こんばんは。
発達障がい人の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える
暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
本日は食たまプログラムにて、
初めての食事作りメイン担当でした。
食養生の御膳を、
作るというのは人生初の経験で、
ドキドキいたしましたが、
ご飯を作ることはとても好きなことなので、
楽しく作り上げることができました。
出来上がった御膳はこちら！！！
うん！とても上手に美味しくできたー！！！
食べてくださったゲストの方も、
「おいしい」と伝えてくださり、
すごく嬉しかったです。
自分の今までの"お家ご飯を料理する"という世界から一歩外に出て、
"お膳を作る"という、丁寧なご飯を人に食べてもらう世界へ。
料理ということ自体はいつもと変わらないけれど、
いつもと違う料理の一面を見ることができました。
何を特に意識したかといえば、
"丁寧さ"と"美しさ"。
丁寧さでいえば、
「どんな切り方をすれば味がよくしみるかな？？」
「どんな焼き方をすれば食感が保てるかな？？」
「この品をメインにするなら、
体は他にどんなものを食べたいと思うかな？？」
食材に対しても、食べる人の体に対しても、
大切に丁寧に、
意識を巡らせていきました。
美しさでいえば、
「どんな器に、どんな盛り付けで、どんな彩りのバランスでのせると、
目でも美しく見れるだろう？？」
「どんな遊び心で、見た目にも楽しいお膳にしようか？？」
といった具合に、
一品一品の美しさだけでなく、
お膳全体を１つの作品のように考えて、
仕上げていく自分がいました。
普段は、
"スタッフの10何名分か食事を大皿料理として出す"
もしくは
"自分が食べたいものを自分のために作る"
という料理しかやってこなかったので、
おいしいご飯は作ってきたけれど、
食事を"作品"のように作ったことはなかった！！
作品として意識するだけで、
いままでとは違う自分の感性を働かすことができたし、
食材ひとつひとつについても、
「もっと知りたい！！」と思って勉強する自分が現れて、
料理に対する気持ちが高まった、
とても嬉しいチャレンジをさせていただいております。
昔は、
「こんなに愛のないご飯は初めて食べた」
と伝えられるくらい、
イヤイヤ料理してた僕が、
まさか１０年後、
お膳を出すことを楽しめるようになるとは・・・！！
人は成長するんだなぁとしみじみ感じる日でした。
「祝福の水路として、僕を活用してください。」
と毎日祈っておりますが、
面白いくらいに、
食たまに関わる状況が変化してゆき、
食と向き合う濃密な日々を、
ありがたく過ごさせていただいております。
そしてそんな"想定外"も、
楽しめているのは、
毎日の祈りのおかげでもありますね。
日々必要なことが来ることを、
受け入れると決めている。
その祈りのもとに、
裡なる変化を楽しんでおります。
今日はどんな1日を頂けるだろう。
気づきに感謝を込めて。
まるっ！
