あるがままに生きるために〜コミュニティSangoで暮らす日々のキロク〜

魂の成長を目的としたコミュニティ『Sango』の住人である大北のブログ。“祈りと喜びで育つ畑”「Sangoファーム中城」の園主でもあり、とっても敏感(HSP・エンパス)なアスぺ男子。沖縄の雄大な自然の中で、仲間と共にあるがままに生きる。そんな日々の暮らし・畑仕事の実験や気づきなどを綴っています。敏感男子、ただいま地球に適応中٩( 'ω' )و

8年経って、まだスタートラインに立っていない件について。

こんばんは。

発達障がい人の大北です。

 

沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、

安心の中で喜びを分かち合える

暮らしの場を仲間とともに育んでおります。

 

本日は、

昨日書いたブログのA面。

 

naturalhspman.hatenadiary.jp

 

 

やはり経験は宝であるという気づきの話。

 

美大での抽象的な講評よりも、

具体的な体験の方が伸びるタイプだと思ったんですよね。

 

『ブルーピリオド』12巻より

 

僕もまさにそのタイプや!

 

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こう見えて僕は、

Sangoにて事務局長なる役職に就いております。

 

事務局長になって、

もうすぐ1年。

 

人生経験においても、

"事務局"の仕事をした経験はほぼ皆無。。。

 

そんな僕が事務局長とな・・・!!!!!笑

 

1年前はそんな急展開に、
驚いておりましたが、

なんだかんだ時が過ぎるのも早いものです。

 

 

 

事務局とはなんぞや??

これを理解することにとても時間がかかりました。

 

今もなお模索中。。。

 

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この1年、

僕がよくハテナを浮かべていた言葉。

 

それは、

「これは事務局のやる仕事だから。」

という言葉でした。

 

全体ミーティングなどでよく聞くフレーズ。

当たり障りのない言葉。

 

でも僕にとっては、

この言葉が非常に難しかったのです。

 

「これが事務局のやる仕事なのはなぜ?」

「だとしたら逆に、

どれは事務局のやらない仕事なの?」

 

事務局という言葉は、

僕にとってはとても漠然として大きくて抽象的な言葉で。

 

会計、渉外、備品管理・・・

くらいまで細分化されるとわかるのですが、

 

それを包括した事務局って、

どこからどこまでを担うお仕事なんだ??

 

が、

何度言葉を聞いても、質問しても、

ピン!!と来なかったのです。

 

ピンと来ないながらも、

自分なりにあれやこれやと立ち回ってみて。

 

抱え込みすぎたり、手放しすぎたり、

行ったり来たり。

 

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「でも、それでよかった。」

そう思えた昨日がありました。

 

昨日僕は、

また1つやらかして。

 

「各々の自由を尊重する」いう名の下に、

手放しすぎてしまった結果、

 

”あそこ、糸の切れた凧みたいに飛んでいっとるやないかーい!”

という状況になっていたのです。

 

その経験を通じて、

「事務局として、

ここはしっかり掴んどかないといけないところだ!!」

を理解することができたのです。

放任主義もやりすぎは考えもの!!笑)

 

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わからないことがわかるようになるためには、

頭に言葉を詰め込むだけでは不十分。

 

どれだけネットで、

「事務局とはなにか?」を調べてみても、

言葉だけではやはり受け取ることが難しい。

腑に落とすには、

僕には体験が必要なのです。

 

体験するということは、
つまりは失敗するということ。

失敗したり、事件が起きたりを繰り返して、
「こうならないためには、事務局が必要なんだ!」

が少しずつわかってきた。

 

失敗したらダメじゃない。

 

できることだけやってても、

発達はない。

 

たくさん失敗を繰り返してこそ、
成長できる。

 

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「Sangoはまだスタートラインに立っていない。」

何度もなんども伝えてもらう言葉。

 

発足から8年経ったけどなお、

スタートしていない。

 

10年でやっとスタートできる、

とも言われている。

 

「こんなに時間をかけてなお、

スタートラインにまだ立てていないなんて、

僕たちの歩みはなんて遅いのだろう。」

とどこか自分を卑下していたところもあった。

 

でも今日、

「10年も実験に時間をかける場所なんて、

他にはない。」

と伝えてもらってハッとした。

 

時短、簡単、お手軽、爆速etc...

早く済ます言葉が世の中には溢れてる。

 

早く形にしないと、早く大成しないとと、

急き立てられるように、

社会で生きてきた過去がある。

 

そんな時代の要請と逆行して、

ゆっくりじっくりコトコトと煮込む。

ワインのように熟成される。

 

時間をかけることができるということは、

なんと素晴らしいことなのだろう。

 

自然のサイクルは本来とてもゆっくりだ。

1つの木が種から大木に育つまで、

何十年もかかる。

 

社会のリズムではなく、

自然のリズムに身を委ね、

 

この実験期間をチャンスと捉えて、
思いっきり経験しよう。

 

これまで経験できたことに感謝を込め、

心新たにここからスタート。

 

今日も気づきに感謝です。

まるっ!!

 

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(1ヶ月経ってついに目を出すデーツさん。ゆっくり育つものの方が大きく育つね。)