こんばんは。
発達障がい人の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える
暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
最近は、流れに従うことよりも、
流れを起こすことの方が多い。
例えば、
毎日の作業において、
誰に何をしてもらうか采配すること。
特に今は、ウーファーさんや研修で、
スタッフ以外の方がSangoに滞在されているので、
こういった方々に何をしてもらうのか？
毎日のように意識を張り巡らせている。
その中で気づくのは、
自分自身の脳のキャパの少なさ！！
昨日からウーファーさんが一人増えたのだけど、
たった一人分の考える要素が増えただけで、
もう頭がパンパンになってしまう自分に気づいた。
何かをまとめたり采配したり、
自分の頭は優秀なのだと思いがちな僕だけど、
実は結構すぐキャパオーバーになり、
ショートして思考停止になりがち笑
自分の想像しているよりもずっと、
脳の容量が少ないことを、
やっと自覚し始めた最近なのです笑
だから、
今日モコさんに伝えてもらった、
「フゥ〜」がとても気に入っていて。
温泉に入った時のように、
「フゥ〜」と声に出してみる。
変に長すぎず短すぎず、
自然な「フゥ〜」。
パンパンになった脳みそが、
それだけで緩む。
頭に鳴り響く声がやむ。
僕の頭はすぐにパンパンになり、
緊張してしまうから、
ことあるごとに「フゥ〜」「フゥ〜」言って、
自分を緩ませることが今日はできた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いろんな人と作業していると、
人それぞれのモチベーションが違うことに気づく。
内から湧き出るものが、
人によって全然違う。
整えることに気持ちが向く人。
測ることに気持ちが向く人。
創造することに気持ちが向く人。
それぞれの好きな分野が違うのだ。
作業の途中で、
「今日はこれをやってもいい？」
という声が出た。
やってもらっていたこととは
別のことだったけれど、
今日は、
自分の"やってもらいたいこと"に執着するのではなく、
相手の湧き出るものに沿うことを選んでみた。
すると、
僕の"やってもらいたいこと"については、
もっと適任な人が現れて、
その人に委ねることができた。
自分の"我"を通すことを手放すと、
自然な流れが生まれ、
スルスルと事が運んでいく。
そんな経験ができて、
とても嬉しかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
でもだからと言って、
それぞれの"得意"なこと、
"好きなこと"ばかりしてもらうということも違う気がする。
僕が僕の"得意"なことばかりしていたら、
今の僕はいなかった。
大工も畑仕事もまとめ役も、
最初は全然できなかったし、苦手だった。
でも諦めずに取り組んでいるうちに、
どんどんできるようになっていき、
楽しめるようになってきた。
人の才能はいつ開花するかわからないし、
思わぬタイミングで内なる泉が湧き出ることもある。
最初からできるものもあれば、
やっているうちに発達していくものもあるのだ。
そもそも、
それぞれの"したい"ばかりに合わせてたら、
僕の脳はまたすぐにパンパンになる。
今日は片付けがしたかったとして、
「動ける人が５人いるのに、
片付け得意な人が1人しかいないから、
この人にしかお願いできない！」
なんて考え始めたら、
窮屈すぎて死んじゃう笑
相手の都合ばかり意識しすぎるのも、
考えもの。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
自然な流れはどこから生まれてきたのだろう？？
"自然な流れ"と聞くと、
何事もなく穏やかに事が進むことをついイメージしてしまう。
波風立たないことを理想としがちだ。
でも今日の自然な流れは、
「これはしたい。」「これは気が乗らない。」
というそれぞれの気持ちから生まれてきたもの。
各人の"素直な気持ち"が、
とても"自然だったのだ。
「今日はこれがしたい。」
「これはちょっと気が乗らない。」
「でも今日はチャレンジしてみたい。」
「やっぱり今日は疲れてる。」
それぞれの正直を、
受け入れ尊重し合いながら、
流れていく。
その結果、
今日の自然な流れが生まれたのだと受け取った今。
僕が自分の気持ちを無視して、
「あの人は料理が好きだって今日わかったから、
明日からは料理をお願いしないと」
とか考え始めるのはもう不自然笑
結局のところ、
僕が僕にできることは、
「今日はこれしてもらいたいんだよね。」
って素直に伝えること。
そこから伝え合いを始めたらいいやんね。
自分一人でなんでも抱え込もうとせず、
周りの正直も信頼する。
これもまた自然だし、全体性だね。
回り回って気づきに至って、
嬉しい夜。
今日も感謝です。
まるっ！！
(本日はこの人の寸法出しがすごかった！)
