こんばんは。
発達障がい人の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える
暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
「自分の弱さを正直に伝えるようになったら、
みんなの反応が変わってきた。」
研修でSangoに滞在しているSさんの言葉が、
心に響く。
強さを見せるのではなく、
平気な顔をするのでもなく、
正直に自分の弱さも伝える。
それだけで世界が変わっていく。
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ある日、
お山で朝食を作っている人たちの会話が、
とても素敵に感じた。
「僕の心配性が出ちゃいましたね〜」
「そう言われてみれば、
私も〇〇なところで心配になったり不安になったりするのよね。」
心配や不安を、
ありのまま伝え合える。
そこから会話が広がっていくことが、
なんだか嬉しかった。
「心配してて」とか「緊張してて、」とか伝えると、
よく返ってくるのは、
「心配なんてしなくていいよ。」
「そんなことないでしょ。」
という言葉たちだった。
そんなセリフを聞くたびに、
心配や緊張してる自分が、
まるでダメなもののように扱われている気がして、
なんだか心がキューっとなった。
弱さをダメにされることは苦しく、
受け入れてもらえることにホッとする。
だから、
「そうだよね。」「その気持ち私もよくわかるよ。」と、
弱さを共感し合える時間や空間が、
とてもありがたく、愛おしい。
僕も「そうだね。」と、
まずは自分にたくさん伝えてあげよう。
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冒頭で登場したSさんと、
昨日は丸１日一緒に動いた。
お互いにたくさん自分の弱さを伝え合い、
笑った。
そこから気づくことも色々とあった。
昨日は中部へ映画を観に行き、
その後、
中城の畑で遺伝子易経勉強会。
映画を観たり色々して、
そのあと参加者との行き違いもあって、
開始時間が18時を回った。
想定よりもだいぶ遅いスタート笑
途中、
うちのスタッフから、
夜遅いことへの心配のLINEが入ったことに気づき、
時間を気にして焦り始める僕がいた。
ちょうど扱っている番号も、
遺伝子易経５番。心の闇が"焦り"。
ただ黙って焦っているのは、
自分の心が落ち着かないと思い、
正直に焦っている気持ちも打ち明けた。
打ち明けてみるとなんだか笑えて、
そのあとはまた学びに集中することができた。
僕も弱さを伝えられてよかった。
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畑から北部の東村へ出発した頃には、
もうすでに20時を回っていた。
帰りは21時をゆうに過ぎる。
LINEで遅くなることをみんなに伝えて出発。
Sさんと再び色々おしゃべりしながら帰る。
途中何回か電話がかかってきた。
電話のたびにビクッ！！となる僕がいた。
かかってきた電話は、
参加者さんからのものだった。
ビクつくような内容でもなかった笑
そもそもビクつくって何にだろう？？
「遅い帰りを叱られるのではないか？」
と怯えている僕がいることに気づいた。
そのことをSさんに伝えたら、
「私もビクッとした〜」
と伝えてくれて、また笑えた。
笑ってみたら、
心に余白が生まれて。
"叱られるかも"なんて、
勝手に自分を被害者にして、
相手を悪者にしてるやん。
なんてやつだ！！
って気づいた。
”遅く帰ったら叱られる”
という過去の物語に生きている自分に気づいた。
「そうじゃないよね。
遅くなることをダメだなんて、誰も言ってないじゃん。
ただ心配してくれているだけ、気遣ってくれているだけ。
大切に想ってくれてるってことなんだ。」
自分を切り替え、
新しい物語を生きることにした。
自分の気持ちが切り替わって、
平穏無事にお家に帰ることができた。
弱さに気づく。
過去という物語に生きていることに気づく。
そして新しい物語に生き始める。
それができた昨日が嬉しかった。
Sさんの姿が
見せてくれたギフト。
今回の滞在も心からありがとう。
学び合えている。
そんな今に感謝を込めて。
まるっ！！
