こんばんは。
発達障がい人の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える
暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
さて巡礼の旅もいよいよ5日目。
大詰めの段階に入りました。
剣を下ろすこと。
戦いをやめること。
これは、
巡礼の旅の2日目に受け取ったメッセージ。
そのあとに、
もこさんに伝えられたことは、
「剣を下ろしたその先に、
あなたはどうするの??」
でした。
1つの物語が終わった時、
次にどんな物語を紡ぐのか?
それがこの巡礼の旅5日目のテーマとなりました。
5日目の朝は、
道後温泉からのスタート。
150年以上の歴史がある 、
道後温泉本館にて朝風呂に入りました。
6時20分に行った時点で、
すでに男性は順番待ち!!
すごい人気の温泉でしたが、
入ってみたら納得のお風呂。
朝からとても気持ちのいい時間を過ごすことができました。
そしてこの日は、
レンタカーにて感じるままに四国を旅をすることに。
まず向かった先は愛媛の松山城。
リフトにて城を目指します。
リフトに乗ってたら、
素敵な言葉とも出会いまして。
旅は全てがメッセージですね。
そして訪れた松山城。
なかなか素敵な波動のお城でした。
それもそのはず。
このお城は築城以来一度も戦に巻き込まれなかったお城。
このあと宇和島城という愛媛の別のお城も目指したのですが、
宇和島はとても戦いが多かった場所。
この2つの場所の波動の違いは、
歴然としていて。
土地に残る記憶が、
いかに今に影響しているのかを、
とても強く感じました。
また、
松山城は昭和以降に行われた
城の改修工事についても、
そのやり方がなかなか粋でございまして。
近現代における城の改修工事は、
鉄筋構造が主流であるところを、
松山城は現存する城の設計図を参考にして、
できるかぎり築城当時の木での施工を再現しているのです。
その心意気も、
なかなか感動した次第でした。
松山城を後にした後も、
先ほど記述した宇和島を目指すなど、
時間のある限りドライブしながらの学びを楽しんでおりました。
ここで僕は、
自分のやりたいことを1つ、
みんなにお伝えしたのです。
それが、
「可愛い服を買いたい!!」
ということ。
(伝えるのめっちゃドキドキしました)
剣(=男性性)を下ろした時、
目覚めてくる本来の女性性。
もともと、
トランスジェンダーとしての自分がいることは、
自覚しておりましたが、
服装などについては女性的なものを着ることに、
どこかブレーキをかけていた自分がいたのです。
男であらねばならない。
そうでないと親や祖父に認められない。
という見栄(=戦い)が下ろしきれていない自分が
これまではいたのです。
しかし、剣を下ろしたと同時に、
新しい自分に踏み出したいという気持ちが、
湧き出てきて。
わがままを伝えて、
松山のイオンに寄ってもらいました。
初めて婦人服コーナーで、
自分の着たい衣服を物色。
パートナーのゆりさんに付き添ってもらい、
もこさんからもオススメの服を示してもらい、
色々と試着させていただいて、
これだ!と思うものを購入しました!!
それがこちら↓↓
なかなかかわゆい🥰
レジで会計を済ませた後、
胸の内側から、
ぷわーーっって自分の心がひらいて。
“嬉しい”が溢れ出てきました。
「女の子でもいいんだ。」
そう思えたら、
今までと全然違うエネルギーを
自分の中から感じることができて。
こんなにも
「女の子ものの服を着たい」
と思っていたなんて、
全く自分では気づいていなかったので。
(服装はメンズっぽい中でちょっとカワイイ感じ
ぐらいがちょうどいいと思っていました。)
祖父の目、親の目を気にして、
見栄を張っていた自分が、
自分の”やりたい!”にすごく蓋をしていたことに、
気づくことができました。
周りを気にして認められたくて、
見栄を張っていたからこそ、
周りとの比較が強くなっていて。
周りと比べて、
自分をダメにしてしまっていたことに
またひとつ気づきました。
「自分は自分でいいんだ。」
ということが腑に落ち、
新しい自分をスタートできた日となりました。
そしてそんな記念すべき日の最後は、
船での門出。
人生初の寝台の船で、
小倉を目指します。
(ウッキウキの子どもたち笑)
新しい門出を祝うメッセージを、
港でもいただけて笑
とても素晴らしい1日に心からのありがとう。
そして巡礼は最終日へ。
また明日、乞うご期待でございます。
今日も気づきに感謝です。
まるっ!!