こんばんは。
エンパス男子の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える、
そんな暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
その中で、Sangoファーム中城という畑の園主をしており、
薬や肥料を使わず、水やりもせず、祈りと喜びで畑を営む日々。
人から愛されたいという気持ちは、
誰にだってあるもの。
自分に愛されるような価値はあるのか?
と自問自答し、
愛されるため、評価されるために行動する。
人は愛を求め彷徨う生き物。
(ドヤァッッッ!!!)
そして愛されていると理解することが、
大きな大きな安心につながる。
家族との関係では、
特に顕著。
誰しも家族から愛されたいと、
心の底から思っているし、
そのためにいい子を演じたり、
家族の期待に応えようとする。
でも本当は、
いい子でなくても、期待に応えられなくても、
無条件で愛されたいし、
ありのままの自分を受け入れて欲しい。
だからそのために、
人は無意識に大きな反抗に打って出る。
24歳の頃、
親の反対を押し切って会社を辞めた僕。
ずっと無意識にいい子を演じてきた自分が、
はじめて親と口論になった。
それから僕が自分に課したのは、
「親に認められる自分」になること。
会社を辞めても、ちゃんと立派に自立して、
親を安心させてやるんだ!
と息巻いて、がむしゃらに頑張ろうとした。
にもかかわらず、
僕を襲ったのは無気力!!
何もやる気が出ない。鬱になる。
「ちゃんとする」ことがどうしてもできない。
それに加えて、
僕は当時自己啓発借金まみれで、
かつ金銭管理能力がザルもザル(笑
(もはやバケツの底が抜けてる。)
心は動かず、体も動かず、
ストレスを解消するために浪費し、
結果として借金に首が回らなくなる。
結果として、
自立したいはずの僕が、
親に頭を下げて借金(笑
親の心配を積み立て預金(笑
沖縄に来てからもなかなかこのループは抜けず、
お金を借りるたびに自己肯定感もダダ下がり。
なんとかこの状況を脱せねば!
といつも自分に圧をかけてた。
それでもどーしても、どーしても、
お金が回らなくなる!
もう泥沼笑
そんな自分に終止符が打たれたのは、
約3年前。
Sangoが立ち上がってから3年くらい経った時のこと。
その頃はまだまだ自分を頑張らせてたけれど、
自己啓発借金も完済し、
なんとか自分でお金のやりくりができ始めていた。
しかし・・・!!
アルバイトからの帰りに、
寄り道したパン屋でうっかり事故!!
100%僕が悪い自損事故。
幸い両者ともにケガはなかったが、
相手の車には傷がついた。
その修理代は、
もちろん僕が負担することに。
いや、そんなお金ないっすよ!!笑
せっかく自分でやりくりでき始めていたのに、
それを鼻で笑うかのような出来事が起こる。
対応として、いろんな選択があったけれど、
一番抵抗があったのは「親からお金を借りること」。
それが嫌でこれまで頑張って来たのに、
ここで頭をさげるなんて・・・!!
でも、
さすがに僕も立ち止まった。
ここまで同じような状況が繰り返されるなんて、
絶対に何かある。
そして自分を内観して、
たどり着いた答え。
これは親への反抗であり、確認だ!
「いい子でいなきゃ!」
でずっと自分を頑張らせて来た。
中学2年生の時、母が闘病生活に入ってから、
親に負担をかけちゃいけないと思い、
気丈に振る舞い、自分を我慢させてきた。
「いい子でいなきゃ」「しっかりしなきゃ」ダメだ。
愛される価値がない。
と思い込み、自分をがむしゃらに頑張らせてきた。
にもかかわらず、
父親が妹には甘い気がして、
「僕はこんなにも頑張ってるのに!」
と腹が立って、やきもちを焼いていた。
(僕より妹は5歳下で当時幼かったので、振り返れば妹に気をかけるのは当たり前の事(笑
でも、羨ましかったんだよー!!!)
自分で自分を勝手に頑張らせ、
周りが自由に見えて、羨ましがり、
プンプン怒る。
僕にありがちなパターン。
無意識にずっと溜まっていたそんな親への不満を、
無気力になり、借金するという形でぶつけていた僕がいたのです。
(割と理不尽なぶつけ方。遅れてきた反抗期笑)
そして僕は確認したかったのです。
いい子じゃない、こんな情けない僕でも、
愛してもらえるということを。
事故でかかる修理費用を父親に借りる相談をした時、
自分の不満を親にぶつけました。
(うる覚えだけど、多分)
今まで言えてなかったことを、
はじめて親に伝えました。
どんなやりとりになったか覚えていませんが、
結果として全て受け入れてくれて、お金を貸してくれました。
もちろん小言もいただきましたが、
それは親が僕をただ"心配"なだけで、
それが愛からくるものだとはじめて理解できたのです。
無気力になり、お金を借り続けることを通じて、
ついにありのままの自分でも愛されてることを知った僕。
おかげさまで、
借金はそこそこな大きな金額となっておりますが、
愛されていることを腑に落とすために、
これだけの反抗が必要だったってことです笑
それ以降は、
お金を借りなきゃいけない状況は、
不思議となくなってゆきました。
(本当に困った時はいつでもヘルプを出す所存です笑)
無気力になることも、
あの日を境にどんどん減ってきています。
無気力になっても、割と動けるようになりました(笑
同じ場所に留まっているよりも、
前に進んで新しい景色を見たい。
そんな気持ちが不思議と湧き出るようになりました。
自立しなきゃ!では、
自立できない。
「ありのままでいい」という安心があればこそ、
人は希望に向かって歩み出せる。
ありのままを受け入れるために、
無気力や病気や障害はあるのだと、
理解に至る今日この頃です。
なにはともあれ、
理解ある家族に感謝。
そして、
今日の日の学びをくれた仲間にありがとうです。
まるっ!!
・こんな僕たちが集まるコミュニティがこちら。
・メンバーが民宿もやっております。アスぺなお宿(笑
だからこそ育まれるくつろぎ空間と、体に優しく美味しいお食事。
ぐっすり寝れます(笑 オススメです。
・宮城でも仲間たちが、
安心の中で成長できるコミュニティを創っています。