こんばんは。
発達障がい人の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える
暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
Sangoとは、
一体どんなコミュニティなのだろう??
8年目を迎えた今でも、
そんなことを考えることがよくあります。
ビジネス的な文脈に触れると、
「"サービス"内容はできるだけ絞った方が、
顧客に伝わりやすい。」
とか、
「ターゲットを明確化した方がいい。」
ということをよく見聞きします。
僕はアスペで、とても単純な人間なので、
そう言われると、そうしなくちゃ!
という気持ちになり、
Sangoの定義や伝え方についても、
できるだけターゲットを明確にし、
細かく細分化したメッセージを伝えようと
してしまうところがあります。
仲間とのミーティングでも僕は、
「Sangoはもっとこういう方向性で行った方がいいと思う。」とか、
「こういうメッセージを発信したい。」とか、
色々と提案するわけです。
がしかし・・・!!
そういった提案は、
ことごとく通らない!!!笑
なぜかいつも、
ぴんとこない雰囲気になってしまうのです。
仲間たちからよく返ってくる意見は、
「なんか窮屈に感じる。」
というもの。
細分化しようとすることで、
不自由を生んでしまっているのです。
そこには、
「こうしないと!」とか、
「こうすべきだ!」という、
僕の囚われが含まれているのです。
そもそも僕たちは、
気質が様々で、やりたいことも考え方も、
それぞれ違う人たちの集まり。
1つのテーマに絞るなんて、
土台無理な話なのかもしれません笑
だからこそSangoの理念は、
"霊的成長への実験"。
かくあるべきものなんて1つもない。
全ては実験。
その根底には自由がある。
そんなこんなで、
いまだに「Sangoとはなんぞや。」を、
言葉で表しきれません笑
でも、
今来ているウーファーさんが、
Sangoのお山に滞在した感想として、
「私自分らしさがわからなかったんですけど、
ここにいる人たちは本当にありのままでした。
この場所に私が求めていた光がありました。」
とすごく嬉しい言葉を伝えてくれたのです。
テーマを絞らなくても、
ちゃんと言葉にできなくても、
この場所で育まれている光がある。
言葉で定義するよりも前に、
今ここにあるものを大切に受け取ろう。
今日も気づきに感謝です。
まるっ!
(和やか)