こんばんは。
エンパス男子の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える、
そんな暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
その中で、Sangoファーム中城という畑の園主をしており、
薬や肥料を使わず、水やりもせず、祈りと喜びで畑を営む日々。
Sangoの理念の中には、
「霊的成長への実験」という言葉があります。
僕たちの営むあらゆることは、
霊的成長への実験。
すべてが魂の進化への道であると、
この理念を通じて受け取っている僕ですが、
そんな僕にとっての大きな実験の一つが、
自分の発達障害を受け入れること。
発達障害という言葉と出会い、
「自分が発達障害??」と疑い、抵抗し、
様々なやらかしを通じて、観念し、受け入れ、
診断を受けるに至る。
この過程そのものが、
霊的成長への実験であったのです。
それは遺伝子易経とのつながりであるとも言えます。
自分の遺伝子の中にある心の闇(shadow)が
才能や光へと変容するためには、
観照が必要。
闇を観て、光で照らすこと。
子供の頃から、
「いい子」の仮面をかぶっていた僕は、
プライドが高く、できる風を装う人間でした。
そんな僕が壁にぶつかったのは、
社会人時代。
「僕はできる人間だ」と信じていたはずなのに、
うまくできない!!特に人間関係がうまくいかない!
それを自分のせいではなく、周りや社会のせいにして、
会社を飛び出し、いろいろを経て沖縄へ。
沖縄に来て、
「あなた、アスペルガーでしょ」と伝えられるも、
そんなはずないと抵抗し続けた数年。
この時期は、
特にやらかしがひどかったのでございます。
それもこれも、
障がいという名の"闇"に反発していたから。
自分自身の中にある、
様々な困難を引き寄せる種の存在を、
自身のプライドゆえに認めず、
"ないもの"として扱ってきたから。
闇に気づいていない。反発する。
光があたってない。
ゆえにそこに進化はなく、
障がいは才能として生かされず、
同じ失敗を何度もぐるぐるしちゃう。
そんな僕でございました。
しかし、
何度も何度も失敗を繰り返す自分に観念し、
プライドを下ろし、
自身の障がいを受け入れていくと、
自分の中で変化が訪れてゆきました。
受け入れる前に比べて、
できることがどんどん増えていったのです。
感情の波も以前より穏やかになり、
とても生きやすくなりました。
これこそが、
闇の光への変容。
自身の障がいと反発するうちは、
闇は闇のまま。
観て、照らし、受け入れて初めて、
エネルギーが変化していく。
だからこそ、
Sangoでは「気質」の話をたくさんします。
「この人はどんな気質を持っているか?」
「何が得意で何が苦手か?」
「どんなことに苦労しているのか?」
お互いの気質を伝え合う、理解し合う。
そしてなにより、
自分の気質・障がいを理解する。
それが、
自身の闇を光に変えていく霊的成長への道なのだと、
僕は理解しています。
もっといえば、
障がいは個人的なものではなく、
遺伝子により引き継がれてきたもの。
自分だけの問題ではないのです。
先祖代々受けつがれてきた、
「発達しきれなかったもの」。
それを現在の地球代表として、
発達することにチャレンジしているだけなのです。
発達させるためには、
観照すること。
現在地を知ること。今を受け入れること。
真の意味で、
闇を受け入れることができれば、
光となり、障がいを超えてゆける。
魂の道に限界はなく、
「自身が障がいである。」と受け入れることは、
卑金属(闇)を金(光)に変える、霊的な錬金術なのです。
気づいていないだけで僕たちは、
困難を引き寄せる「障がい」的な気質をみんな持っている。
僕はそう受け取っています。
ただそれを認めたくない。
認めることが難しい。
プライドゆえの苦しみ。
「できること」ばかりに意地はるのではなく、
「できない」自分を受け入れ、共有し、手放していくこと。
自分を降ろすことで、結果的に上昇していく、
逆説的な宇宙の仕組み。
まだまだプライドの高さのある僕ですが、
自分を観て、照らして、宇宙に身を委ねてゆきます。
以上が現場より。
「発達障害と霊的成長」についての、
実験途中経過のレポートでした!!
今日も気づきに感謝です。
まるっ!!