こんばんは。
発達障がい人の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える
暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
本日も建築作業、やっております。
(ガンくれられました笑)
僕は今日はゆりさん功さんと、
作った花壇に土を入れていく作業。
いよいよ自作の縄文式花壇が、
これにて1つ完成でございます。
嬉しい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
昨夜、Yくんを交えた話し合いの中で、
Yくんが伝えてくれた言葉が印象的でした。
「僕はモラルがないので、
わからないんです。」
一口に発達障害と言っても、
その障害(気質)は様々で。
「自分の本心がわからない。」
「いつも無表情。」「人に言葉をうまく伝えることができない。」
「いい人して体を壊してしまう。」などなどいろいろある。
昨晩から今朝にかけてのYくんの話から、
「モラルがない。」「人がどう思うかわからない。」
ということもまた障害的な気質の1つであると受け取りました。
それが「いい悪い」とか「失礼」とか、
そういう次元の話ではない。
ただ本当に「わからない。」という
脳の障害なのだと理解した今日でした。
そして同時に心底感じるのは、
相手の障害を受け入れる
ということが本当に大切だということ。
だとしたらそんな相手に対して、
「君は失礼だ。」「もっと礼儀について考えるべきだ。」
と伝えるのは、そもそもお門違い。
それが理解できない人に、
「理解しろ」と責めるのは、
お箸を使ったことのない外国人に、
「箸を上手に使え」と強要するようなもの。
相手が"できないこと"に怒り、
相手に"できる"ことを求め、
相手を変えることに執着するのであれば、
執着している人もまた、
よっぽどな障害だよなぁと受け取る今です。
相手の"できない"に怒っていることそのものが、
自分にとっても全然優しくない。
変えられないものに
とても無駄なエネルギーを使っているわけだし、
同時に、
自分自身の"できないこと"も否定してしまっている。
自分にとっても、相手にとっても、
苦しい状況を創り出している。
だから逆に、
相手の障害を心から理解し、受け入れることで、
相手にも自分にも優しく、穏やかになれる。
モラルがわからない人に、
モラルを求めることを手放す。
上手に伝えられない人に、
上手に伝えてもらおうとすることを手放す。
自分の正直になれない人に、
自分に正直であれと強要することを手放す。
"できない"ことが一生できないわけではない。
僕たちは発達していける。
だから、
できることを強要するのではなく、
「できない」としたらどうするか?を考える。
箸を持ったことのない人には、
箸の持ち方から優しく伝えるように。
もし自分が伝えたことで、
何か少しでもきっかけになることが、
本人に生まれたとしたら超ラッキー!!
そのぐらいの気持ちで、
軽く接する。
この3日間くらいは、
「障害を受け入れる。」
というテーマを宇宙からいただき、実験実践した日々でした。
気質によって、
スッと受け入れることができたものもあれば、
激しく反応したものもありました。
僕もまだまだ途上でございます。
激しく反応したものについては、
総じて相手を、
"できる人"と見てしまって、
ドツボにハマっておりました。
周りにいる人を、
ただ"できる人"扱いするのではなく、
「何が"できて"、何が"できない"のか」
1つ1つ真摯に向き合って理解していくことが、
大切ですね。
その過程において、
ぶつかったり、喧嘩したり、正直を伝え合ったり、
することも重要なこと。
たくさん失敗して、傷つくことから、
観念して、執着を手放せて、腑に落ちてゆく。
なにもかにも、ダメなことは1つもない。
必要だから起きること。
気づきをいただき、
また1つ自分に優しくなれたことに感謝です。
まるっ!!
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