こんばんは。
発達障がい人の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える
暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
今日は、
僕たちの生きる東村について、
意見交換をする機会をいただきました。
始まる前から、
僕は緊張しっぱなしで。
もうアスぺ全開。
できることならこの場から逃げ出したい笑
「誰か代わりに仕切って・・・!!」
という気持ちでいっぱいでした。
Sango以外の方との場を取り仕切るということは、
まだまだ慣れておらず、
ここ最近で一番緊張したと思う笑
そんな僕の様子を見て、
N兄さんがうまく立ち回ってくれてホッと。
でも、
場を委ねてばかりはいられない。
僕は僕で、
この村に生きる一人の人間として、
やっぱり知りたいことも伝えたいこともある。
過去の僕なら、
自分の意見は言えなかった。
誰か伝えるのが巧みな人たちに、
「僕の気持ちも伝えてくれるはず」
と任せていただろう。
というかそもそも、
自分たちが生きる村について、
意見を持つまでにすら至ってなかった。
自分のことで精一杯だったのだ。
でも、
今年の僕はこれまでとは違って。
7年以上この村に住んできて、
感じていることが確かにある。
この山から見える景色の変化も、
しっかりと受け取っている。
「昔の自然はもっと豊かだった。」
という声は上の世代の人たちからよく聞く。
その自然がどんな豊かさだったのかは、
僕にはもはやわからない。
でも今目の前の木々が少しずつ枯れていることなら知っている。
この風景の中に土砂が崩れた場所が増えていることも見えている。
まずは足元から、
自然に対してできることがしたい。
だからこそ、
僕たちの生きるこの村が、
どこに向かうかも知りたい。
願わくば、
同じ方向を向いてくれたら嬉しい。
そんな想いの中、
色々な意見を伝えることができました。
伝えてみると、
「なんだ!結構普通に伝えられるじゃん!」
と自分にびっくり。
そして、
目の前の方々が真摯に耳を傾けてくれていることも感じ、
とても嬉しくもありました。
変化したことといえば、
物怖じが少なくなったこと。
沖縄に来てから、
周りの方々のわちゃく(沖縄の方言。冗談・ツッコミ・イジり)を、
たくさんしていただいたおかげで、
だいぶ返しがうまくなりまして。
ちょっとやそっとのボールでは、
ビビらなくなってきました。
イジられてきた日々は、
本当に僕を鍛えてくれたなぁ。
しかし、
まだまだ上をいくイジりやツッコミもありましたので、
精進が引き続き必要です笑
なにはともあれ、
あんなに引きこもりで人が怖かった僕が、
対等に真剣に村の人と意見を交換できた。
その成長が嬉しかった今日でした。
そして改めて、
この村はとてもいい村だと思いました。
足元から、
できることをやっていこう。
今日も気づきに感謝です。
まるっ!