こんばんは。
エンパス男子の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える、
そんな暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
その中で、Sangoファーム中城という畑の園主をしており、
薬や肥料を使わず、水やりもせず、祈りと喜びで畑を営む日々。
発達障がいの気質のひとつとして、
「固まる」
ということがあります。
誰かに伝えられたこのが、
自分の考えと反対の意見だったり、
あまりに予想外のことだったりすると、
びっくりして固まってしまうのです。
固まってしまうから、
自分の意見を伝えられない。
場に呑まれてしまって、
相手の意見に頷くだけになってしまう。
そして、
心の中に残るのは、
自分を表現できなかった"残念"。
その残念は、
時間が経つほどに心の奥底で澱んでゆき、
自分のやりたいことを諦めさせてしまったり、
人に対する八つ当たりに変わっていってしまう。
言われたその場で伝えられたら、
大ごとにはならなかったはずのことが、
時間が経つほどに、
大問題に発展する。
「その時に言えないのが悪い。」
と言われてしまえばそれまでだけど、
言えないくらい、
カチンコチンに固まってしまうことが、
気質なのです。
まずはそれを受け入れることからですね。
思い返してみれば、
子どもの頃から固まりっぱなしでした。
自分の意見を強く主張することは、
全然できなくて。
地団駄踏みながら反論することはなく、
何か言われるとただ押し黙る。
大人の言うことを「正しい」と決めつけ、
ただうなずき従う。
自分の意見を伝える間を取ることができず、
パニックして固まってしまうのです。
固まってしまうこと、
ただ押し黙ってしまう自分が、
苦しくて、嫌で、避ける努力をしてしました。
避ける努力とは、
相手の意見に従う努力のこと。
そういう意味では、
家族と"話し合う"ことは、
あまりしてこなかったです。
ただいい子で従うばかりでした。
間違ってもいいから、
自分の意見や考えを伝えることができていたら、
また違う関係を育めていたかもしれません。
でも、
固まってしまう自分に気づけなかったので、
それはそれで致し方なし!
だからこそいま、
改めてSangoという場所で、
チャレンジする機会が与えられている今です。
固まることを手放していくためには、
訓練しかありません。
「話し合う」
にチャレンジする。
固まってしまった自分を受け入れ、
そんな自分を相手に伝えて、
自分にスペースを作り、
ゆっくりでも、泣きながらでも、
自分の意見を伝える。
家族との間でできなかったことを、
もう一度させてもらえる機会。
とても有難いですね。
明日は話し合い。
大切に向かってゆきます。
今日も気づきに感謝です。
まるっ!!