今日は大切な方のお葬式、送り出しに参加してきました。
それはそれは、
とても軽やかな会で、
三線や琴の音が響き渡り、
空気も軽く、
肉体から離れた魂の喜びが、
聞こえてきました。
僕の経験してきたお葬式は、
母の葬儀も含め、
もっと悲しみに満ちて、
重い空気のものでした。
だから、
今回の送り出しの明るさにとても驚き、
こんなにも喜びで送り出していいんだと、
とても嬉しい気持ちになりました。
やっぱりお葬式は、
生きている人たちのために、
しているものだと感じました。
生きている人たちの感情の整理のために、
必要なことなんだなぁと。
これだけの喜びが伝わる会となるためまでに
どれだけ故人とのあいだの
感情の整理が為されてきたのだろうかと思うと、
たくさん学ぶものがありました。
魂の世界に生きて、
本当に良かったと感じる今です。
死一つとってみても、
その受け取り方、伝わり方には、
とても奥深く、喜びの可能性があるんだ。
終わりは始まりへの新たな一歩なんだ。
故人に関わる人たちの、
新たな決意や手放しを見て、
そんなことを強く受け取りました。
そして、
そんな新たな一歩を、
光の世界から喜んでいる故人を感じて、
この世界は、
なんて愛に満ちてるんだろうと、
感じたのです。
僕の母も、
僕たちの一歩一歩を、
祝福し、応援してくれている。
死から紡がれる新たな喜びがある。
それがとても嬉しいです。
僕も軽やかに生ききり、
軽やかに光に還ろう。
そして軽やかに、
見送られよう。
そんな光を、
見せてもらえた今日に感謝です。
大切な故人への感謝と敬意を込めて。
まるっ。