こんばんは。
発達障がい人の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える
暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
3日前に父と妹が沖縄に来てくれて、
10年ぶりの家族再会。
そして、
15年ぶりの家族旅行をしました。
初日はSangoのお山で家族写真撮影。
Sangoのスタッフが運営している、
Family(やーにんじゅ)『やんばるの宿 ゆい』に、
2人は泊まってくれて、
朝ごはんは僕が作っておもてなし。
(パンはまりえさんの天然酵母パン)
家族それぞれにご飯を作ったことはあったけど、
みんなで一緒に食べるご飯を作ったのは初めて。
ささやかな朝食ですが、
美味しく食べてもらえるように、
ゆっくり丁寧に作る。
家族にできることがある。
そのことがとても嬉しい時間でした。
そしていよいよ旅はスタート。
まずは、
美ら海水族館へ!!
もともとノープランで、
行きたいと思ったところにも行けずの、
とりあえず美ら海水族館。
のわりにはすっごく楽しめた!!!
まず、障害者手帳を使って、
付添1名含む2名分の入場料が、
なんと無料!!!
そして海に住む生き物たちの、
神秘的な姿に感動。
今まで何回か美ら海水族館行ったことあるけど、
こんなに感動したのは今回が初めて。
魂が成長すると、
生命の受け取り方も変化するんだなぁ。
とても嬉しいひとときでした。
その後、
遅めの昼食を食べに近くのハワイアンレストランへ行き、
(よっ!ハワイアン!!)
近くの海を散歩し、
妹が予約してくれた、
おススメのお宿へ。
1棟貸しのお宿。
キッチンがとても素敵で、
使いやすくて感動!!
広いし、調理器具もこだわっているし、
器も素敵なものばかり。
コーヒー豆が常備されていて、
自分で挽いて淹れれるようになっているのも、
個人的にはすごく嬉しく、テンション上がった!
このキッチンでご飯を作る前に、
一旦小休止。
ちょっと疲れていたので、
「仮眠とりたい」って素直に言えた。
自分の"したい"を正直に伝えることも、
僕にとってのチャレンジ。
できたよかったし、
ちょっと眠って回復できた。
そして晩ご飯作りターイム!!
家族みんなで買い出しして、
調理開始!!
(焼き関係は主に父!!)
僕は肉の塊に事前に味付けしたり、
サラダを作ったり、仕込系を担当。
妹も食べたいものを、
ささっと仕込んで準備。
3人で力を合わせて料理して食べるなんて、
これまた初めての経験。
(3人集まったら、作るのは主に父でした!!笑)
とても楽しかった。
これまた初めての、
家族3人でお酒を飲みかわしながらの
ゆんたくタイム。
色々なことを話した。
普段していること、
感じたこと、聴きたかったこと、
今まで聴けなかったような話を、
たくさんすることができた。
今年の2月に
父に対して素直になることができたことで、
大きく変化した自分を受け取った。
伝えたいことが、
ちゃんと伝えることができている。
"家族"という積み重なった関係性。
そこには、
生まれてからずっと育んできた癖がある。
だからこれまではどうしても、
Sangoの仲間といる時と、家族でいる時で、
全然自分の態度が違った。
仲間といる時は素直でいられるけど、
家族といる時はそれができない。
過去から積み重ねた、
自分の癖に戻ってしまっていた。
でも、
2月に乗り越えることができたから。
この旅では、
家族に対して、特に父に対して、
安心して自分の意見が伝えられた。
それが心地よく、嬉しかった。
Sangoでの日々の訓練が、
家族にも活きている。
感謝しかない。
嬉しくて、テンション上がりすぎて、
お酒飲みすぎて、リバースした真夜中(笑
翌日の朝は、
胃腸に優しいゆし豆腐。
(写真映えするキッチンってテンション上がるね🤣)
父はこの日の朝の飛行機で出発。
ここからは妹と2人旅。
カフェに行ったり、
共通の友人と会ったり、
(帽子兄妹)
久しぶりに妹との時間を楽しみ、
妹が泊まるゲストハウスに連れて行って、
そこで今回の家族旅は終了。
(妹は12日まで沖縄をブラブラするらしい)
(こちらも評判のお宿のようです)
慣れない久しぶりの家族旅、
外出外泊に慣れていない僕は、
なかなか疲れたけれど、
とても嬉しく、充実した時間でした。
10年ぶりの家族集合。
照れ臭かったり、
どう接していいかわからなかったり、
ドキドキ、戸惑いもありました。
でも馴染んでくると、
なんだか懐かしい感覚。
そういえば僕、
昔からこの家族が大好きなんだ。
久しく忘れていた感覚を、
思い出すことができました。
生きている道、歩んできた道が、
それぞれ違うから、考え方も当然違う。
発達障害で性別違和な僕に、
家族の戸惑いもきっとあったはず。
「そういう風に感じてるんだ!」
という意見の違いも知れたこと、
理解できたことがよかった。
一緒じゃなくていい、
違ってていいよね。
振り返って今、
改めてそう受け取る。
なんだってかんだって、
結局のところ、
家族のことが大好きだし、
家族にすごく愛されている。
改めて、
受け取ることができた今回でした。
とっても嬉しかったことは、
父が今回の旅をすごく喜んでくれたこと。
こんなに嬉しそうなお父さん、
初めてかも。
妹も楽しんでくれたみたいだし、
家族が喜んでくれることは、
僕も嬉しい。
こんなに自由に生きた先に、
家族と分かち合える喜びがあったことが、
とても嬉しい。
とても大切なものを受け取ることができました。
心から感謝を込めて。
まるっ!!
(お家に帰って、夕日を見れて、ホームがあることがまた嬉し)