あるがままに生きるために〜コミュニティSangoで暮らす日々のキロク〜

魂の成長を目的としたコミュニティ『Sango』の住人である大北のブログ。“祈りと喜びで育つ畑”「Sangoファーム中城」の園主でもあり、とっても敏感(HSP・エンパス)なアスぺ男子。沖縄の雄大な自然の中で、仲間と共にあるがままに生きる。そんな日々の暮らし・畑仕事の実験や気づきなどを綴っています。敏感男子、ただいま地球に適応中٩( 'ω' )و

本当に認めて欲しいのは

こんばんは。

エンパス男子の大北です。

 

沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、

安心の中で喜びを分かち合える、

そんな暮らしの場を仲間とともに育んでおります。

 

その中で、Sangoファーム中城という畑の園主をしており、

薬や肥料を使わず、水やりもせず、祈りと喜びで畑を営む日々。

 

認められたい。

 

やってきたこと、歩んできた道、努力。

自分のやってきたことを認められたいという気持ちは、

誰にでもあるもの。

 

でもそれは同時に、

できなかった自分もまた認めて欲しいということであり、

 

結局のところ、

存在そのものを認めて欲しいということ。

 

更に言えばとどのつまりは、

自分が自分そのものを認めたいのだということなのです。

 

 

本日は、

心療内科でのカウンセリングの日でした。

 

発達障害の診断が決まり、

障害者手帳も発行されることが決まっておりますが、

当分は継続的にカウンセリングを受けることにしました。

 

というわけで、

お久しぶりのカウンセリング。

 

「今日はどんな要件でカウンセリングを受けにきましたか?」

と聞かれ、

 

何も考えてなかったので、

ここ最近で一番心が揺れて、落ち込んだことについて、

喋りました。

 

それが、

「自分がやってきたことを認めてもらえていなかった。」

という気持ち。

 

ずっと信じてやってきて、

理解してもらえていると思っていたことが、

 

実はそんなに理解されていなかった!

という出来事がありまして、

非常にショックを受けたわけでございます。

 

そのことについて、「何を感じたのか?」

出てくるままにカウンセラーさんにお伝えしておりました。

 

すると、

とても興味深いことに、

 

最初は、

「じぶんがやってきたことを認められていないこと」

にショックや悔しさがあったと伝えていたはずが、

 

途中からは、

「自分の発達障がい的な気質や苦手なこと」

を受け入れてもらえていない不安や恐れがある。

 

ということを伝え始めた僕がいたのです。

 

"自分のできたことを認めて欲しい"

と思っていたけど、

"自分のできないことを受け入れて欲しい"

という気持ちも同時に存在したのです。

 

つまりは、

ただありのままを認めて欲しいということ。

 

 

そんな話をしていたら、

思い出したことがありまして。

 

それが僕と祖父との関係性。

 

初孫であった僕は、

教師であった祖父から、

とても可愛がってもらっていて。

 

同時にとても期待されていたのです。

 

僕もまた「いい子」であったので、

期待に応えようと頑張って、

祖父が喜ぶような道を無意識に歩んでいました。

 

それを覆したのが、

新卒で入った仕事を辞めて、

沖縄に来てからで。

 

僕のその行動は、

祖父からは信じられないものであったので、

とても心配されていたのです。

 

祖父は僕に、

"大手企業への就職"を薦める手紙を、

たまに送ってきていました。

 

特に、

Sangoが発足した当初は、

とても心配していて。

 

「一体どんな会社で、何をしようとしているのか、

よくわからない」

と手紙で伝えられたのです。

(当時は僕も自分が何をしたいのかよくわかっていなかったから、

当然と言えば当然笑)

 

その手紙を読んで僕は、

「自分のことを認められていない」と受け取って、

 

お返事の手紙に一生懸命、

自分たちのやろうとしていることや、

功績について書いたものでした。

 

認められたいが故に、

"できている自分"風を一生懸命に見せていた僕。

 

でも、

本当に認めてもらいたかったのは、

できている僕ではなかったのです。

 

むしろ、

大手企業で働くことができない障害な自分。

今この道を歩むと決めた自分。

不器用なりにも一生懸命やっている自分。

 

シンプルに、

今ここで生きている自分そのものを、

認めて欲しかったのだと、

振り返って思います。

 

にも関わらず、

心配されるのが嫌で、

強がってしまったのは僕の方で。

 

ありのままを見て欲しいのに、

できる自分ばかり見せようとしているのは、

僕。

 

ということはつまり、

「できる自分じゃないとダメだ」と

誰よりも思っているのは僕自身だったのです!

 

目の前の人は自分の鏡。

 

相手を通じて気づいたことは、

自分ができない自分を責めていたこと。

 

そして本当は、

ありのままの自分を受け入れることを

心から望んでいるのだということでした。

 

とても有意義なカウンセリングの時間。

心から感謝です。

 

まるっ!!