反抗であり、確認だ!

 

 

「いい子でいなきゃ!」

でずっと自分を頑張らせて来た。

 

中学2年生の時、母が闘病生活に入ってから、

親に負担をかけちゃいけないと思い、

気丈に振る舞い、自分を我慢させてきた。

 

「いい子でいなきゃ」「しっかりしなきゃ」ダメだ。

愛される価値がない。

と思い込み、自分をがむしゃらに頑張らせてきた。

 

にもかかわらず、

父親が妹には甘い気がして、

「僕はこんなにも頑張ってるのに!」

と腹が立って、やきもちを焼いていた。

(僕より妹は5歳下で当時幼かったので、振り返れば妹に気をかけるのは当たり前の事(笑

でも、羨ましかったんだよー!!!)

 

自分で自分を勝手に頑張らせ、

周りが自由に見えて、羨ましがり、

プンプン怒る。

 

僕にありがちなパターン。

 

無意識にずっと溜まっていたそんな親への不満を、

無気力になり、借金するという形でぶつけていた僕がいたのです。

(割と理不尽なぶつけ方。遅れてきた反抗期笑)

 

そして僕は確認したかったのです。

 

いい子じゃない、こんな情けない僕でも、

愛してもらえるということを。

 

 

事故でかかる修理費用を父親に借りる相談をした時、

自分の不満を親にぶつけました。

うる覚えだけど、多分)

 

今まで言えてなかったことを、

はじめて親に伝えました。

 

どんなやりとりになったか覚えていませんが、

結果として全て受け入れてくれて、お金を貸してくれました。

 

もちろん小言もいただきましたが、

それは親が僕をただ"心配"なだけで、

それが愛からくるものだとはじめて理解できたのです。

 

無気力になり、お金を借り続けることを通じて、

ついにありのままの自分でも愛されてることを知った僕。

 

おかげさまで、

借金はそこそこな大きな金額となっておりますが、

愛されていることを腑に落とすために、

これだけの反抗が必要だったってことです笑

 

それ以降は、

お金を借りなきゃいけない状況は、

不思議となくなってゆきました。

(本当に困った時はいつでもヘルプを出す所存です笑)

 

無気力になることも、

あの日を境にどんどん減ってきています。

 

無気力になっても、割と動けるようになりました(笑

 

同じ場所に留まっているよりも、

前に進んで新しい景色を見たい。

 

そんな気持ちが不思議と湧き出るようになりました。

 

自立しなきゃ!では、

自立できない。

 

「ありのままでいい」という安心があればこそ、

人は希望に向かって歩み出せる。

 

ありのままを受け入れるために、

無気力や病気や障害はあるのだと、

理解に至る今日この頃です。

 

なにはともあれ、

理解ある家族に感謝。

 

そして、

今日の日の学びをくれた仲間にありがとうです。

 

まるっ!!

 

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・こんな僕たちが集まるコミュニティがこちら。

www.sangookinawa.org

 

・メンバーが民宿もやっております。アスぺなお宿(笑

 だからこそ育まれるくつろぎ空間と、体に優しく美味しいお食事。
 ぐっすり寝れます(笑 オススメです。

yaaninjuyui35.wixsite.com

 

・宮城でも仲間たちが、

 安心の中で成長できるコミュニティを創っています。

 

familyyaaninjumiyagi.hatenablog.com