今日、
目の前で言い合いが起こった。
ある人に怒りに対して、
相手が反応し、
怒りで返した。
そうなると、
もうそこからは水掛け論で、
正論のぶつけ合い。
押すか引くかの果たし合い。
そんな状態になっていった。
そして、
確実にどちらも傷ついていくのを感じた。
そんな様子を、
少しドキドキしながら眺めていた僕。
片方は勝手知ったる人で、
明らかにいつもの穏やかさとは
違う雰囲気を放っていることに気がついた。
お互いが、
感情に乗っかっている。
自分の感情に乗っかり、
相手の感情に反応し、
アクセル全開。
どこまでもいってしまいそう。
どうしてそうなってしまったのだろう?
と僕はふと考えた。
穏やかさを失わせるものはなんなんだろう??
と見つめてみた。
相手の中にある自分に、
問いかけた。
そして、
見つけた。
怖いんだ。
相手の怒りを感じて、
その圧に、
自分が傷ついてしまうような気がして、
怖いんだ。
親の怒りに対して、
どうしていいわからなかった子供の頃が、
フラッシュバックしているのかもしれない。
怖くて、
パニックして、
どうしていいかわからなくなって、
正しさで、
精一杯自分を守ってるんだ。
そう気づいたから、
伝えてみた。
「怖いんだよね。どうしていいかわからなくて、パニックしてるんだよね。」
すると、 、
1人が我に返って頷いた。
「そうなんです。怖くてパニックしてるんです。」
そう口にした瞬間、
本来の穏やかさを取り戻していく、
その人がいた。
そしてその言葉を聞いて、
もう1人も、
自分が怖がらせていることに気づき、
我に返っていった。
「カッとしてしまってごめんなさい。なんだかとってもモヤモヤするんです。」
そう伝えてくれた。
はじまりは、
怖さや混乱。
それをどうしていいかわからなくて、
怒りに変えて、相手にぶつけているだけ。
だとしたら、
自分にとって必要なことは、
その怖さや混乱を受け入れてあげることだ。
そんなことを伝えたら、
みんな自分に意識を向け、
自分に声をかけ、
場が静まっていった。
はじまりの気持ち。
はじまりの戸惑いや混乱。
それを素直に分かち合うことができれば、
穏やかさが返ってくる。
そんなことに気づけた本日でございました。
今日の気づきに感謝です。
まるっ!!