あるがままに生きるために〜コミュニティSangoで暮らす日々のキロク〜

魂の成長を目的としたコミュニティ『Sango』の住人である大北のブログ。“祈りと喜びで育つ畑”「Sangoファーム中城」の園主でもあり、とっても敏感(HSP・エンパス)なアスぺ男子。沖縄の雄大な自然の中で、仲間と共にあるがままに生きる。そんな日々の暮らし・畑仕事の実験や気づきなどを綴っています。敏感男子、ただいま地球に適応中٩( 'ω' )و

伝えること鴨が足をバタつかせるが如し

こんばんは。

エンパス男子の大北です。

 

沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、

安心の中で喜びを分かち合える、

そんな暮らしの場を仲間とともに育んでおります。

 

その中で、Sangoファーム中城という畑の園主をしており、

薬や肥料を使わず、水やりもせず、祈りと喜びで畑を営む日々。

 

「自然体でありたい。」とはよく思うものだけれども、

もっとも自然体であるのは植物や野生動物。

 

「自然体を望むなら、野生動物から習うべし。」

 

遺伝子易経にてそんな感じを記述を目にして、

真っ先に思い出したのは、鴨の話。

 

鴨同士が縄張り争いかなんかで、

お互いにストレスが爆発し、喧嘩となる時、

足をばたつかせるらしい。

 

水をバシャバシャバシャー!!

ってする。

 

それだけで喧嘩は終わり、

あとは何事もなかったかのように落ち着いている鴨。

 

鴨に怒りを引きずるとか、相手を恨むとか、

そんな根に持つような感情はないのだ。

 

子供同士の喧嘩も同じこと。

 

めっちゃ喧嘩した!!と思った次の瞬間には、

勝手に終わって、何事もなかったように一緒に遊んでいる。

 

鴨も子供も今を生きている。

 

でも大人になるとそうはいかなくて、

一度のすれ違いが一生の仲違いになったりする。

 

過去のことが未来にまで続いてしまうのが、

思考が発達した人間の厄介なところ。

 

大人になると仲直りの仕方を忘れてしまうところあるけれど、

素直な気持ちを伝えてみたら、案外野生動物に戻れるのです。

 

 

昨日、

ここ数ヶ月いっしょにある活動をし、

お世話になった友人たちとお疲れ様会をしたのです。

 

素敵なペンションを借りていただいて、

みんなでBBQ。

 

そんなさなか、

お互いに本音を伝え合う機会があったのでございます。

 

僕自身、

相手の活動への関わり方について結構反省する部分があり、

とてもよき学びにのでございますが、

1つだけある人に対してずーーーーっと引っかかってることがあって。

 

その人は昔からお世話になり、すごく尊敬している人生の先輩だったので、

自分の引っかかりを伝えることはとても勇気が必要だったのですが、

 

「今日は素直に全部伝える」と決めて来ていたので、

どきどきしながらもその引っかかりを伝えることにしたのです。

 

伝えるまでにとても時間がかかり、

伝えようとすると涙も出てきましたが、

「えいや!」と踏みきって自分が"寂しい"と感じたことを

お伝えしました。

 

するとどうでしょう。

 

伝えきった瞬間に、

ものすごくスッキリしちゃったのです!!笑

 

伝えるまでの緊張はどこへやら。

あれだけ自分を悩ませたあの感情はいずこへ??笑

 

なんかすごく満足してしまったもんだから、

僕の伝えたことに対する相手の素直な本音も、

「そうだったんですね。」というフラットな気持ちで、

すごく穏やかに聞くことができ、

 

わだかまりがするっと解消されて、

今まで以上にお互いを理解し合えて、

とても良い時間になったのです。

 

伝えるまでは大問題かと思いきや、

伝えてみたら一瞬の出来事。

 

まさに鴨の足バタバタ。

 

なんやかんやいろんな感情に、

いろんな理由をつけたがる僕たちですが、

 

結局は、

「伝えたい。」「こんな自分を知ってもらいたい。」

だけなのですね。

 

それは自分だけでなく、相手も一緒。

 

お互いに伝え合えたら、

結構後腐れなく満足するもの。

 

「納得いくまで話し合う」も大切な時もありますが、

自分の感情にケリをつけることができるのは結局自分。

 

変にこだわりすぎて感情を長引かせるより、

「伝えること鴨が足をばたつかせるが如し」で

サラッといくことが心地いいし、自然な姿なのだと、

気づいた出来事でございました。

 

今日も気づきに感謝です。

まるっ!!

 

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