こんばんは。
発達障がい人の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える
暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
昨晩、ある出来事をきっかけに、
自室でパニック発作が起こりました・・・!!
人生で一番大きなパニック発作で、
過呼吸状態に陥り、びっくり。
ゆりさんとまりえさんが、
そばにいてくれました。
過呼吸状態になって思ったのは、
"過呼吸状態のままでいることが楽だ"ということ。
そのぐらい、
現実に戻るのが、向き合うことが怖くて、
このまま消えて無くなりたいという気持ちになりました。
その気持ちのそのままに
「ここにいたくない。」
「みんなと話しはしたくない。」
「怖くてあそこには行けない。」
と口に出して、聞いてもらったら、
気持ちがスーッと楽になって、
少し落ち着くことができました。
気持ちに
いい悪いはなく、ただ在る。
口に出した方が楽になることがあるのだと、
知りました。
思い返せば、
おとといから僕はおかしかった。
ある人が"いい人"している奥に、
また別の感情があるのだと、
気づいていなかったことにショックを受けたのです。
そこから幼い頃の記憶が思い出されました。
親を"いい親"だと思いこむことに一生懸命で、
その親たちに応えようと"いい子"であることに、
必死だった僕。
でも本当は、
ただの"いい家族"ではなく、
親や祖父母も"1人の人間"で。
そこにはいろんな感情があったはずなのですが、
僕はそれを知ることが怖かった。
見て見ぬ振り、気づかぬふりをして、
僕も"いい家族"の一員を演じてた。
おとといのショックから、
そんな自分のとった行動の気持ち悪さが思い出されました。
人の奥にある感情を本当は知っていたのに、
見ようとしなかった。
そんな自分がいたことに気づいたら、
急にパカッと耳が開きました。
耳が開いたら、周りにいる人たちの、
声なき声が今までより聞こえるようになって。
正直に伝えてもらえていない気がして、
そのことが怖くなってのパニックでした。
パニックしたあと、もう一度、
夕食時にいた人たちに集まってもらって、
「自分に何があったのか?」を伝えることはできたけど、
伝えたことに対する、
みんなの言葉を聞くことはまだ怖くて。
伝えてくれる言葉に、
またパニックしてしまって。
昨日は結局、
会話しきれず解散。
それでも仲間たちが、
「明日時間空けておくからまた話し合いしよう。」
と伝えてくれて、お弁当屋さんも休みにしてくれて、
その気持ちにとても救われました。
自分にとっては、
「こんな自分になってしまって、時間を取らせてしまって、
申し訳ない。」
という気持ちでいっぱいだった。
それでも、
そんな僕との時間を大切にしてもらえることが、
とてもありがたかったです。
今朝は、
気持ち落ち着けて、みんなと話しをすることができました。
正直でないように聞こえることにも、
色んな気持ちや事情があるのだと知りました。
混乱してたり、表情だけ固まってたり、
それでもその場を整えようとしてくれたり。
色んな気持ちがある中で、
それでも一生懸命であることを、
間違えだなんていうのはおかしいよね。
昨晩モコさんに、
「親への反抗だね。」と伝えてもらった。
僕は、
"いい親"して、
正直な気持ちを伝えてくれなかったように見えた母に、
反抗したかったんです。
どうして正直なこと言ってくれないの??
と異論を唱えたかったのです。
そんな気持ちの表現が、
パニックでした。
全ては僕のうちにあることですね。
僕はたまにパニック発作を起こすのですが、
仲間たちの多くは、
その姿を今回初めて見たらしくて。
こういう姿を見せられないくらい、
まだまだプライドが高かったのですね。
"いい人"を演じていたのですね笑
今回見せることができてよかった。
何より、
受け入れてもらえたことが、
本当にありがたかった。
心より感謝を込めて。
まるっ。