あるがままに生きるために〜コミュニティSangoで暮らす日々のキロク〜

魂の成長を目的としたコミュニティ『Sango』の住人である大北のブログ。“祈りと喜びで育つ畑”「Sangoファーム中城」の園主でもあり、とっても敏感(HSP・エンパス)なアスぺ男子。沖縄の雄大な自然の中で、仲間と共にあるがままに生きる。そんな日々の暮らし・畑仕事の実験や気づきなどを綴っています。敏感男子、ただいま地球に適応中٩( 'ω' )و

"社会的でない" コミュニティの素晴らしさとこれから

こんばんは。

エンパス男子の大北です。

 

沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、

安心の中で喜びを分かち合える、

そんな暮らしの場を仲間とともに育んでおります。

 

その中で、Sangoファーム中城という畑の園主をしており、

薬や肥料を使わず、水やりもせず、祈りと喜びで畑を営む日々。

 

「社会に出る」

という言葉。

 

学生時代を終わったら、

僕たちは”社会人”になる。

 

「学生気分はさっさと抜けないと」とか言われながら、

いつのまにやら社会の一部となっていく。

 

そこにあるルールや規範に沿うことが、

当たり前な世界で無意識のうちにそれに準ずる。

 

そんな中で失っていくもの、

忘れてしまうものもあるだろう。

 

社会的に生きることが、

この世界にとっての常識で正義な気がするけれど、

 

逆に、

 「社会的でない」ということの素晴らしさもあるのだ。

 

 

本日は、
Sangoにて「糸かけ曼荼羅ワークショップ」が開催されました。

 

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(これは先生方の作品だお)


講師の方々が、

うちのスタッフ向けに開催してくれたワークショップ。

 

しかもご奉仕でっ!!😂

もうほんと心から感謝です🌈🌈🌈

 

まずは釘打ちからやってゆきまして、


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そこに糸をかけてゆきます。
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なんとなく適当にかけるのではなく、

糸をかける順番や規則性があって、

まさに数学!マスマティックス!!

 

数字の規則性が、

図形という目に見える現象として現われていく。

 

なんと美しく素晴らしいことなのでしょう。

 

最初は、

釘の数を数えながらやっていくという、

地道な作業なのですが、

 

慣れてくると、

数を数えなくても、感覚的に糸をかけられるようになってくる。

 

科学と芸術、左脳と右脳、

男性性と女性性の融合が起こってる!!

 

すごく、楽しいっ・・・!!!

 

そして僕が完成させたのがこちら!!


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自画自賛になるけど、美しい〜!!!

 

僕はこんな感じの色使いでしたが、

これがスタッフそれぞれめっちゃ個性豊かで、


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同じことをやっているのに、

こんなに風景が違う!!

 

それぞれの波動が、

見事に表現されている、

とても楽しい時間となりました☺️

講師の方が感想として、

「こんなにスムーズにできるのは珍しいです。」

と伝えてくれて、

 

それに対してモコさんが、

「うちらは反社会的だからね笑」

と答えていたことがとても印象的でした。

 

 

社会一般の規範にとらわれず、

僕たちなりのやり方で、

コミュニティーを育んできた我々。

 

だからこそ、

「こうすべきだ」という価値観が薄いのです。

 

とっても君主気質なので、

「したい!!」という気持ちで動く僕たち。

 

ゆえにこういう糸かけでも、

「こうしなきゃ!」というプレッシャーがあまりなく、

感覚的にスムーズに、そして自由に、

完成に向かって楽しむことができたのでしょう。

 

 

そんな自由さを育んでこれたのは、

Sangoのこれまでの気風がゆえ。

 

Sangoというコミュニティには、

組織という"形式"がこれまであまりありませんでした。

 

「何を誰がどのように決めるのか??」

という権限において、非常に曖昧な部分が多く、

細かいルールもちゃんと決めていることはほとんどない。

 

一般的な会社からすると、

ビックリするくらい曖昧な組織だと思います。

 

法人格を持ちながらも、

”社会的”な整備がまだまだされていないコミュニティ。

 

そこから必然的にでてくるのは、

たくさんのすれ違い(笑

 

そして、そのすれ違いの数だけ、

コミュニケーションが生まれました。

 

このコミュニケーションこそ

が僕たちにとても重要なことだったのです。

 

 

僕たちも最初から

「自由」だったわけではありません。

 

むしろ、

それぞれのこれまで生きてきた環境で、

培ってきた常識や規範、社会性があったのです。

 

そして僕のようなアスペな気質を持つ人々は特に、

規範意識がめっちゃ強い。

 

社会に出てから無意識のうちに刷り込まれた、

"規範"を異常なまでに守り、相手に押し付けるところがあります。

 

それゆえに、

自由になるために僕たちにまず必要だったのは、

刷り込まれた"常識"から自分たちを解放することだったのです。

 

だからこそ、

Sangoが最初から細かいルールを決めないことは、

非常に良かった。

 

ルールが最低限しかない荒野のような場所で、

コミュニケーションを通じて、

一から関係性を育むことができた。

 

だからこそ、

家族のような安心がある関係性が、

紡がれてきている今があるのです。

 

最初から決まりばかりだったら、

これだけのコミュニケーションは生まれなかった。

 

「ルールはこれだから。」

「決まりに従えばいい。」

というこれまでの意識のまま、

 

正しいか間違っているかで、

物事も人も判断してしまったことでしょう。

 

 

曖昧だからこそ、

本当に必要なこと、大切にしたいことを、

考えることができて、

 

愛ある暖かい関係性が育まれているのです。

 

社会的でないということの中に、

愛ある社会性を育む、

とても素晴らしい機会があったのです。

 

 

そしてこれから、

僕たちは新しい段階に突入します。

 

それが、

"僕たちらしいルールづくり"。

 

これまでは僕たちが成長するために、

ルールの少ない無法地帯のような環境が必要でした。

 

でも、

やはりそれではどうしても、

責任や役割が不明瞭になり、

すれ違いや責任転嫁も起こりやすくなってしまう。

 

刷り込まれた"常識"から解放され、

コミュニケーションすることに慣れてきた今、

 

より僕たちが、

責任を持って自由に、自分たちらしく生きていくために、

改めてルールを考える時期が来たのです。

 

今だからこそ、

「本当に自分たちに必要なルールは何か?」

をゼロから見つめて、創造することができる。

 

何事にも段階が必要で、

破壊があって、初めて創造がある。

 

僕たちも7年かけて、

たくさん古い自分を破壊して、再構築して、

イマココの創造に挑戦することができるようになりました。

 

ここからどんな新しい"社会"が、

このコミュニティに生まれるかが、

とっても楽しみです。

 

どんどん創造してゆきますよー!!

 

今日も気づきに感謝です。

まるっ!!

 

 

 

・僕たちの生きるコミュニティ『一般社団法人Sango』

www.sangookinawa.org


・僕たちの民宿『やんばるの宿 ゆい』

yaaninjuyui35.wixsite.com



・僕たちのお惣菜屋さん『発酵おうちごはん かりぃ』

yaaninjuyui35.wixsite.com

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