あるがままに生きるために〜コミュニティSangoで暮らす日々のキロク〜

魂の成長を目的としたコミュニティ『Sango』の住人である大北のブログ。“祈りと喜びで育つ畑”「Sangoファーム中城」の園主でもあり、とっても敏感(HSP・エンパス)なアスぺ男子。沖縄の雄大な自然の中で、仲間と共にあるがままに生きる。そんな日々の暮らし・畑仕事の実験や気づきなどを綴っています。敏感男子、ただいま地球に適応中٩( 'ω' )و

当事者であるということ

こんばんは。

発達障がい人の大北です。

 

沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、

安心の中で喜びを分かち合える

暮らしの場を仲間とともに育んでおります。

 

本日は農福連携技術支援者育成研修の

実地研修2日目。

 

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ハウスにて、

葉野菜の収穫と袋詰めをやりました。

 

昨日の研修では、

久々のシャバにドッキドキと緊張し、

 

発達障害の当事者としての参加が、

僕1人であったことにも、

勝手にアウェー感を感じ、

なんか頑張っちゃった自分でした。

 

ええかっこしてたわ!

 

それに気づいた本日は、

もっと肩の荷を下ろして、

「当事者らしく、いつものように振る舞おー!」

切り替えまして、

 

「今あれにパニックしてます」

「これよくわかりません。」

「こういうの僕には難しいです。」

「普段こういうことでやらかすんですよね。」

 

と思ったことはその場で、

バンバンと伝えることにいたしました。

 

すると昨日に比べて、

全然気持ちが楽!!

 

研修自体を楽しめるようになってきました。

 

 

そして午後、

場所を移動しての座学の時間。

 

淡路式と呼ばれる方法に従って、

農作業を細かく分類・評価するということを、

学ぶ時間でございました。

 

目的は、

障害者たちそれぞれに適切な作業を

的確に指示するため。

 

しかしこの淡路式に基づく分類が、

なかなか細かく、難しくて。

(講師の方も普段は使わないってよ笑

農水省のガイダンスに従って、教える必要があるらしい。これがお役所仕事ってやつか・・・🤣🤣🤣)

 

研修参加者みんなで、

頭を悩ましていました。

 

僕も最初は頭を悩ましていたのですが、

ある瞬間、

ふっと抜け出すことができたのです。

 

「僕だったらどんなふうに作業を分類したら、安心して作業できるかな??」

と当事者である自分に問うたら、

 

この淡路式のやりたいことが、

どんどんクリアに受け取れるようになったのです。

 

最終的には講師の方に、

「先ほど伝えていただいたことは多分違うと思います。本当はこういう方法だと思うんです。」と意見までしてしまえるほどに🤣🤣🤣

 

健常者の方々は、

自分に「ないもの」を見ているので、

理解することが難しく、時間がかかる。

 

僕は障害者であるがゆえに、

自分に「あるもの」だという経験と実感があるので、腑に落ちて理解できる。

 

とても面白い現象でした。

 

当事者であることって、

すごい!

 

ピアカウンセリングの意義もまた、

再確認することができました。

 

自分の「できない」を認めて、

発達障害の診断をいただけたことが、

 

こんなにも僕に、

新しい「できる」を見せてくれている。

 

自分をまた誇りに思えた、

とても嬉しい今日でした。

 

それではみなさま、

お休みなさいませ。

 

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