こんばんは。
発達障がい人の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える
暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
自分の障害（＝気質）を理解しておらず、
「普通にできないとダメだ」と自分を叱咤してきた。
できないことをなんとかできようとして、
できない自分にまた怒り、失望し、
また自分を余計に叱咤する。
自分を卑下する絶望ループ。
生まれてこの方30年くらい、
そんな日々を送っていた。
30代に入ってから、
自分の障害を本気で受け入れるようになりはじめ、
やっと安心を受け取ることができるようになった。
できない自分だとしても、
生きてていい。
そんな許可を下ろせるようになった。
そんなころから、
頭の中の「死にたい」という声は、
少しずつ減っていった。
大変なことだと思うことは今もあるけれど、
生きることを楽しいと感じられるように、
どんどんなってきている。
嬉しい。
障害を受け入れ始めるまでの約30年間、
本当によく頑張って生きてきた。
九死に一生を得るような大失敗は
してこなかったけれど、
ひそかに、確実に、
心をすり減らして生きてきた。
今日までこれて本当に良かった。
だとすると、
自分の親に思いを馳せる。
特に、僕が２０歳の時に光に還った母親に。
自分がそうであったように、
「いい子・いい母でいないと」と思い続けていた母は、
親であることがすごく大変だったのだと思う。
それでも一生懸命、
僕たちを育て続けてくれた。
すごいことだ。
発達障害という言葉もないあの時代に、
親となるということ。
僕には想像もつかない。
すごく頑張ってくれたのだと、
今は素直に受け取れる。
ありがとう。本当にお疲れ様。
あなたがつむいてくれた命は、
おかげさまで、
今を生きることに喜びを感じることができています。
ありがとう。
今日、目の前の人に、
「本当によく頑張ってきたんだね。」
と伝えた言葉は、
僕が僕に、そして僕の母に、
伝えたかった言葉でもあったね。
気づきをいただき、
優しい気持ちになれました。
感謝。
明日から九州へ！！
そして春分へ。
新しい節目にワクワクですね。
与えられた今日に感謝を込めて。
まるっ！
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