こんばんは。
発達障がい人の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える
暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
本日、
名護の心療内科での初診日でした。
元々は、
活動の拠点が北部に移ったことをきっかけに、
Sangoの面々の大半がお世話になっている、
名護のメンタルクリニックに転院することにしました。
とはいっても、
正直怖かった。
うまくいかなかったことが、
ずっと引っかかっていて。
また同じ想いをすることが、
とても怖かったです。
同時に那覇の診療内科では、
「できるようになったこと」をたくさん伝えてしまった僕がいて。
自分の恥を晒せきれなかった。
自分の困ったを解決したくて通院しているはずなのに、
自分の困ったよりもできてることを伝えてしまうなんて、
飛んだ勘違い野郎だぜ笑
転院が決まった時点で、
そのことには気づいていたのですが、
できない自分を伝え、恥を晒し、
診断や級数の見直しをお願いすることに、
怖さがあったのです。
でも色々とのっぴきならない状況になってきたので、
改めて勇気を出して、名護のメンタルクリニックに電話で予約し、
ついに今日が初診日でした。
まずはカウンセラーさんとの面談から。
(パートナーのゆりさんもお世話になってるカウンセラーさんが担当になりました。)
カウンセリングにて、
まずは、
「以前の病院では、
怖さからできることばかり伝えてしまった。」
ということを正直に伝えさせてもらいました。
「できる人しすぎて、実際にはできなくて、
悩んで苦しんできたはずなのに、
病院に通ってまで同じことを繰り返してしまったんです。」
と伝えているうちに、
自然と涙が溢れてきました。
本当はこんなにも苦しんでいたんだ。
ひとつ自分に気づくことができた瞬間でした。
幼少期の自分の話から始まり、
今自分の困っていること、
周りを困らせている状況を、
ひとつひとつお伝えしました。
カウンセラーさんからは、
「紹介状にはこんなことが書かれていますが、事実ですか?」
ということを何回か伝えていただき、
その内容が自分でも驚くほど、
「できる人風」の内容だったのです。
自分でも先ほど紹介状を確認してみたら、
「会社を立ち上げ、
ビンや缶を集めてコミュニティを運営しているようです。」
と書いてありました笑
なにそれ・・・!!!
たしかにSangoの発起人の一人ではあるけれど、
"会社を立ち上げた"なんて、
さも一人でやった風に伝わってるし、
当時のポンコツさは全く伝わってないし、
ビンや缶を集めて、
コミュニティを運営しているってなんやねん!!!笑
つくづく自分が、
できないをいうことが怖かったのだと再認識したし、
全然正確に伝えられず、できることばかり伝え、
結果的に相手にも
あまり受け取ってもらえていなかったんだということも、
痛感することができました。
カウンセリングが終了し、
次はお医者さんの診察へ。
病院への怖さや、自分が無理をしていたことを伝え、
級数を見直してほしいことを相談し、
再度診断してもらい、
級数をあげる診断書を書いてもらえることになりました。
「とてもじゃないけど今の級数はあり得ないですね笑」
というお褒めの言葉もいただきました笑
大学時代に借りた奨学金返済についても、
猶予届けを出すための傷病の診断書も快く書いてくださり、
もろもろだいぶホッとしました。
「他にも何か困っていることで力になれることがあれば、
なんなりと伝えてくださいね。」と伝えていただきました。
先生、
びっくりするくらい優しかったです。
前の病院には申し訳ないですが、
病院や先生によって、
こんなにも雰囲気が違うのだと驚きもありましたし、
名護のクリニックは、Sangoの仲間たちが通い続けているからこそ、
対応や理解ががどんどん柔らかくなっていっているのだということも感じ、
とてもありがたかったです。
できないことをちゃんと伝えられて、
すごくホッとすることができました。
できているように振る舞うほどに苦しくなり、
できないことに正直になるほどに安心できる。
この宇宙は逆説的。
怖かったけど、
勇気を出して、行けた良かったです。
今日の気づきに感謝を込めて。
まるっ!!
(このくらいボケーっと生きてるのだ。)