こんばんは。
発達障がい人の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える
暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
Sango始まって以来の、
一大行事。
3日間に及ぶ、
福島県の霊山神社・白根三吉神社・瀧野神社の大掃除が無事に終了いたしました🥰
交通費も食費も自己負担の自主参加。
完全なご奉仕としての動きに、
北は北海道から南は沖縄まで、
全国からなんと50名近い仲間たちが集まりました!
参道のお掃除から、
竹林の整備、
社務所や本殿の屋根掃除に中のお掃除まで、
隅から隅まで。
寒かったり雨が降ったり、
ブレーカー落ちて水が出なくなったり、
参道の階段が急だったり、
軽い気持ちで掃除し始めた箇所でトコトン止まらなくなったり、
様々なハプニング笑やハードな状況があったにも関わらず、
みんなが軽やかに楽しく掃除してるのがすごかった!!
喜んでお掃除してるから、
場がどんどん光っていくし、進みも早い!!
そしてみんな疲れも感じさせず、
楽しそう!!🤣🤣🤣
ポンコツパワーすごい!!!!!!
掃除に集中するために、
食事の準備も最低限にしようと決めて、
炊いたご飯とお湯だけ用意して、
あとは参加者各自に対して、
味噌玉持参and一品持ち寄り歓迎とお知らせしていました。
そしたら、
結果的に持ち寄られた自慢の一品料理の数々で、びっくりするほど豪華で美味しいバイキングに🤣🤣🤣
企画した側が頑張るのではなく、
みんなで差し出し合って創られていく、
そんな場がとても嬉しかったです。
今回は有難いことに宮司さんのご厚意で、
白根三吉神社の秋季例祭と直会にも参加させていただきまして、
これまた非常に貴重な経験をさせていただきました。
直会の場では、
そしてなんとSango楽団で三線を演奏させていただきました。
初の人前での演奏!!!!
みんなで音合わせもする時間なく、のぞんだ完全ぶっつけ本番でございましたが、
なんとか形になり、皆さんに喜んでもらえるという奇跡!!!!!!
とても嬉しい夜を経験することができました😃
今回の大掃除は、
若者たちを中心に企画をさせていただき、
僕はその進行の責任者を務めさせていただきました。
暦の学びでお世話になっている師匠の場所を整えさせてもらえるその喜びはひとしおでございましたが、
これだけの規模の企画を進めることは初めてで超ドキドキ。
神社という神域をお掃除させていただくのも初めて。
Sangoのお山を完全留守にして14,5人のメンバーで一斉に移動するのも初めて。
50人もの人たちで一緒に作業するのも初めて。
福島入りする前から、
仲間たちと入念に何度も話し合い、喧嘩もし🤣
前日入りして宮司太刀と打ち合わせ。
実は前日の入りの時点から緊張で、
かなりおかしくなっておりまして🤣🤣🤣
しかも当日は雨の予報となっており、
突然の作業予定の変更も余儀なくされ、
もうマジでどうなるんやー!!!!!!
という気持ち🤣🤣🤣
でも不思議なことに、
もうやるしかないと腹を決めて、
みんなの前に立つと、
緊張しながらも言葉も勝手に出てきて、頭も回り、体も動いて。
自分でも意外なほど楽しんで、
進行役を務めることができました。
今回受け取れたこと。
自分には自分の役割がある
ということ。
松は杉にはなれず、
杉は松にはなれない。
僕には僕に与えられた役割がある。
今回は、
前に立つことが僕の役割。
本当に必要なとき以外はノコギリは置いて、
拡声器を持つことに集中!!
とにかくみんなに委ね、
作業に深くは入らず、
指示出しやサポートに徹しました。
僕は同時に二つのことをするのは難しいポンコツだから。
以前は、
自分を作業に入らないと罪悪感でしたが、
むしろ作業に入ろうとするからどっちも中途半端になっていました。
今回は進行役に徹することができたことで、
これまでの進行役で一番力を発揮することができたと受け取れた今日でした。
一方で実は、
前に立つ以外の部分は、
かなりのポンコツでございまして🤣
お金の計算合わないは、
お願いされたこと忘れるは、
車の助手席でナビ役をうっかり忘れて道間違えさすは、
物をなくしまくるし、荷物の整理も全然できない!!
できるできないが、
超極端な僕でございます。
でもだからこそ、
そこを補ってくれる仲間たちがいたことに、
ものすごく助けられました。
僕は一人では生きていけない。
でも僕にも果たせる役割がある。
皆それぞれが自然体のままで自分の役割=天命を全うできたなら、歯車が噛み合って大きな力となる。
50人全員で歯車を噛み合わせて、
進めることができた大掃除でした。
霊山神社だけでもめちゃくちゃ広大な敷地、
本当に終わるのか??
と思っておりましたが、
まさかまさかの三社全てに取り組み、
きれいにさせていただくことができました!!!
感動で、涙が溢れました。
こんなに神聖な場所をさせていただけるなんて、感謝しかない。
自分を差し出すことで、
目の前のもの=神たちがどんどん光り輝き喜んでくれる。
それが嬉しくて嬉しくて。
差し出した以上の喜びを受け取れた、
それをみんなでともに作り上げられた、
奇跡みたいな経験でした。
ポンコツな僕にとってはとっても大変な行事で、
何度もアップダウンしましたが、
その苦しみをこえた先に、
与えていただいたギフトがありました。
最後に宮司からお言葉と、
贈り物もいただき、喜んでいただけて、
感無量。
感謝。
その一言に尽きる、
かけがえのない時間。
Sangoが始まって10年。
その歩みの中で出会ってきた
学びの仲間たちがいてこそできたこと。
関わる全ての人たち、自然、神々に感謝を込めて。
まるっ!!