こんばんは。
発達障がい人の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える
暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
先日まで約１０日間、
ウーファーのMさんがSangoに滞在されていました。
彼は聴覚障害を持っていて、
耳がほとんど聞こえません。
そんな中で、
WWOOFを活用して日本全国を回り、
ホストを50件以上周っているベテランウーファーさん。
ご自身の体験から本も出されています🥰
（各地のホストさんでの滞在の様子がまとめられた１冊。ウーファーさんがホストを選ぶ上で、とってもいいガイドブックに仕上がっております😍）
彼はベテランで、
滞在慣れしているとは思いますが、
僕にとって、
耳が聞こえない方とのコミュニケーションは初めてのこと。
出会うまでは僕結構ドキドキしていました。
実際に会ってみると、
本人とっても明るい人で！
最初の頃は、
筆談とジェスチャーがメインだったのですが、
全然問題なくやりとりできました。
さすが！！
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そんな中、
彼から手話を教えてもらうきっかけがあり。
せっかくの機会だから、
手話を勉強しよう！ということで、
僕も朝な夕な少しつづ手話を覚えてゆきました☺️
すると、
手話がめっちゃ楽しい！！！
身振り手振りと、
表情を使った言語。
文字だけの言語と違って、
とても感覚的で。
カラダで覚えるから、
するすると自然に身についていくのです。
言語を学ぶことは、
単語を覚えた理頭を使うイメージで、
敬遠しておりました。
こんなに簡単に楽しく学べる言語だとは！
日を追うごとに表現の種類が増えていき、
Mさんとのコミュニケーションの幅も、
日に日に広がってゆく。
伝えたいことが伝えられる喜びを、
たくさん受け取ることができました。
（お仕事もとっても丁寧🥰🥰🥰）
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彼がいることでの、
僕たちの変化として感じたのは、
場が明るくなった
ということ。
彼が身振り手振りと表情を使って、
全身を使ってコミュニケーションしてくれて、
僕たちも自然と、
表情とジェスチャーが増えていく。
どんどんみんな表情豊かになり、
雰囲気が明るくなっていったのです。
いままで、
「口で伝えること」に甘えていたのだ
と気づかされました。
発達障害ゆえに、
表情が乏しかったり、硬くなりがち。
緊張ゆえに、
目も合わせず、言葉だけで伝えてしまう。
無意識のうちに、
「言えばいい」という投げっぱなしの、
コミュニケーションをしていたのだと受け取りました。
一方、
Mさんは伝えることを諦めない。
伝わるまで何度でも、
全身全霊で伝える。
そんな姿にとても感銘を受けたのです。
相手に言葉を伝える、届けること。
それはプレゼントと一緒かもしれません。
ただ物だけを渡すのではなく、
丁寧に袋に包んでリボンを添えるかのように。
表情も、身振りも含めて、
丁寧に届ける。
そんな思いやりを、
彼に気づかせてもらいました。
障害があるからこそ、
そのハンディを乗り越えて得た力がある。
発達障害の僕にとって、
とても大切な学びをいただきました。
また一緒の手話で話せる日が楽しみ！
出会いに感謝です。
まるっ！！
